両親の保険の見直し
yoshi(奈良県)
解決済み 2010年12月01日実家の両親についてです。
小さい事業を営んでおりますが、生活費は本当に絞ってぎりぎりの生活費です。
そのなかで、父の
無選択型生命保険 と言う物があり
毎月 25660円を支払っています。
補償内容としましては
死んだら 500万円 のみです。
入院や通院・手術代も出ません。
父は現在63歳で心臓に病気があります。
この保険を解約するともう他の生命保険は入れないと言われています。
今現在、入院している訳でもなく、一応事業を営めるぐらいには回復しております。
途中解約すると、一部戻ってくるようですが、当然死んだら500万。それのみです。
単純計算すると後16年以上生きれば後は損になってしまうのですが、
父が保険に入っている理由は、葬式代として。
と言うのみであり、現状月々の生活がとても苦しく、保険を解約すれば月々25660円の支払いが減りますので、これを生活費にあててほしいと考えています。
葬儀代については、親族や私たちで用意してありますので心配はありません。
父は保険の事はわからず、とりあえず生命保険に入っておけ。と言うぐらいで入っていただけのようです。
保険を解約する事によるリスク等はございますか?
ご意見をお聞かせ願えれば幸いです。
No.313
質問者からのメッセージ
2010.12.05
たくさんのご回答本当にありがとうございました。
回答 7件
ベストアンサーに選ばれた回答です!
こんにちわ。
皆さんのお答えは比較的「解約」して生活費を捻出・ゆとりのある生活資金に…の方向が大筋です。
「無選択型終身保険」であれば、払込期間が15年~16年以上になる場合には保険金額よりも多く支払う事になりますので、極論は契約から10年以内程度に亡くなる可能性が高いのであれば「有り」かなとも思いますが、こればかりは誰にも分かりませんし、子としては1年でも長生きして欲しいものですよね。
私も基本的には「その分積み立てた方が良い」と考えます。
ただ、差しでがましいかもしれませんが、こういう考え方もあるという事を申させて戴きます。
きっかけはどうであれ、お父様は年齢も重ねて来てご自分の持病もあり、最終的にご自身で決断されて加入されたのではないしょうか?
「保険の事はわからず、とりあえず生命保険に入っておけ」程度で加入という事ですが、
ギリギリの生活であるのにも関わらず払い続けている訳です。
そこには何かしらお父様の「大切な気持ち」があるのではないでしょうか?
損害保険はモノに対する保険、生命保険はヒトに対する保険ですが、
ヒトとは命です。命に対して保険を掛ける…
生命保険は愛情とも言えます。家族を愛していなければ保険には加入しません。
愛しているからこそ保険に加入するのです。
「大切な人の為に、自分の命を掛けて何かを残したい」という尊い気持ちがこもっているのです。
もしかしたら、
お父様は持病を考え、ご自身が長くは生きないであろうと考えて何かを残してあげたい…と思っている
のではないでしょうか?
とかく損得だけで考えてしまいがちな面が昨今はありますが、必ずしもそれだけでもないことがあるという事も
また真実です。
お父様、またお母様も含め、
単純に損だから解約するというお話をされるのではなく、
「葬儀代は自分たちが準備しているから心配する必要は無い」
(お子様からのお父様への愛情)
「その分、親父たちも少しは楽しめ!」
「もし、自分たちや母さんの事を考えてくれてるなら、今の保険だと払う金額の方が多いから、1万円とか1万5千円程度で積み立てをしてくれ!」
(お父様の愛情を汲んであげて下さい)
「もちろん、親父の金だから必要な時には使っていいんだよ」
「もし、入院とかする事があったら、その分を有難く使わせて貰うから」
というようなやり取りをされてみては如何でしょうか?
なお、単純に解約をしてしまうと、今までのお父様のお気持ちを汲む事も出来ませんので、
先にどなたか先生がおっしゃられている
「払済:(保険期間【=終身】を変えずに解約返戻金で買える範囲に減額した支払い済みとなる終身保険)」
あるいは、
「延長定期:(保険金額【=500万円のまま】を変えずに解約返戻金で買える範囲で今後の期間を区切った支払い済みとなる定期保険)」
に変更された方が良いとは思われます。
さすればお父様のお気持ちは継続出来ます。
また、共済をお薦めされる先生もおられましたが、共済で無選択型に該当する健康状態(詳しい程度は当然分かりませんが)の方は限りなく100%に近く加入出来ないでしょう。
告知義務違反でもすれば可能ですが、もし、継続して通院やお薬を服薬(心臓だとワーファリンなど?)していると確実に告知が必要ですので…
無選択型とは、通院や薬は飲んでるけど入院や手術は必要ない…とされている状況で加入出来る保険種類ですので…。
親子それぞれの「お気持ち」を大切にされる方向が宜しいかと存じます。
皆さんのお答えは比較的「解約」して生活費を捻出・ゆとりのある生活資金に…の方向が大筋です。
「無選択型終身保険」であれば、払込期間が15年~16年以上になる場合には保険金額よりも多く支払う事になりますので、極論は契約から10年以内程度に亡くなる可能性が高いのであれば「有り」かなとも思いますが、こればかりは誰にも分かりませんし、子としては1年でも長生きして欲しいものですよね。
私も基本的には「その分積み立てた方が良い」と考えます。
ただ、差しでがましいかもしれませんが、こういう考え方もあるという事を申させて戴きます。
きっかけはどうであれ、お父様は年齢も重ねて来てご自分の持病もあり、最終的にご自身で決断されて加入されたのではないしょうか?
「保険の事はわからず、とりあえず生命保険に入っておけ」程度で加入という事ですが、
ギリギリの生活であるのにも関わらず払い続けている訳です。
そこには何かしらお父様の「大切な気持ち」があるのではないでしょうか?
損害保険はモノに対する保険、生命保険はヒトに対する保険ですが、
ヒトとは命です。命に対して保険を掛ける…
生命保険は愛情とも言えます。家族を愛していなければ保険には加入しません。
愛しているからこそ保険に加入するのです。
「大切な人の為に、自分の命を掛けて何かを残したい」という尊い気持ちがこもっているのです。
もしかしたら、
お父様は持病を考え、ご自身が長くは生きないであろうと考えて何かを残してあげたい…と思っている
のではないでしょうか?
とかく損得だけで考えてしまいがちな面が昨今はありますが、必ずしもそれだけでもないことがあるという事も
また真実です。
お父様、またお母様も含め、
単純に損だから解約するというお話をされるのではなく、
「葬儀代は自分たちが準備しているから心配する必要は無い」
(お子様からのお父様への愛情)
「その分、親父たちも少しは楽しめ!」
「もし、自分たちや母さんの事を考えてくれてるなら、今の保険だと払う金額の方が多いから、1万円とか1万5千円程度で積み立てをしてくれ!」
(お父様の愛情を汲んであげて下さい)
「もちろん、親父の金だから必要な時には使っていいんだよ」
「もし、入院とかする事があったら、その分を有難く使わせて貰うから」
というようなやり取りをされてみては如何でしょうか?
なお、単純に解約をしてしまうと、今までのお父様のお気持ちを汲む事も出来ませんので、
先にどなたか先生がおっしゃられている
「払済:(保険期間【=終身】を変えずに解約返戻金で買える範囲に減額した支払い済みとなる終身保険)」
あるいは、
「延長定期:(保険金額【=500万円のまま】を変えずに解約返戻金で買える範囲で今後の期間を区切った支払い済みとなる定期保険)」
に変更された方が良いとは思われます。
さすればお父様のお気持ちは継続出来ます。
また、共済をお薦めされる先生もおられましたが、共済で無選択型に該当する健康状態(詳しい程度は当然分かりませんが)の方は限りなく100%に近く加入出来ないでしょう。
告知義務違反でもすれば可能ですが、もし、継続して通院やお薬を服薬(心臓だとワーファリンなど?)していると確実に告知が必要ですので…
無選択型とは、通院や薬は飲んでるけど入院や手術は必要ない…とされている状況で加入出来る保険種類ですので…。
親子それぞれの「お気持ち」を大切にされる方向が宜しいかと存じます。
+ 全文を見る
結論を先に申し上げると、殆どの疑問の余地なく、解約が正解だと思います。
所謂「無選択型」の生命保険に加入されていると思います。この保険は、誰でも、即ち通常の生命保険では契約できない人も契約できる代わりに、当然保険料は高くなっています。契約後10年も生存されていると、保険金より累計支払保険料の方が上回る場合もあります。死亡後の対応につき、遺族に迷惑をかけたくないからと契約される方が多い印象です。周りの方がその方面の心配がないということでしたら、問題なく解約です。
それでも気がすまないようでしたら、万一のために、保険料相当分を別途積み立てておくほうが、経済的には合理性があるように思います。文面からは、生活面を充実させるために使われたほうがいい印象をうけました。ストレスを減らし、美味しい食事を家族とされるために使われるのがいいのではないかと使われるのが一案かと思います。
所謂「無選択型」の生命保険に加入されていると思います。この保険は、誰でも、即ち通常の生命保険では契約できない人も契約できる代わりに、当然保険料は高くなっています。契約後10年も生存されていると、保険金より累計支払保険料の方が上回る場合もあります。死亡後の対応につき、遺族に迷惑をかけたくないからと契約される方が多い印象です。周りの方がその方面の心配がないということでしたら、問題なく解約です。
それでも気がすまないようでしたら、万一のために、保険料相当分を別途積み立てておくほうが、経済的には合理性があるように思います。文面からは、生活面を充実させるために使われたほうがいい印象をうけました。ストレスを減らし、美味しい食事を家族とされるために使われるのがいいのではないかと使われるのが一案かと思います。
2010.12.02
+ 全文を見る
yoshiさん 初めまして
現在、講演・講習にも力を入れているFP事務所です。
お父様のこと心配だと思います。
私の父も心臓に病気がありましたが、80歳すぎまで生きてから亡くなりました。
1.保険を解約する事によるリスク等はございますか?
解約すると保障がなくなるということです。
対策はいろいろな方法もありますが、そもそもの加入目的はなんだったのでしょうか
一般的には
1.葬儀代、お墓・仏壇などの費用
2.入院時の費用
3.借金の返済(治療費)
4.所得の補償(保障)
生命保険を払い済みや減額という方法もありますが、葬儀代を既に用意されているのであれば、
「葬儀代」の為の保険は元々不要ということになります。
一般的に葬儀費は200万円程度費必要といわれていますが、自営業であれば「家族葬」ということも考えられます。
戒名も不要であればその費用もかかりません。
私自身、自営業ですから、「家族葬」「戒名は不要」「お墓は作らない」ということで考えています。
お墓を作ると、逆に子供の負担になることもあります。
また、入院した場合、「高額療養費制度」がありますので、健康保険の区分が一般の方の場合(低位でも上位でもない場合)1か月100万円の治療費がかかっても約9万円で済みます。
差額ベッドと食事代は別ですが、入院しなくても食事代はかかります。
保険金額がいくらかとかお金がいくら戻ってくるということ以前に何の為の「保険」かから整理してください。
参考になれば幸いです。
現在、講演・講習にも力を入れているFP事務所です。
お父様のこと心配だと思います。
私の父も心臓に病気がありましたが、80歳すぎまで生きてから亡くなりました。
1.保険を解約する事によるリスク等はございますか?
解約すると保障がなくなるということです。
対策はいろいろな方法もありますが、そもそもの加入目的はなんだったのでしょうか
一般的には
1.葬儀代、お墓・仏壇などの費用
2.入院時の費用
3.借金の返済(治療費)
4.所得の補償(保障)
生命保険を払い済みや減額という方法もありますが、葬儀代を既に用意されているのであれば、
「葬儀代」の為の保険は元々不要ということになります。
一般的に葬儀費は200万円程度費必要といわれていますが、自営業であれば「家族葬」ということも考えられます。
戒名も不要であればその費用もかかりません。
私自身、自営業ですから、「家族葬」「戒名は不要」「お墓は作らない」ということで考えています。
お墓を作ると、逆に子供の負担になることもあります。
また、入院した場合、「高額療養費制度」がありますので、健康保険の区分が一般の方の場合(低位でも上位でもない場合)1か月100万円の治療費がかかっても約9万円で済みます。
差額ベッドと食事代は別ですが、入院しなくても食事代はかかります。
保険金額がいくらかとかお金がいくら戻ってくるということ以前に何の為の「保険」かから整理してください。
参考になれば幸いです。
非常に参考になりました。
何のための保険かを今一度精査したいと思います。
葬儀代のためでしたら、不要ですね。
何のための保険かを今一度精査したいと思います。
葬儀代のためでしたら、不要ですね。
2010.12.02
+ 全文を見る
yoshiさんはじめまして
個人の生命保険のうち死亡保障に加入する目的は、
遺族の生活費
死後整理金(葬儀代)
というのが主な目的です。
もし現在加入されている目的が葬儀代なのであれば、その後「親族や私たちで用意してありますから」とありますのでお父様が用意されている生命保険と用途が重複してしまっていますので私はその生命保険は必要ないと思います。
加入している生命保険が医療保険なら話は別です。なぜなら年齢が上がるにつれ、医療保険を重点的にかけていく必要があるからです。いただいた情報をみると生命保険には入れない可能性が高いので、そうなると医療費は健康保険とあとは貯蓄でまかなう必要があります。
私なら現在の保険を解約して生活費と将来増える可能性がある医療費に向けて貯蓄をしておくべきだと思います。
個人の生命保険のうち死亡保障に加入する目的は、
遺族の生活費
死後整理金(葬儀代)
というのが主な目的です。
もし現在加入されている目的が葬儀代なのであれば、その後「親族や私たちで用意してありますから」とありますのでお父様が用意されている生命保険と用途が重複してしまっていますので私はその生命保険は必要ないと思います。
加入している生命保険が医療保険なら話は別です。なぜなら年齢が上がるにつれ、医療保険を重点的にかけていく必要があるからです。いただいた情報をみると生命保険には入れない可能性が高いので、そうなると医療費は健康保険とあとは貯蓄でまかなう必要があります。
私なら現在の保険を解約して生活費と将来増える可能性がある医療費に向けて貯蓄をしておくべきだと思います。
+ 全文を見る
はじめまして。
㈱ジョインFPサポート フルゲンです。
保険の解約のデメリットは、保障が無くなるということが先に思いつくと思います。
保険と積立の違いは、簡単に言えば、
積立は◢(三角)
保険は■(四角)
と良く表現されます。
保険は、成立した時点で、その保険金額が保障されますので■。
積立は積み立てていくほどたまっていくので◢という意味です。
もともと、保険は、必要な保障を補うためのものであると思いますので、お父さんも「葬儀代(保障)
に」という意味での加入だったのだと思います。
しかし、何年で無くなったら得とか、損とかの損得勘定が生まれてしまっているのなら、本人も、
ご家族も保険に対する必要性を
視点を変えて考えてみてはいかがでしょうか?
節税や投資型の保険での損得なら良いのですが、生命をかけた損得は
私は、個人的にあまり、好きではありません。
御父さんに必要な保障がないことを説明し、納得するのであれば、
そういう感情が生まれてくる以上、解約も一つのご判断かと思いますよ。
㈱ジョインFPサポート フルゲンです。
保険の解約のデメリットは、保障が無くなるということが先に思いつくと思います。
保険と積立の違いは、簡単に言えば、
積立は◢(三角)
保険は■(四角)
と良く表現されます。
保険は、成立した時点で、その保険金額が保障されますので■。
積立は積み立てていくほどたまっていくので◢という意味です。
もともと、保険は、必要な保障を補うためのものであると思いますので、お父さんも「葬儀代(保障)
に」という意味での加入だったのだと思います。
しかし、何年で無くなったら得とか、損とかの損得勘定が生まれてしまっているのなら、本人も、
ご家族も保険に対する必要性を
視点を変えて考えてみてはいかがでしょうか?
節税や投資型の保険での損得なら良いのですが、生命をかけた損得は
私は、個人的にあまり、好きではありません。
御父さんに必要な保障がないことを説明し、納得するのであれば、
そういう感情が生まれてくる以上、解約も一つのご判断かと思いますよ。
+ 全文を見る
yoshi様
はじめまして、私は名古屋駅前にて相談を受けております
梶田ファイナンシャルプランニング事務所の梶田恵子と申します。
お父様の心臓に病があるとの事、ご心配ですね。
でも、事業が営めるほど回復されたとのこと、心よりお喜び申し上げ、今後更に回復される事を願ってやみません。
では、本題に入ります。一つづつ分析して行きましょう。
①毎月25,660円を支払っています。 とのこと、
毎月25,660円は、年間で307,920円生命保険会社に支払っていることに成ります。毎月307,920円は、生命保険外交員に継続手数料として大凡24,634円渡していることに成ります。生命保険は、契約した年に初期手数料として平均4割、2年目以降は継続手数料として平均8%、外交員のフォローが有ろうが無かろうが、契約者が保険の解約を申し出て解約しない限り、自動的に外交員に入る仕組みに成っています。初期手数料は多い会社では9割取る会社も有ります。私が、半年間いた外資系生保でも初期手数料として終身で60%・ガン保険で65%取っていました。継続手数料は、代理店により終身で7.5%~9.5%、ガン保険は代理店により9.5%~11.5%取っていましたよ。私は、登録中1件も保険契約させていません。中々契約を取って来ようとしませんでしたから半年で打ち切りに成りました。生保に入ったのは保険契約を取るのが目的では有りませんでしたので・・・。こうしてご相談者に保険の真実を知って頂き、真の保険の有りようを学び本当の保険というモノに入って頂きたいからです。保険も加入を間違えると保険では無く、無駄遣いに成ります。
生保外交員が、あれやこれやと言って解約させないの判るでしょ。一度契約させてしまえば自動的に何十年と手数料が入るのですからこんなに美味しい話しは有りません。だから色んな職業が保険の代理店に参入しています。金融機関で直接お客さんと接する営業マン・ウーマンの中で、保険外交員が一番お客さんから手数料を取っているのですよ。
でも、保険で利益を上げることはできません。だから自滅する保険外交員が後を絶ちません。自己破産する保険外交員も多いそうですよ。何故かというとお客さんの割合よりも保険外交員や代理店の割合のほうが多いからです。各社だけでなく、身内同士でお客さんの奪い合いです。
だから判るでしょ。生保が「契約してからせめて7~8年は解約すると支払い保険料よりも解約返戻金の方が少なく成ってしまうから7~8年の間は解約しない方が良いと言われる理由が判ると思います。事実、7~8年過ぎないと元本割れしてしまいますが、その中でも1年目が特に払い戻し率が低い理由も判ると思います。1年目は支払った保険料総額のおよそ1/3が保険外交員の手元に入っています。10年目に更新時期が設けられているのも理由が判ると思います。
②お父様は、生命保険契約をされてから何年経過していますか?
それを普通の貯蓄にした場合を計算してみてください。
既に年間307,920円支払っているのですから、葬式代として保険に入っているのなら、
500万円÷307,920円=16.24・・・利息なしの普通預金でも、およそ16年間半近く預金していけば500万なんて貯まりますよね。それも出し入れ自由、途中で引き出しても元本割れすること有りません。
③「契約して7~8年以内であれば、保険外交員は今解約すると支払った保険料よりも解約返戻金が少なく成って戻ってくるから今解約しない方が良い」と、解約を引きとめるでしょう。
そう言われた場合、今解約した場合の払い戻し金の計算を出して貰ってください。本当に損か?「どうしてもお父様が保険として持っていたい」と(お父様が精神的に安心されるのであれば)、生命保険は国内生保だけでなく外資系から、簡保生命・JA共済・県民共済・国民共済と幅広く有ります。色々と見比べてみると今より条件の良い保険が見つかりますよ。この時に、国の社会保険制度・健康保険の制度内容も確かめてください。国民健康保険料を支払っているだけではいけませんよ。給付内容をよく確かめて大いに活用してください。それは、「国民皆、健康保険制度」が有る日本国民の特権です。最近行方不明高齢者が沢山出て来ました。これもこうした制度内容を知らないために葬式代が出せなく起きているケースも有ります。日本の社会保険制度には埋葬料の支給も有るのですよ。役所などの行政機関の窓口が市民に教えないから市民は知り得ません。だからこういう問題が起きます。
④「この保険を解約すると、もう他の保険には入れない」と言われているようですが、
保険には共済も含め、特別条件というものが有ります。
特別条件の項目に、
申し込み書によって加入の意志を確認し、同時に年齢・健康状態を検討し、それが一定の危険の範囲であれば、その承諾の申し込みを承諾します。と記載されています。(愛知県共済のライフ共済から抜粋)
このように特別条件を設けている保険や共済も有ります。「保険外交員に相談すると勧誘される」と、ご心配であれば、各保険や共済の取り扱い機関本社に約款を取り寄せて、約款を読まれると対応しているかどうか判りますよ。
とは言っても、色んな取り扱い機関に約款を取り寄せるのは大変なので、保険代理店も保険会社の講師もしていない、中立公平なFPではなく、相談者側に立ったFPに間に入って貰い取り寄せて貰うか調べて貰うという方法も有ります。(但し、この場合、FPに対して報酬料が発生します)
生保外交員か代理店の言葉を鵜呑みにせずに、色々調べてみると良いですよ。これだけでなく今後の自分達の生活にも役立ちますよ。
⑤お父様は事業主とのことですので確定申告も見てみます。
今年度分の確定申告、来年の2/15~3/15申請期間のですね、までは生命保険料控除として、年間の支払い総額が10万円以上であれば一律5万円の生命保険料控除が受けられますが、来年からは介護保険料控除の枠が設けられましたので、生命保険料控除額は、1年間に支払った生命保険料の総額が8万円以上であれば一律4万円と控除できる金額が1万円引下げられます。
今年度までの生命保険料控除は、10万円以上でも30万円以上でも控除される金額は一律ですから5万円です。
来年度からの生命保険料控除は、8万円以上でも30万円以上でも、控除される金額は一律生命保険料控除に対しては4万円です。
⑥そこで個人事業主の方であれば、個人事業主に対する所得税法を活用しましょう。所得税法では、個人事業主が支払った保険料の取り扱いに対して資産計上・1/2資産計上で1/2必要経費・必要経費・給与として取り扱う事ができますので経理処理できます。経理処理の方法は保険の内容に因って取り扱い方法が変わります。
お父様は保険料の経理処理をされていますか?これをされていれば多少とも納める所得税の金額が少なく済みますけど、また経理処理をして所得を少なくできれば市県民税も少なくすることができます。自営業者は
国民健康保険ですから、国民健康保険料も減額する事ができますよ。
このように、保険を継続するも、解約するも、他に乗り換えるも、一つの視点だけでなく、様々な方面からメリット・デメリットを洗い出し検討してくださいね。
年齢を重ねると病も増えて来ます。寄る年の波には勝てません。
とは言ってもお父様もまだ63歳、まだまだご家族のためにも頑張って貰ってください。病も逃げて行きますよ。
奈良は、学生時代に住んでいましたので、私にとっては故郷です。
奈良大好きな私は、子供にも奈良の大学に通わせたぐらいです。
今でも時々奈良に行きます。奈良が大好きな私は奈良も相談のテリトリーにしておりますので、ご依頼があれば主張しますので宜しければどうぞ。メールでの相談も受けています。
梶田ファイナンシャルプランニング事務所
梶田恵子
はじめまして、私は名古屋駅前にて相談を受けております
梶田ファイナンシャルプランニング事務所の梶田恵子と申します。
お父様の心臓に病があるとの事、ご心配ですね。
でも、事業が営めるほど回復されたとのこと、心よりお喜び申し上げ、今後更に回復される事を願ってやみません。
では、本題に入ります。一つづつ分析して行きましょう。
①毎月25,660円を支払っています。 とのこと、
毎月25,660円は、年間で307,920円生命保険会社に支払っていることに成ります。毎月307,920円は、生命保険外交員に継続手数料として大凡24,634円渡していることに成ります。生命保険は、契約した年に初期手数料として平均4割、2年目以降は継続手数料として平均8%、外交員のフォローが有ろうが無かろうが、契約者が保険の解約を申し出て解約しない限り、自動的に外交員に入る仕組みに成っています。初期手数料は多い会社では9割取る会社も有ります。私が、半年間いた外資系生保でも初期手数料として終身で60%・ガン保険で65%取っていました。継続手数料は、代理店により終身で7.5%~9.5%、ガン保険は代理店により9.5%~11.5%取っていましたよ。私は、登録中1件も保険契約させていません。中々契約を取って来ようとしませんでしたから半年で打ち切りに成りました。生保に入ったのは保険契約を取るのが目的では有りませんでしたので・・・。こうしてご相談者に保険の真実を知って頂き、真の保険の有りようを学び本当の保険というモノに入って頂きたいからです。保険も加入を間違えると保険では無く、無駄遣いに成ります。
生保外交員が、あれやこれやと言って解約させないの判るでしょ。一度契約させてしまえば自動的に何十年と手数料が入るのですからこんなに美味しい話しは有りません。だから色んな職業が保険の代理店に参入しています。金融機関で直接お客さんと接する営業マン・ウーマンの中で、保険外交員が一番お客さんから手数料を取っているのですよ。
でも、保険で利益を上げることはできません。だから自滅する保険外交員が後を絶ちません。自己破産する保険外交員も多いそうですよ。何故かというとお客さんの割合よりも保険外交員や代理店の割合のほうが多いからです。各社だけでなく、身内同士でお客さんの奪い合いです。
だから判るでしょ。生保が「契約してからせめて7~8年は解約すると支払い保険料よりも解約返戻金の方が少なく成ってしまうから7~8年の間は解約しない方が良いと言われる理由が判ると思います。事実、7~8年過ぎないと元本割れしてしまいますが、その中でも1年目が特に払い戻し率が低い理由も判ると思います。1年目は支払った保険料総額のおよそ1/3が保険外交員の手元に入っています。10年目に更新時期が設けられているのも理由が判ると思います。
②お父様は、生命保険契約をされてから何年経過していますか?
それを普通の貯蓄にした場合を計算してみてください。
既に年間307,920円支払っているのですから、葬式代として保険に入っているのなら、
500万円÷307,920円=16.24・・・利息なしの普通預金でも、およそ16年間半近く預金していけば500万なんて貯まりますよね。それも出し入れ自由、途中で引き出しても元本割れすること有りません。
③「契約して7~8年以内であれば、保険外交員は今解約すると支払った保険料よりも解約返戻金が少なく成って戻ってくるから今解約しない方が良い」と、解約を引きとめるでしょう。
そう言われた場合、今解約した場合の払い戻し金の計算を出して貰ってください。本当に損か?「どうしてもお父様が保険として持っていたい」と(お父様が精神的に安心されるのであれば)、生命保険は国内生保だけでなく外資系から、簡保生命・JA共済・県民共済・国民共済と幅広く有ります。色々と見比べてみると今より条件の良い保険が見つかりますよ。この時に、国の社会保険制度・健康保険の制度内容も確かめてください。国民健康保険料を支払っているだけではいけませんよ。給付内容をよく確かめて大いに活用してください。それは、「国民皆、健康保険制度」が有る日本国民の特権です。最近行方不明高齢者が沢山出て来ました。これもこうした制度内容を知らないために葬式代が出せなく起きているケースも有ります。日本の社会保険制度には埋葬料の支給も有るのですよ。役所などの行政機関の窓口が市民に教えないから市民は知り得ません。だからこういう問題が起きます。
④「この保険を解約すると、もう他の保険には入れない」と言われているようですが、
保険には共済も含め、特別条件というものが有ります。
特別条件の項目に、
申し込み書によって加入の意志を確認し、同時に年齢・健康状態を検討し、それが一定の危険の範囲であれば、その承諾の申し込みを承諾します。と記載されています。(愛知県共済のライフ共済から抜粋)
このように特別条件を設けている保険や共済も有ります。「保険外交員に相談すると勧誘される」と、ご心配であれば、各保険や共済の取り扱い機関本社に約款を取り寄せて、約款を読まれると対応しているかどうか判りますよ。
とは言っても、色んな取り扱い機関に約款を取り寄せるのは大変なので、保険代理店も保険会社の講師もしていない、中立公平なFPではなく、相談者側に立ったFPに間に入って貰い取り寄せて貰うか調べて貰うという方法も有ります。(但し、この場合、FPに対して報酬料が発生します)
生保外交員か代理店の言葉を鵜呑みにせずに、色々調べてみると良いですよ。これだけでなく今後の自分達の生活にも役立ちますよ。
⑤お父様は事業主とのことですので確定申告も見てみます。
今年度分の確定申告、来年の2/15~3/15申請期間のですね、までは生命保険料控除として、年間の支払い総額が10万円以上であれば一律5万円の生命保険料控除が受けられますが、来年からは介護保険料控除の枠が設けられましたので、生命保険料控除額は、1年間に支払った生命保険料の総額が8万円以上であれば一律4万円と控除できる金額が1万円引下げられます。
今年度までの生命保険料控除は、10万円以上でも30万円以上でも控除される金額は一律ですから5万円です。
来年度からの生命保険料控除は、8万円以上でも30万円以上でも、控除される金額は一律生命保険料控除に対しては4万円です。
⑥そこで個人事業主の方であれば、個人事業主に対する所得税法を活用しましょう。所得税法では、個人事業主が支払った保険料の取り扱いに対して資産計上・1/2資産計上で1/2必要経費・必要経費・給与として取り扱う事ができますので経理処理できます。経理処理の方法は保険の内容に因って取り扱い方法が変わります。
お父様は保険料の経理処理をされていますか?これをされていれば多少とも納める所得税の金額が少なく済みますけど、また経理処理をして所得を少なくできれば市県民税も少なくすることができます。自営業者は
国民健康保険ですから、国民健康保険料も減額する事ができますよ。
このように、保険を継続するも、解約するも、他に乗り換えるも、一つの視点だけでなく、様々な方面からメリット・デメリットを洗い出し検討してくださいね。
年齢を重ねると病も増えて来ます。寄る年の波には勝てません。
とは言ってもお父様もまだ63歳、まだまだご家族のためにも頑張って貰ってください。病も逃げて行きますよ。
奈良は、学生時代に住んでいましたので、私にとっては故郷です。
奈良大好きな私は、子供にも奈良の大学に通わせたぐらいです。
今でも時々奈良に行きます。奈良が大好きな私は奈良も相談のテリトリーにしておりますので、ご依頼があれば主張しますので宜しければどうぞ。メールでの相談も受けています。
梶田ファイナンシャルプランニング事務所
梶田恵子
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はじめまして
群馬県のFP事務所齋藤・ライフ・サポート・事務所の
齋藤と申します。
実家のお父上が病気でさぞかし心配なことだと思います。
さて、現在63歳しかも生活費をぎりぎりまで節約している訳ですね
現在の保険料がまずは妥当かどうかということですが
今の保険はどのくらい前に加入したものですか?
入院のための備えはありますか
まずは、家計全般を見直しが必要だと思います。
高齢者になるとどなたでももしものことを考えるものですが
今は、通販でも保険の見積もりをしてもらえます。
事情をお話して現在の病気でも加入できる保険を探してください(できれば数社からの見積もりですね)
死亡保障が現在500万円とのことですが
全国平均では300万円という統計も出ています【多少地域格差はありますが】
そして高齢者になると入院した時の医療費も掛かりますね
平均の入院日数は約20くらいだと思いますが(病状によっては30の場合もありますね)
ご実家は自営ということですが現在は国民健康保険ですかそれとも協会けんぽでしょうか
協会けんぽならもし入院された時は傷病手当金を請求できると思います
但し社長さんの場合は、提出書類もありますのでお近くの社会保険事務所にお問い合わせください
もしも入院されたことを考えると入院保障がある保険の方が良いのではないでしょうか?
簡単ですが答えさせていただきました。
群馬県のFP事務所齋藤・ライフ・サポート・事務所の
齋藤と申します。
実家のお父上が病気でさぞかし心配なことだと思います。
さて、現在63歳しかも生活費をぎりぎりまで節約している訳ですね
現在の保険料がまずは妥当かどうかということですが
今の保険はどのくらい前に加入したものですか?
入院のための備えはありますか
まずは、家計全般を見直しが必要だと思います。
高齢者になるとどなたでももしものことを考えるものですが
今は、通販でも保険の見積もりをしてもらえます。
事情をお話して現在の病気でも加入できる保険を探してください(できれば数社からの見積もりですね)
死亡保障が現在500万円とのことですが
全国平均では300万円という統計も出ています【多少地域格差はありますが】
そして高齢者になると入院した時の医療費も掛かりますね
平均の入院日数は約20くらいだと思いますが(病状によっては30の場合もありますね)
ご実家は自営ということですが現在は国民健康保険ですかそれとも協会けんぽでしょうか
協会けんぽならもし入院された時は傷病手当金を請求できると思います
但し社長さんの場合は、提出書類もありますのでお近くの社会保険事務所にお問い合わせください
もしも入院されたことを考えると入院保障がある保険の方が良いのではないでしょうか?
簡単ですが答えさせていただきました。
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更に、私たち側の気持ちに立った非常にわかりやすい回答ありがとう御座います。
一応県民共済には問い合せてみますが、どちらにせよ、無選択型は解約して保険代を生活費にあてて、趣味等を満喫してもらおうと思います。