住宅ローンと教育費
山田(東京都)
解決済み 2014年04月27日こんにちは。
マンションを購入しようと思い始めたのですが、教育費のことなど含めて相談させて頂きます。
夫41歳 年収850万
妻39歳 収入なし 今後パート予定
長男10歳 中学受験のため通塾中
次男7歳 四年生から通塾予定
貯蓄 3800万円
祖父より教育費貯蓄 600万円
外貨預金 200万円
現在賃貸住宅におり車所有予定なしです。
貯蓄で二人の子供を私立中高と大学の学費をまかなっていけるかな、と思っていたのですが
持ち家が欲しくなり現在4200万円のマンションを検討中です。
マンションを購入してローンを組んだ場合、子供二人を私立にいかすことができるか不安です。
とびきり優秀ではないので特待生学費免除の学校は無理だと思います。
父77歳が亡くなったら1000万ー2000万円程度の相続があります。
4200万円のマンションならばいくら頭金を貯蓄からだすべきか、
そもそも購入は無理でしょうか?
購入可能な金額はいくらくらい教えて下さい。
よろしくお願い申し上げます。
No.1052
回答 4件
3点ポイントがあります。
1.父77歳が亡くなったら1000万ー2000万円程度の相続があります。
は、計算にいれないほうが良いと思います。
2.長男10歳 中学受験のため通塾中
次男7歳 四年生から通塾予定
は、今後想像以上に大きな出費が待ち受けています。
3.住宅購入年齢が41歳になりますので、比較的遅めです。
住宅ローンの返済期間は最長でも65歳までに返済終了させたいので、20年~25年になります。
購入可能な金額は、夫年収の今後金額と退職金の金額により、大きく異なります。
1.父77歳が亡くなったら1000万ー2000万円程度の相続があります。
は、計算にいれないほうが良いと思います。
2.長男10歳 中学受験のため通塾中
次男7歳 四年生から通塾予定
は、今後想像以上に大きな出費が待ち受けています。
3.住宅購入年齢が41歳になりますので、比較的遅めです。
住宅ローンの返済期間は最長でも65歳までに返済終了させたいので、20年~25年になります。
購入可能な金額は、夫年収の今後金額と退職金の金額により、大きく異なります。
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山田さん、はじめまして。
FPの岩橋栄子です。
住宅ローンと教育費のご相談ですね。
お子さんが2人いらっしゃるので、教育資金の準備とローン返済の兼ね合いが大切です。
まずはお子さんの教育にどのくらいかかるか、いつまでにいくらためなければいけないかを確認しましょう。
公立の間は家計からやりくりするとして、私立中学・高校は年間100万円前後かかります。
1人なら、まだ余裕もありますが、二人になると大変ですね。
ですから、それまでの間に大学資金を準備したいものです。
大学のデータは学校に収める費用のみで文系で400万円弱、理系では500万円を超えます。
それ以外にも通学定期や教材などが必要となりますので、せめて教育費用を準備しましょう。
期間はお子さんたちが公立に通っている間です。
その上で、ローン返済に回せるお金を割り出します。
なるべく60歳完済となるようにしておきたいものです。
頭金は多いほど、お得です。
まずは1000~2000万円を頭金に充ててみてはいかがでしょう?
その上で、教育資金と返済計画をしっかりと立ててみることをお勧めします。
それでもし、現状の貯蓄額で不足するようだったら、ご主人の保険があれば減らすことも考えてみましょう。
FPの岩橋栄子です。
住宅ローンと教育費のご相談ですね。
お子さんが2人いらっしゃるので、教育資金の準備とローン返済の兼ね合いが大切です。
まずはお子さんの教育にどのくらいかかるか、いつまでにいくらためなければいけないかを確認しましょう。
公立の間は家計からやりくりするとして、私立中学・高校は年間100万円前後かかります。
1人なら、まだ余裕もありますが、二人になると大変ですね。
ですから、それまでの間に大学資金を準備したいものです。
大学のデータは学校に収める費用のみで文系で400万円弱、理系では500万円を超えます。
それ以外にも通学定期や教材などが必要となりますので、せめて教育費用を準備しましょう。
期間はお子さんたちが公立に通っている間です。
その上で、ローン返済に回せるお金を割り出します。
なるべく60歳完済となるようにしておきたいものです。
頭金は多いほど、お得です。
まずは1000~2000万円を頭金に充ててみてはいかがでしょう?
その上で、教育資金と返済計画をしっかりと立ててみることをお勧めします。
それでもし、現状の貯蓄額で不足するようだったら、ご主人の保険があれば減らすことも考えてみましょう。
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こんにちは。AFPの勝 桂子(すぐれ・けいこ)と申します。
ローン完済は、両先生がおっしゃる通り60~65歳になさる計画で、退職金での一括返済をあてにして70歳までで組むようなことはなさらないほうがよいと考えます。
ご主人が定年を迎えられる時期には、ご両親の介護が発生するかもしれませんし、お子さまがたにかかる予想外の費用(留学や学校外の資格取得など)も発生する可能性があります。
しかし、私立受験までの通塾にもお一人当たり100万円以上かかるでしょうから、この数年で大きく貯蓄を増やすこともご苦労であろうかと思います。
岩橋先生もおっしゃる通り、頭金は多いほど得です。
十分な貯蓄がおありになり、ご主人の年収も多額なのですから、私学の学費を貯蓄から出すことよりも、現在の貯蓄から頭金をなるべく厚めに捻出し、むしろ養育費を毎月の収入から賄えるようお考えになられてはいかがでしょうか。
目安は、「現在のお家賃+現在月々貯蓄できている額- お子さまお二人が私立に通われている間に必要となる学費の予想月額」を返済可能なローン月額と考え、ご主人60歳前後で完済できるような設定で、頭金を逆算なさるとよいかと思います。
マンションご購入後の修繕積立金や管理費、固定資産税もお忘れなく。
また、ご相続の額は、前の先生同様、あてになさらず、入った場合は一括返済に回すなどがよいでしょう。
親御さんが90代までご存命なら、使いきってしまわれるかもしれませんので。
ローン完済は、両先生がおっしゃる通り60~65歳になさる計画で、退職金での一括返済をあてにして70歳までで組むようなことはなさらないほうがよいと考えます。
ご主人が定年を迎えられる時期には、ご両親の介護が発生するかもしれませんし、お子さまがたにかかる予想外の費用(留学や学校外の資格取得など)も発生する可能性があります。
しかし、私立受験までの通塾にもお一人当たり100万円以上かかるでしょうから、この数年で大きく貯蓄を増やすこともご苦労であろうかと思います。
岩橋先生もおっしゃる通り、頭金は多いほど得です。
十分な貯蓄がおありになり、ご主人の年収も多額なのですから、私学の学費を貯蓄から出すことよりも、現在の貯蓄から頭金をなるべく厚めに捻出し、むしろ養育費を毎月の収入から賄えるようお考えになられてはいかがでしょうか。
目安は、「現在のお家賃+現在月々貯蓄できている額- お子さまお二人が私立に通われている間に必要となる学費の予想月額」を返済可能なローン月額と考え、ご主人60歳前後で完済できるような設定で、頭金を逆算なさるとよいかと思います。
マンションご購入後の修繕積立金や管理費、固定資産税もお忘れなく。
また、ご相続の額は、前の先生同様、あてになさらず、入った場合は一括返済に回すなどがよいでしょう。
親御さんが90代までご存命なら、使いきってしまわれるかもしれませんので。
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回答します。
この情報だけではなんとも言えませんが、旦那様の収入がどれ位安定しているか、現在貯金が毎年どれ位できているかも関係します。50万円の人と200万円の人では大違いです。
頭金については大目に入れても大丈夫そうですが、沢山入れたほうがお得というアドバイスは完全に間違いなので注意して下さい。手元の資金が減ってしまえばそれだけ収入減や支出増への対応力がガクンと落ちます。
特に二人も私立に通えば教育費の負担は大変大きくなります。旦那様のボーナスが減ったので学費が払えなくて転校せあるをえなくなって、あの時無理に頭金を入れなければと後悔する、といったことは十分あるわけです。
利息負担が増えても手持ち資金はしっかり確保すべきです。
中学から私立コース二人、となると今の収入でもギリギリです。850万円というのは手取りではないと思いますので、お子様二人が私立に通えばパートで100万円位の収入があっても毎年赤字になります。それに備えて貯金は大目に、住宅予算はかなり抑えめにしておくべきでしょう。住宅の予算については、このデータだけでは全く計算出来ません。
祖父からの相続については、将来の相続に期待するのではなく、可能であれば教育資金を出して貰う形にすれば相続税も減らせますので、一番良いと思います。学費を全額出してもらえれば住宅購入の予算もかなり増やせるでしょう。
住宅購入時にどのように考えれば良いかは以下の連載も参考にして下さい。
8000万円の家、買えるけど買わない方が良い理由 |
日経DUAL http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=2490
共働きなら6500万円の一軒家は買えるのか? | 日経DUAL
http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=2027
住宅購入で参考になる記事を多数紹介していますので、回答者の名前の個所をクリックしてご確認下さい。
シェアーズカフェ店長・ファイナンシャルプランナー 中嶋よしふみ
日経マネー・日経DUAL・オールアバウト住宅ガイド、ハフィントンポスト、ヤフーニュース等で連載中。
この情報だけではなんとも言えませんが、旦那様の収入がどれ位安定しているか、現在貯金が毎年どれ位できているかも関係します。50万円の人と200万円の人では大違いです。
頭金については大目に入れても大丈夫そうですが、沢山入れたほうがお得というアドバイスは完全に間違いなので注意して下さい。手元の資金が減ってしまえばそれだけ収入減や支出増への対応力がガクンと落ちます。
特に二人も私立に通えば教育費の負担は大変大きくなります。旦那様のボーナスが減ったので学費が払えなくて転校せあるをえなくなって、あの時無理に頭金を入れなければと後悔する、といったことは十分あるわけです。
利息負担が増えても手持ち資金はしっかり確保すべきです。
中学から私立コース二人、となると今の収入でもギリギリです。850万円というのは手取りではないと思いますので、お子様二人が私立に通えばパートで100万円位の収入があっても毎年赤字になります。それに備えて貯金は大目に、住宅予算はかなり抑えめにしておくべきでしょう。住宅の予算については、このデータだけでは全く計算出来ません。
祖父からの相続については、将来の相続に期待するのではなく、可能であれば教育資金を出して貰う形にすれば相続税も減らせますので、一番良いと思います。学費を全額出してもらえれば住宅購入の予算もかなり増やせるでしょう。
住宅購入時にどのように考えれば良いかは以下の連載も参考にして下さい。
8000万円の家、買えるけど買わない方が良い理由 |
日経DUAL http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=2490
共働きなら6500万円の一軒家は買えるのか? | 日経DUAL
http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=2027
住宅購入で参考になる記事を多数紹介していますので、回答者の名前の個所をクリックしてご確認下さい。
シェアーズカフェ店長・ファイナンシャルプランナー 中嶋よしふみ
日経マネー・日経DUAL・オールアバウト住宅ガイド、ハフィントンポスト、ヤフーニュース等で連載中。
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