賃貸か購入か

RR(愛知県)

解決済み 2010年04月23日
不動産に関して、ご相談させてください。

2010年10月の出産にあたり、現在の1LDKの住居から
夫の両親の近くの少し広い家に引越したいと考えています。

希望の地区の学区が人気があり、賃貸で探すと希望の物件では
8~9万円ほどになります。現在の家賃は6万です。
育児休暇に入ることもあり、あまり住居費をかけたくありません。

そこで、以下の条件の中古マンションが売りに出されているのですが、
賃貸で引越すよりは、こちらを購入したほうがよいでしょうか?

同地区では、築30年くらいのマンションも1200万円前後で売りにだされており、
もし、住み替えしたくなっても、売りに出しやすいのではないかと考えて
います。

どうぞよろしくお願いします。

<家族構成>
夫 26歳 年収500万円
妻 27歳 年収350万円
2010年9月より1年間育児休暇の予定

預貯金 500万円


<物件情報>
3LDK 築10年

物件価格 1,600万
管理費   6,000円
修繕積立金 10,000円
駐車場  8,000円

駅 徒歩7分


No.198

回答 8件

古川 ファイナンシャルプランナー
所属:古川FP事務所
エリア: 島根県 松江市

良く聞かれるご質問ですね、賃貸か購入かどちらが良いかの結論付いた回答は出来ませんが、それぞれの特徴やメリット&デメリットを理解して頂き、RRさんの考えの
参考になればと言う意味で、アドバイス差し上げます。


1,財産形成の視点から?

  *賃貸物件→財産として残らない!
  *購入物件→住宅ローン等の完済になれば自分の財産に!

2,居住比負担の視点では?

  住宅ローン返済額と家賃支払額とを単純比較しては、見当するに当たり不十分です。

  物件購入の場合は、頭金+諸費用(登記関連・ローン借入手数料)+ご指摘の管 理費、修繕積立金、駐車場、更に固定資産税が発生します。特に忘れがちな事柄が、固定資産税を見落としますので、気おつけなければなりません。

  賃貸住宅では、地域によっては契約更新料が必要な地域もあるようです。

3,老後の住環境からの視点では?

  購入の場合は、ローン完済後住む家には困らないが、修繕などのメンテナンス費用が必要となります。
  賃貸の場合は、高齢者が将来的に増えるため(少子高齢化社会到来のため)良質な賃貸住宅が充実する可能性もある。

4,それぞれのメリットは?(反対がデメリットになります)

  購入のメリットは?
  ・家主への気遣いなどの煩わしさが有りません
  ・老後の住居の心配が有りません
  ・増改築の間取りなどの変更が出来ます
  ・信用力がつきます

  賃貸のメリットは?
  ・手軽に転居できるので、気分一新が出来る
  ・家族構成の変化で、住み替えが出来る
  ・住宅ローン返済に追われることなく、教育費や老後準備などが、比較的に出来やすい。今の生活をエンジョイできる。

以上のことから、どちらがよいかという判断基準は?
     ↓
*絶対的な判断基準は有りません!

*どちらがお得か?といった金額比較も
     ↓
・金利変動や不動産将来の資産価値の動向が不確定要素があり、試算前提、条件が少し変わるだけで金額の比較は変わります。

・設計の自由度(戸建て等)や住み替えの容易さと言った金額評価できない部分があります。

・最終的には個人の価値観により、購入か賃貸かのそれぞれの特徴を理解することから考えることが必要です。

・自分自身の経済状況やライフスタイルなどで、価値観にあった方を選択することがポイントです。


上記のことが、一般的に賃貸か?購入か?を考える上での概論です。



次に具体的な情報の中での、シミュレーションを行いますので参考にして下さい。

*希望地の賃貸相場=8~9万円・現在家賃=6万円
   ↓
住み替えに置ける賃貸での差額=2~3万円の増


*中古マンション購入のシミュレーション

購入希望物件の金額=1600万円→年収の5倍以内OK(500万円×5=2500万円)

月々の住宅ローン(A)+24,000円(管理費+修繕積立+駐車場)

*(A)の金額は?(前提シミュレーション)

<条件>
ローン借入額=1600万円 ・ 金利3%(全期間固定)・ 元利均等の場合は 

借入期間

(a)35年=毎月返済額 61,576円 ・ 返済総額=25,861,933円

(b)30年=毎月返済額 67,457円 ・ 返済総額=24,284,392円

(c)25年=毎月返済額 75,874円 ・ 返済総額=22,762,143円

(d)20年=毎月返済額 88,736円 ・ 返済総額=21,296,548円

上記の計算からすると、毎月のローン返済額は61,576円~88,736円となり、管理費等をプラスすると

(a)の場合では、61,576円+24,000円=  85,576円・ローン完済時年齢=61歳

(b)の場合では、67,457円+24,000円=  91,457円・ローン完済時年齢=56歳

(c)の場合では、75,874円+24,000円=  99,874円・ローン完済時年齢=51歳

(d)の場合では、88,736円+24,000円= 112,736円・ローン完済時年齢=46歳

以上の金額にプラスして、固定資産税がかかります。



ここまでが、住む事に対する経費です。この金額にお子様誕生での将来の教育費を考えてみましょう。

*幼稚園から大学(公立・大学は国立)までの教育費は、810万円

*幼稚園から大学(私立の場合)までの教育費は、2,155万円

(数字は、幼稚園から高校までは、文部科学省「子供の学習費調査・平成18年度」)

(大学は、独立行政法人 学生支援機構「学生生活調査」を元にPowerFPが作成)

老後の資金として、一般的に、公的年金以外に3000万円が必要と言われています。

結論めいたことのコメントは、避けますが、是非、人生の三大資金の住宅資金(居住に関するお金)、教育資金、老後資金です。バランスを考えどこかのFPに依頼され、ライフプランを作成されることをお勧めします。
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石井 詳文 ファイナンシャルプランナー
所属:石井ファイナンシャルプランニング
エリア: 愛知県 愛西市

賃貸か購入か悩んでいるのですね。
どっちがいいかとは一概には言えないんです。ご主人が転勤の予定がある場合や
生命保険に入っているかでも変わってきます。ローンの団体信用生命保険に入るか入らないかでも、かなり変わります。
この情報だと大雑把にしかいえませんが。よろしいですね。


中古マンションに関わらず、新築でもそうですが。年数が経てば価格は下がります。
しかも、子供さんのご出産が控えているのですね。
なら維持費、管理費は掛かりますが物件を見定めてから購入するとよろしいですね。
ただ、もう少し頭金を用意したほうがいいと思われます。
賃貸の場合は、短期の住居としては最適ですが、長期だと費用が高くなります。
10月までにお金を貯めて預貯金を増やすことです。
せめて後、100いかないまでも50万は貯めるとローンが楽になりますよ。

子供の段階で考えていたら、後が大変になります。

幼稚園でも  私立は1年の総額は54万 公立  25万 
子育てでも、公立高校授業料無償化とか言ってるけど。私立や大学に行く場合は
もっとかかるんです。
対面だと資料を見せられるんですが。データが多いんで調べてください。
子供さんをどういう風に育てるか、世帯ではどうしたいのかが重要なんです。生き方が判らないと答えが出せません。私達の考えはこうで、この上で賃貸がいいか購入がいいかならわかるんですが。

FPにライフイベント表とキャッシュフロー表を作ってもらうか作り方を教えてもらって
シミュレーションをしてみてください。
こんな答えになりました。
もし、機会があれば是非。

元気なお子さんが生まれるといいですね。これからです。
幸せな家族に育つといいです。
頑張ってください。
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成田 ファイナンシャルプランナー
所属:ライン・プロジェクト
エリア: 青森県 弘前市

購入か賃貸か!?
 諸事情や他の支払いなどの情報が分からないので、表面上の見解になりますが、参考にしてみてください。
 
今回は購入派でシュミレーションしてみました。
例えば、SBI住宅ローンを選択した場合、現在の金利35年フラットで、2,59%! 当初10年間は1,59%!(物件1600万円・諸経費200万円でのシュミレーションです)
 
返済額にすれば、35年返済 2,59%⇒⇒⇒65,220円
        35年返済 1,59%⇒⇒⇒55,910円

これに管理費等24,000をプラスして、表面上の返済比率を計算すると、
月々返済89,000で21%になります。

住宅に関わる費用が、返済比率25%で押えることができれば、金融機関でも“理想ですね!”と言ってくれると思います。

ただ、SBIさんは、団信生命保険が別途になっていますので、各金融機関を比べる作業は必ず行ってください。

今回の見解は、ファイナンシャル・プランの全体的な事ではありませんので、出来る事なら、お近くのFPへ相談してから具体的な行動に移したほうが良いかと思われます。

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こばやし ファイナンシャルプランナー
所属:不動産仲介手数料を無料にするアーヴァンリアルサンライズ
エリア: 東京都 新宿区

物件価格1600万円なら、諸費用を含めると約1710万円になります。
(当社の仲介なら30万円くらい安くできます)
1710万円を1.075%、35年で借りると、月々の返済は48871円。
管理費等を入れても72871円です。
この返済比率なら、家計を圧迫しません。
定年のころに返済が終わります。いいライフプランですね。決断が遅くなると、その分返済終了の年齢も遅くなりますから。
しかも今なら住宅ローン減税で、最大17万円の減税が10年受けられる。
買うべきです。
しかもRRさんには手持ち資金があります。これを使うと、返済はもっともっと楽になります。

いい人生が見えてきましたね。家族3人、しあわせにお過ごしください。
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濱名 毅行 ファイナンシャルプランナー
所属:フェアラウンド
エリア: 島根県 松江市

さて、内容から察しますと、マイホームを取得されても良いのではないかと考えます。
住宅ローン控除も、居住用家屋の要件(築年数、耐震基準、住宅ローン償還期間)を満たしていれば、中古マンションでも適用になります。
また、住宅取得のための、生前贈与の制度の利用も考えてみましょう。
ただし物件を決める前に、ライフプランをつくり将来像を、ご家族でもう一度描いてみることを、今回は特におすすめします。
手狭の賃貸住宅から広い住宅へ移るということですから、ご家族の成長を考えなくてはならないと思います。3LDKの広さが、将来どのくらいの間まで、不満のない広さなのかを考えておくことは、重要なポイントです。
不動産を住みかえることは、理想です。
しかし残念ながら、日本の不動産査定評価の現状は、決して売主様の満足できるものではないことが、多く見られることも頭に入れて置く計画が必要です。
また、ご実家の建て替えにより、理想の世帯分離型2世帯住宅なども検討の余地があります。
第3者の目、できましたら中立の立場のファイナンシャルプランナーで、不動産を中心になさっている方と、ご一緒に考えていくことが良いのではないでしょうか。


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菅原 祐一 ファイナンシャルプランナー
所属:㈱トータルライフ
エリア: 東京都 立川市

基本的には住宅購入に賛成です。
損か得かだけを考えずに、これからの生活をイメージしてみてください。
多分、ご主人様の年齢ならば、あえて安い中古住宅を買わなくても、新築の一戸建てでもマンションでも購入は可能と思います。
すぐに飽きてしまったり、二人目ができてすぐ引越ししなくて済むように、今住みたい所に一生住んでも良いような住宅を購入することをお勧めします。
当然FPに頼みシュミレーションをしてもらうことが前提ですが・・・
奥様が職場復帰するタイミングや二人目の予定なども考慮し、無理なく返済できるようにローンを組みましょう。
10月までにできるだけ貯金を増やし、全額を頭金に入れないで済むようにがんばってください。

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志水  功行 ファイナンシャルプランナー
所属:志水M&Lパートナーズ
エリア: 兵庫県 神戸市

ご質問の賃貸か購入かですが、RRさんの希望ライフプランにより
大きく変わると思います。
御主人様の仕事状況(転勤)や、もう御一人御子様ご御希望される
など様々あると思います。
これらのものが全くないのであれば、奥様がしっかりされていて
今までも、コツコツと資産を形成されているようなので、
変動金利のものをベースにローンの組み、ある程度資産がまとまった
時に繰り上げ返済を行うことも一例として考えられるのではないでしょうか。
1600万借入(35年)で諸経費を預貯金から捻出すると想定すれば、
優遇金利なら1.5%以下が多いので、49000円と管理費等24000円で
73000円の住居費となります。
御主人様の年収を審査金利で計算しても25%以下になりますので
問題はないと思います。
資金が貯まったときに、このまま住み続けるのか(繰上げ返済)、売却・賃貸
などにしてしまったほうが得なのか判断が必要になるかも知れません。
この提案には、ライフプランや金利リスクへの許容度などが問題になります。
しっかりとしたライフプランをお近くのファイナンシャルプランナー
に御相談されて決定されることをお奨めいたします。

新しい家族が増えるのですから、幸せなご家庭を築いて行ってください。


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山梨 ファイナンシャルプランナー
所属:月見里FP事務所
エリア: 北海道 江別市

賃貸・分譲に迷っていらしゃるとの事ですね
結論から言えば、無理な話ではないと思います。
確かに、これから子供も生まれて親子での住居となると3LDKの住居が欲しくなる気持ちわかります。
しかしながら、支出が増えるのもこれ又現実の話です。
もう少し詳しくみていきますね。
購入価格1600万年収から推測するには、高望みの物件ではないです
まずは、シュミレショーンして月々の支払い金額を出します
金融機関に商品が違いますので、いろいろ試してください
管理費や修繕積立金に関しては適正の範囲内とおもわれます
それでは、注意点を申し上げます
築10年ということで、専有部分の設備の修繕・交換の履歴をチェックしましょう
10年を過ぎると耐用年数を超えた設備が多いはずです
共用部分についてはどうでしょう
計画的に修繕計画が立てられいますか、又充分に積立金が確保されていますか
住宅ローン以外の支払い計画を失念してしまうと支払いが困難になってしまいますのでご注意を
余談ですが、ご両親又祖父母からの支援が受けれそうでしたら、贈与の制度を利用してみたらどうですが暦年課税1500万・相続時清算課税等もあります
予算があるのでしたら、ぜひともお近くのFPのご相談することをお勧めします
ご自身のしらないことをいろいろアドバイスしてくれるはずです
少しは参考になりましたでしょうか

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