賃貸して得する人、持ち家で得する人

お住まいをお探しの方も、住宅購入をお考えの方も一度は耳にしたことがあるテーマですね。

FP先生

賃貸して得する人と持ち家で得する人とはどんな人なのでしょうか?

賃貸と持ち家とは

人生最大の買い物となるマイホーム。

「家は購入するべきか借りるべきか」はたしてどちらが得なのかと言う論争を良くTVや雑誌で見聞きします。賃貸とは家賃を毎月支払って居住するもので、土地や建物が自分の物になることはありません。

人に借りているものなので住み方使い方にも配慮が必要です。持ち家はその家を購入すれば自分の資産となります。お金はかかりますが自由にリフォームしたり、壁紙を張り替えたり気軽に実行でき愛着もわきます。

一生賃貸に住みたい人の特徴と理由

賃貸に住みたい人にはどのような特徴や理由があるのでしょうか。

  • 会社の命令で遠方に転勤の可能性があり引っ越しをする必要がある人
  • 社会情勢の変化や解雇などによりローン返済が破たんすることを恐れローンを組むことに抵抗がある人
  • 一つの土地に一生涯縛られたくないという考えを持っている人
  • 将来的に居住人数の変更が考えられるためライフスタイルに合わせ柔軟に住み替えをしていきたい人

など様々な理由の方がいます。

持ち家を購入して住みたい人の特徴と理由

持ち家に住みたい人にはどのような特徴や理由があるのでしょうか。マイホームを購入することは今の日本では多くの方の夢だと思います。

家を購入するとローンさえ払ってしまえば一生涯暮らし続けることの出来る家を手にすることが出来ます。そうすることで得られる安心感を求める人。また、自由に住宅をリフォームしたり、増築改築も可能ですので、愛着をもって自由に暮らしたい人。

購入者の資産となるので、もしもの時その家を他人に貸して収入を得たいなどと考える人が多いのではないでしょうか。

一生賃貸に住む場合のメリット・デメリット

賃貸のメリット・デメリットを挙げていきます。

メリット

転勤などのライフスタイルの変化に応じて柔軟に住居を住み替えられることです。

子供が幼い時には広い家に住み、成長して夫婦2人になったらそれに見合った広さの家に住み替えることも可能です。災害などで家が壊れた場合も損失を負担しなくて済むところも安心です。

金銭面では住宅ローンを背負わなくてよいというところに魅力を感じる人も多いと思います。

デメリット

あくまで人から借りている住宅のため自分の好みや使い勝手に合わせてリフォームすることが出来ません。

多くの住宅は現状復帰が必要です。高齢になった場合も一生家賃を払い続けなければならないので、年金以外の収入がなくなったときに家賃の支払いが負担となります。

持ち家を購入して住む場合のメリット・デメリット

持ち家のメリット・デメリットを挙げていきます。

メリット

持ち家は購入した人の資産となります。住宅ローンが終わると経済的な負担が軽くなり住居費としては固定資産税や修繕費くらいになります。

そのため定年退職した後でも安心して暮らしていくことができます。この安心感が最大のメリットではないでしょうか。

デメリット

ライフスタイルの変化や転勤などで気軽に引っ越しできない点や地震や水害などの災害で建物が損傷した場合のコストが大きくなることです。

賃貸と持ち家の注意点

賃貸と持ち家の注意点を挙げます。

賃貸で過ごそうとする場合の注意点

賃貸では老後の資金繰りが最大のテーマとなります。

一生家賃を払い続けなければならないので老後に向けて精神的な負担が常につきまとうこととなります。その分、老後に備えての貯蓄や備えを多めにしておく必要があります。

持ち家を持つ人への注意点

一方持ち家ですが多額のローンを組むことになるので社会情勢や会社リストラによるローンの破たん。また災害による家の破損が考えられます。

そういった時のため頭金を多めに用意してローンを組んだり災害用の保険に入っておくなどの備えが必要となります。

賃貸と持ち家のまとめ

賃貸と持ち家どちらが良いかどちらが得かということではなく、それぞれの家庭の求めることを具体化しライフプランを立て、無理のないように計画していくことがもっとも大切なことと言えそうです。

FP先生

メリットデメリットをしっかりと踏まえておくと後悔も少なくなるでしょう。

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