2000万円の運用はどうしたらいいでしょう?

わんこ(大阪府)

解決済み 2013年12月05日
54歳女性独身です。現在は求職中です。今後大きな定期収入は見込めないと思います。資産の30%である2000万円(老後の資金)についてお伺いします。どのように運用するのがいいでしょうか?株の経験はなく、知識もありません。投資信託で運用する場合、私は、購入時の手数料なし、信託報酬の安いグローバルバランスファンドを考えていますが、株式60%債権40%、成績の良いバランスファンドをいくつかピックアップし、運用を見て入れ替えることができるよう、手数料や信託報酬が高くても、運用の良いものを選んだほうがよいと勧められています。その場合、口座管理料も年5000円ほど必要になってきます。手数料や管理料など無駄なように思うのですが、どう考えたらいいのでしょうか?もちろん運用がよく、それらを差し引いてもより利益があればいいというのはわかるのですが。どちらにするべきでしょう?他の資産は銀行に預金していますので大きく増えることは望めません。よろしくお願いいたします。

No.1016

質問者からのメッセージ

2013.12.16

お忙しい中、ご回答ありがとうございました。多くの先生方がライフプランとキャッシュフローを含めてと言うことをアドバイスくださいました。このあたりを明確にできていない今、FPの先生に相談するのは時期尚早のようでしたね。しかし今後のことを考えるよい機会になりました。このサイトが、よいFPの先生と出会える一助となることを実感できたこともよかったです。お忙しい中親身にアドバイスくださいましたこと感謝申し上げます。改めて相談に伺いますのでよろしくお願いいたします。

回答 6件

關 雅也 ファイナンシャルプランナー
所属:有限会社 新世紀
エリア: 東京都 町田市

アドバイス料が無料で口座管理料も無料の、私のアドバイスで口座開設+投資をするのが良いかと。
通常、売買手数料はどこの会社でもかかるものてす。
それ以外は特別な多数量なしでアドバイス致します。
skypeやLINEでのアドバイスも可能です。

2013.12.08


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中嶋 よしふみ ファイナンシャルプランナー
所属:中嶋よしふみ@保険を売らない普通のFP シェアーズカフェ
エリア: 埼玉県 川口市

その割合でよろしければ手数料が安い株式投信に60%の資金をあて、40%は国内債権なら個人向け国債に、外債なら手数料の安い外債投信にあてて下さい。それが一番手数料が掛かりません。バランスファンドは手数料的にお得ではありません。

この程度の配分ならわざわざアドバイスを受けるほどの内容ではありません。高い手数料を払うなら、その分投資に関する本の購入代金にでもあてた方が良いです。売買は安い投信を扱っているネット証券大手ならどこでもいいと思います。

手数料が高くて成績が良いというのは矛盾しています。投資信託は手数料が高ければ手数料分だけは確実に損をします。そして投資の結果は事前に分かる事はありません。

自身で判断出来ない人には良いかも知れませんが、そのサービスによってコスト分より確実に儲かる保証は当然ありません。

成功報酬型の投資顧問は大儲けすれば自分も儲かる、損をしても自分の懐は痛まない、という事になりますので過剰にリスクを取られる可能性があり、お勧めしません。

以下、参考までに。

インデックス運用とアクティブ運用は対立するのか? その1
http://blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/7268907.html
インデックス運用とアクティブ運用は対立するのか? その2
http://blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/7533461.html

シェアーズカフェ・店長 中嶋よしふみ *日経マネー・日経DUAL連載中*
公式サイト http://sharescafe.com/
公式ブログ http://blog.livedoor.jp/sharescafe/
シェアーズカフェ様の手数料に関するご回答、すっきり理解できました。ありがとうございます。セゾングローバルバランスファンドに積み立てを考えています。一時金で何かいいものがあればと思うのですが。大きなリスクがあるものは望みません。

2013.12.08


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森本  直人 ファイナンシャルプランナー
所属:(株)森本FP事務所

わんこ様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。

ちなみに、私は、FP資格の他に、証券外務員の資格も取得し、
5年以上にわたり個別具体的な投資アドバイスも行っている者です。

今回は、その立場からお話しさせていただきます。

まず第一に、投資信託の購入時手数料というのは、いわゆるアドバイザー料です。

アドバイス不要なら、ネット証券等で、購入時手数料なしのものを選ぶのもひとつの選択です。

ネット証券は、ある意味、自動販売機ですから、人を介さない分、コストは下げられます。

ただ、投資信託は、当然ながら、ただ買うだけで誰もが同じ結果になるわけではありません。

実際、私がアドバイスをしている皆さんも、銘柄と数量、売買タイミングなどによって、
運用成績には、かなりのばらつきがあります。

ばらつきがあるため、アドバイスを求めるニーズもあるわけです。

ただ買うだけで、誰もが同じ結果なるものにアドバイザー料を払う人はいません。

あと、インデックスファンドを勧める先生も多いのですが、
実務をしている立場からすると、銘柄の選択によっても、ご相談者の方に喜んでもらいたい
という思いがありますので、私は、どちらかというとアクティブファンドをお勧めしており、
実際、私自身の運用もアクティブファンドです。

アクティブファンドの中にも、きちんと選んでいけば、“わるくないもの”もあります。
(もちろん、“絶対に良いもの”は、事前に選べません)

例えば、私がお勧めしている日本株のアクティブファンドのうちひとつは、
アベノミクスの上昇局面で、インデックスを50%以上も上回ったりしました。

ちなみに、このファンドは、過去に評価会社で最優秀ファンドに選ばれています。

まとめますと、判断の基準は、わんこさんが、人のサポートを受けることに価値がある
と考えるかどうかです。

人のサポートを受ける価値は、手数料が安くなるといった話とは異なり、
目に見えない部分ですから、そこをどう考えるかだと思います。


わんこさん、貴重なコメントありがとうございます。
確かに、大切なお金のことについて、誰に相談するかは、とても難しい問題ですね。

なお投資信託は、副作用の強い薬と一緒で、きちんとリスクを管理しながら、利用しなければなりません。

ご自身にとって将来必要となる資金を把握した上で、どの程度のリスク(振れ幅)をとって、どの程度の期間で、どれだけのリターンを目指すのか、といったあたりも綿密に計画を立てる必要があります。

また、例えば、リーマンショック、欧州債務危機などの時は、感情のコントロールも重要になりました。

もし一人で進める場合は、上記の点なども含め、よく研究しながら慎重に進めてみてください。

2013.12.08


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梶田 けい子 ファイナンシャルプランナー
所属:梶田ファイナンシャルプランニング事務所

「グローバル・バランス・ファンド」と一言で言っても、

・実際に投資する国。
・国別の投資割合。
・株式と債券の投資割合。
はファンドにより大きく異なります。

・先進国の市場だけを投資対象としているグローバル・バランス・ファンドもあります。
・発展途上国の市場を含めて分散投資しているグローバル・バランス・ファンドもあります。
・株式への投資割合の方が大きいファンドも有ります。
・債券への投資割合の方が大きいファンドもあります。
・一つの国の株式市場や債券市場だけに投資するファンドも有ります。
・世界中の株式市場に投資するファンドも有ります。

>もちろん運用がよく、それらを差し引いてもより利益があればいいというのはわかるのですが。

との事ですが、それは十分にあることです。しかしそれには投資者自身が見る目を養う必要が有ります。営業マン任せでは無理です。


わんこさんは、54歳女性独身。現在は求職中。今後大きな定期収入は見込めない。株の経験はなく、知識もないとの事ですので、今すぐに2,000万をどう運用しようと思わなくても100万ぐらいの少額投資を先ず1つ初めてみることを奨めます。

株式の知識が無くても転換社債を1つ持ってみると株式がどの様なものか体感として理解できるようになります。
転換社債とは株式に転換できる社債のことで100万円から始める事ができます。
転換しなければそのまま満期時に投資した金額は100%償還されます。

それでも心配で債券事態解からないのであれば国債の2~3年で償還の既発債から始めても良いです。償還時には100%で戻ります。

始めから行き成りするのではなく、自分が理解できるものから先ずは初めてみるのが良いです。理解できるようになれば次はもう少し難しいものでもできるように成ります。

何も解からなければ「株と債券をバランスよく」と言われても、ずーと判らないまま営業マンに言われるままの投資になりますよ。
先ずは少額から自分が理解できる商品から始め理解する力をつけることです。
こうした経験を積むとファンドへの理解もできるようになります。
ファンドは1つ1つの証券の集合体です。それが商品になっただけです。

梶田ファイナンシャルプランニング事務所です。

>株式60%債権40%、成績の良いバランスファンドをいくつかピックアップし、
>運用を見て入れ替えることができるよう、
>手数料や信託報酬が高くても、
>運用の良いものを選んだほうがよいと勧められています。
>その場合、口座管理料も年5000円ほど必要になってきます。

と書かれた点と他のFPの方への返事に

>以前作成したキャッシュフロー表では貯金+2000万円を4%で運用出来れば23年後8000万くらいになるらしいのですが

と答えられている点を観てどなたからアドバイスを頂いたかな?と思いましてアドバイスの内容に補足させて頂きます。


上記の勧められ方を読ませて頂き、営業の方に勧められたのであればその会社が現在販売に力をいれているファンドの可能性を感じます。独立系FPであれば投資経験は浅いか?販売目的の可能性を感じられます。


口座管理料がかかるのは、投資商品はお客さんの資産と銀行や証券会社の資産そしてそれを運用する信託銀行の資産とは分別して管理されています。また、お客さんが投資された資産は、他のお客さんの資産とも分別して管理されています。そのため管理料が必用になります。



「運用を見て入れ替えることができるよう」という点について、
運用を観て入れ替えができるようにした方が良いことは良いのですがその場合、

売買手数料を含めた値上がり益があるかどうかも見る必要が有ります。
少しぐらいの利益で乗り換えを行っても売買手数料で取られてしまいますので、トータル的に観るとあまり利益が出ていなかった。と後で気が付くことがあります。


こうした場合、入れ替えを行うことによって勧誘する人は営業成績が上がりますが、トータルするとお客さんはさほど利益が出ていないことに成ります。


>運用の良いものを選んだほうがよいと勧められています。

という点も、ファンドに載っている運用は過去のデーターです。
「過去運用が良かったから」とこの先も運用が順調に行く保障は有りません。

ファンドに投資する際に、過去のデーターも見ますが今後の経済の先行きを観てこのファンドに投資するかどうかをお客さんは決めなくてはいけません。
運用が良い物を選んだ方が良いというアドバイスは適切ではありません。
パンフレットのデーターは過去のものですからそれが保障されているわけではありません。

また専門家でも本当に運用の上手い人とそうでない人がいます。
そうした点では過去のデーターは役に立つかもしれませんがそれが保障されているわけではありません。


こうした事を踏まえて、何に投資するにも必ず目論見書を読んでくださいね。
また目論見書を読まずに投資することはできないのですよ。






2013.12.15


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金森  徹也 ファイナンシャルプランナー
所属:アルカディアFP事務所
エリア: 北海道 札幌市


初めまして アルカディアFP事務所の金森徹也と申します。
条件を整理させていただきます。

1.54歳女性独身です。
2.現在は求職中です。
3.今後大きな定期収入は見込めないと思います。
4.資産の30%である2000万円(老後の資金)についてお伺いします。どのように運用するのがいいでしょうか?
5.株の経験はなく、知識もありません。

いくつかの大事な点で不明点があります。
1.老後資金を2000万円にした根拠は何でしょうか?
2.ライフプラン(キャッシュフロー表)は作成されたのでしょうか?
3.老後はどこにお住まいでしょうか?(持ち家・自己所有マンション・賃貸・大阪または他の地域)

極端な例ですが、賃貸であれば、数十年分の家賃・維持費などがかかります。
持ち家であれば、固定資産税などがかかります。

口座管理料の5000円を心配される前に、ライフプランの作成をおススメいたします。
わざわざ、リスクのある運用の必要が無いかも知れません。

参考になれば幸いです。

金森様のご指摘通りだと思います。今まで人生は何が起こるかわからないような体験をしているので、将来のプランがたてられないのです。しかし、ある程度楽しめる生活はしたいのでお金も増やしておきたいと考えます。2000万円は長期投資に使う予定のお金です。総資産の約30%です。現在親の持家で同居しています。姉妹3人いるので、将来はどう分けるかはわかりません。そのまま住むのであれば、金森様のおっしゃる維持費、固定資産税を払わなくてはなりません。以前作成したキャッシュフロー表では貯金+2000万円を4%で運用出来れば23年後8000万くらいになるらしいのですが。ですので、それくらいの運用が出来れば大きなリスクはとりたくないと思います。また、今からでも何か身につけて、生きがいと生活費の足しになるような仕事をしたいと考えています。そうなると出費が心配です。そして私の希望は元気なうちは海外でロングステイ、いずれは日本の介護付きホームに入りたいと考えています。FPに相談するにもライフプランがはっきりしないことにはアドバイスも難しいということですね。

2013.12.08


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伊勢谷 ファイナンシャルプランナー
所属:株式会社 VLIP

わんこさん、はじめまして。

さいたま新都心のFP会社、株式会社VLIPの加藤と申します。




資産の30%である2000万円(老後の資金)の伺いですが、
老後の資金を増やすのであれば、
資産全部を捉えて運用を考えるべきかと思います。

私もわんこさん同様に同年代の女性であり、
最近特に、老後資金について考えることが多くなってきています。

女性の平均寿命は、86.41歳となり、単純に考えても最低35年間を生き抜く資金が必要となります。

わんこさんの資産は、すべて金融資産であるとすると6700万円の預貯金であり、年利0.02~1.0%
では、中々資産が増えない状況から30%2000万円を投資系の運用にと考えたことかと思いますが、
まず、30%の割合が妥当かも含めて考えた直した方が良いと思います。

わんこさんご自身が、現在、求職中で、今後、大きな定期収入が見込めないのであれば、
運用比率を大きくして老後資金だけでなく、これからの生活資金の補てんも含め運用を考えた方がベターです。

この機会にわんこさんが現在、考えている今後のライフプラン(未来予想図)と
その実現に向けたキャッシュフロー(収入・支出・貯蓄)を作成した上で運用割合・方法を判断することをお勧めします。

お力になることができると思いますので、ぜひ、ご相談下さい。お待ちしております。

株式会社VLIP
http://www.vlip.jp/

ご回答ありがとうございます。加藤様をはじめ多くの先生方が、ライフプランとキャッシュフローを含めた運用が必要とアドバイスくださいました。今後どうするのがよいのかを考える機会になりました。お忙しい中、多くの先生方のアドバイスを頂いたことに感謝申し上げます。ありがとうございました。

2013.12.16


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