信用金庫の事前審査が通りませんでした。原因と対策法を教えてください

かずまま(愛知県)

解決済み 2015年11月21日
はじめまして、aiと申します。簡潔に状況など申しますと彼42歳、自営業青色申告2期分(以前は白)年収300~400万、自動車ローンが残り270万、過去に昔乗っていた車のローン引き落としを3回ほどうっかり遅延。去年クレジットカードの未落ちが一度。キャッシング利用100万程2年前にして途中で一括返済。以上が私が把握している現況です。私は40歳自営業2期目年収は100万くらいでしか申告してません。子供10歳一人。バツイチで彼とはまだ入籍していません。
再婚と住宅購入を考えて土地探しと工務店選びの中、信用金庫さんの仮審査を受けましたが落とされました。希望融資額は3000万で自己資金は300万、車のローンは本審査までには一括完済予定。一応、私の確定申告と通帳なども提出しました。彼は諦めきれずフラット35ならと再審査をかけたそうです。私が思うに希望融資額に対しての自己資金が少ない、過去に支払い遅延 などがあるので、自動車ローンを完済してもフラットさんが個人情報開示したらNGなのではと思いました。あとは来年3期分の申告をして自己資金をもう少し増やしてからでないといけないのかとも思います。まずは何が一番ネックでクリアしていくべきかアドバイス頂けたらと思い書き込みました。自動車ローンを無理に完済しても他の理由でダメなら意味ないですし、それとも住宅購入は諦めた方がいいんでしょうか。私は今、家賃68000の所に住み、彼は親名義の住宅に一人暮らしして光熱費など二重ですし合算すれば支払いできるように思われるのですが考えが甘いんですかね。長々とすみません。よろしくお願い致します。

No.1122

質問者からのメッセージ

2015.11.23

専門家の先生の皆様、丁寧なご回答本当にありがとうございました。この掲示板で無料にて親切にご回答下さって感謝します。 メッセージのやり取りであらためて分かった事を元にまずは来期申告をしてシュミレーションしたいと思います。どのくらいの申告金額か、またそれにより追加の支払い消費税も出ますので支出を見て検討して個人的に専門家の先生にお力添えをお願い したいと思い出直します。どの先生もベストアンサーにさせて頂けたらと思いますが今回は一番早く返事頂いた先生を選ばせていただきます。

回答 4件

ベストアンサーに選ばれた回答です!

黒田 健一 ファイナンシャルプランナー
所属:おうちコンシェル アピタ富山東店
エリア: 石川県 金沢市

こんにちは

フラット35の事前審査は
1.収入に対する返済負担率チェック
2.個人信用情報のチェック
の2点がメインです

まず1に対して、自営業の場合は売上ではなく所得で判断します
所得400万なら他の借入がなければ3,000万融資は負担率の面では
クリアしますので、車ローン一括完済は意味があります。
相談者さんが所得100万収入合算すれば月5万くらいのローンで
あれば完済しなくても負担率の面ではクリアするはずです
入籍していなくても可能です。
(フラットのHPで計算できます)

2については合計4回の遅延とキャッシング利用履歴がポイントに
なってきますが厳しい状況だとは思います。キャッシングや
消費者金融は利用履歴自体が問題視される傾向。

フラット利用の場合は自己資金の多い少ないはあまり関係ありません
信金や地銀の場合は担保価値をみますので自己資金が多ければ有利に
なり、都銀は属性(勤務先とか)を重んじる傾向にあります。

もしフラット事前審査でNGの理由が個人信用情報の場合

1.保証会社を利用していない地銀でトライ(保証料不要の銀行)
2.ノンバンクでトライ(金利は高めになります)
3.相談者とその親による親子リレーローン
全てダメなら個人信用情報のネガティブ履歴が消えるのを待つ

こちらでは、1で解決したケースは何例かあります。
まずは、事前審査の結果をご確認ください。


かずままさんへ おうちコンシェルです

 フラット35は融資に含まれない諸費用が多いので
自己資金300万はないと家が建つまでの資金繰りができません
収入合算で所得500万なら車ローン返済しなくても土俵に乗りそうですが
おっしゃる通りキャッシング利用履歴がポイントですね

 ※フラットの場合ローンの残高が問題なのではなく
年間の返済額がいくらなのか返済負担率の面から
考えるだけです。本来借りられる金額からローン残高
を引いた金額が貸せるという意味ではないことにご注意を

2015.11.22


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菊原 浩司 ファイナンシャルプランナー
所属:FPオフィスConserve&Investment

はじめまして。藤田川と申します。

ご提供頂いた状況ですと、まずローン等の引き落としの遅れが複数回生じていることから信用状況への瑕疵が考えられます。指定信用情報機関CICに信用情報の開示を依頼し、返済状況欄の確認してみましょう。

次に借入金額についてですが、一般に借入金の総額は年収の7倍と言われています。
旦那様の年収を最大の400万円としましても借入可能な残金は400万円×7-270万円=2530万円です。
自己資金の300万円を加えても3000万円には届きません。実際の年収には振れ幅があるようなので上限はもう少し低くなっていると思われます。

まず考えられるのはこの2点と予想されます。

賃貸か持ち家かの問題ですが、一般に住居費は年収の30%が上限と言われています。持ち家の場合、住宅ローンの支払いの他に固定資産税や都市計画税、火災保険や建物の修繕費などが加算されます。住宅ローンの支払いそのものには堪えられるかもしれませんが、これらの支払いを加味した場合でも大丈夫でしょうか?

金融機関の審査は外部から基準が解りません。本見解もひとつの例としてお考えください。
当社とお付き合いのある住宅ローン等の融資担当者もおります。もし、お力になれる様でしたら是非コンタクトを頂ければと思います。よろしくご検討ください。

2015.11.22


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岡崎 孝弘 ファイナンシャルプランナー
所属:株式会社 Ligare
エリア: 宮城県 仙台市

ご質問ありがとうございます。
ai様、はじめまして、(株)Ligareの小野寺と申します。
再婚と住宅購入のご予定とこと、誠におめでとうございます!

土地や工務店をお探し中に信用金庫さんの仮審査が落ちてしまったことで大変ご不安になっておられることと思います。

婚約者様とai様ともに自営業とのことなので、自営業の方の場合一般的に過去3年分程度の確定申告の実績が審査で見られるといわれています。
この期間に携帯電話の料金等(通話料・本体代)の細かいものから車のローン・キャッシング等まで借り入れが多かったり、返済が遅れてしまうとローンが通らない可能性が出てきますので注意が必要となってきます。

審査が落ちてしまった理由は他の方もお応えしているので省かせていただきますが、
借りられる額と返済していける額は違いますのでそちらにも目を向けていただけると安心して住宅購入していただけるのではないかと思います。

•借りても安心なローン価格は年収の5倍まで・毎月の返済額は手取り月収の25%~30%が目安です。
•諸費用の目安は新築物件で3%~7%・中古で6%~10%が目安とされています。
•購入可能な物件価格は(返済が可能額+自己資金)- 諸費用で計算しましょう。
※自己資金については物件は購入直後に2割程度価値が下がる為+1割程度の諸経費がかかる場合もある為、合計で物件価格の3割程度を用意をすると安心といわれております。

結婚後に色んなライフイベントもあるかと思いますのでお近くのFPの方にキャッシュフロー表やライフプランを作成してもらい、どの時期にいくら必要になるのか?が分かるとより安心して住宅購入を含めたライフイベントを迎えられると思います。

ai様とご家族になられる婚約者様のご希望が叶えられることを心よりお祈り申し上げます。

ai様、こんばんは!小野寺です。お返事ありがとうございます。
婚約者様が42歳とのことで少しでも早くローンを組みたかったお気持ちお察し致します。

住宅にも"出会い"があると思うので、お子様の教育費やその他のイベント等も考えながら3割程度の頭金を準備できなくてもいくらくらいまで準備すれば返済していけるのか?※を確認し、車の残債をどうするのか?それを準備するために家計をどう管理していくか?などを婚約者様ともお話をしてみてください。

(※自営業とのことなので今後の所得を予想することも難しいかもしれませんが、住宅ローンを組む際に頭金を少しだけ準備し、貯金をしながら生活をして、まとまった金額が準備できた時点で繰り上げ返済する方法も可能な場合があります。所得が下がった場合のシュミレーションもしてどこまでなら払っていけるのか?を確認してみてください。)

なお、ご存知かもしれませんが消費税は住宅購入の場合は平成28年9月30日までに契約したものについては、引渡しがH29年4月1日以降になっても、8%の税率を適用することとされています。(マンションの場合は注文者が壁の色又はドアの形状等について特別の注文ができる場合には、同様の経過措置が適用できます)

新築だった場合、住宅ローン減税を補てんする制度で【すまい給付金】という制度もあり、8%と10%の適用時では給付金の額も違いますので国土交通省のHPをご覧になってみてくださいね。


お忙しい中でいろんな事を考えるのはとっても大変だと思いますが、安心して生活出来る様上手に専門家を利用して念願の住宅購入を叶えてくださいね!

2015.11.23


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野田 茂 ファイナンシャルプランナー
所属:野田総合事務所
エリア: 長崎県 長崎市

ai様へ
大変失礼ですが一見したところご希望の借入は難しいと思います。
3000万円を元利均等返済、20年返済、金利年2.0%として計算しますと、毎月の返済額は15万2千円程になります。その他、団体信用生命保険料、火災保険料等が発生します。また、固定資産税等も納税していくことになります。
融資側とすれば、長期にわたってこれらの出費を安定して見込める家計の状況にあるか、無しかを判断します。
 人生の三大資金として、①住宅取得資金、②教育資金、③老後資金が挙げられます。この内どれを優先するか、ということを真剣に考えてみて下さい。
 ②については、お子さんが10歳ですので今後10年程度はかなりの支出を考えなければなりません。これに備えて「学資保険」等をご検討してみて下さい。
 ③については、自営業ですので公的年金が基礎年金だけだとすれば離職後の家計収入は意外と少額でしかありません。勤め人のような退職金がありませんので、これに備えて今から毎月少しずつ貯蓄を続ける、「個人年金」を始める、とか対策を検討してみて下さい。また、高齢時の「医療保険」もご検討下さい。
 ②、③の支出を考えた上で、①については、収入の中から余裕をもってどれ位充てられるのか、を考えてみて下さい。長期にわたって一定額を必ず支出していかなければならない部分です。仮に中途で返済が滞ることになれば、せっかく手に入れた家を明け渡さなければならなくなります。
 以上のとおり、将来の生活設計を考える中で住宅の取得を考えるべきだと思います。
 一度数字を落とし込んだ生活設計表を作成してみて下さい。
 その協力はできます。

 2015/11/23
    ファイナンシャル・プランニング技能士 野田 茂

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