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FPの回答
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野田茂(野田総合事務所)
長崎県2015.11.23
ai様へ
大変失礼ですが一見したところご希望の借入は難しいと思います。
3000万円を元利均等返済、20年返済、金利年2.0%として計算しますと、毎月の返済額は15万2千円程になります。その他、団体信用生命保険料、火災保険料等が発生します。また、固定資産税等も納税していくことになります。
融資側とすれば、長期にわたってこれらの出費を安定して見込める家計の状況にあるか、無しかを判断します。
人生の三大資金として、①住宅取得資金、②教育資金、③老後資金が挙げられます。この内どれを優先するか、ということを真剣に考えてみて下さい。
②については、お子さんが10歳ですので今後10年程度はかなりの支出を考えなければなりません。これに備えて「学資保険」等をご検討してみて下さい。
③については、自営業ですので公的年金が基礎年金だけだとすれば離職後の家計収入は意外と少額でしかありません。勤め人のような退職金がありませんので、これに備えて今から毎月少しずつ貯蓄を続ける、「個人年金」を始める、とか対策を検討してみて下さい。また、高齢時の「医療保険」もご検討下さい。
②、③の支出を考えた上で、①については、収入の中から余裕をもってどれ位充てられるのか、を考えてみて下さい。長期にわたって一定額を必ず支出していかなければならない部分です。仮に中途で返済が滞ることになれば、せっかく手に入れた家を明け渡さなければならなくなります。
以上のとおり、将来の生活設計を考える中で住宅の取得を考えるべきだと思います。
一度数字を落とし込んだ生活設計表を作成してみて下さい。
その協力はできます。
2015/11/23
ファイナンシャル・プランニング技能士 野田 茂
大変失礼ですが一見したところご希望の借入は難しいと思います。
3000万円を元利均等返済、20年返済、金利年2.0%として計算しますと、毎月の返済額は15万2千円程になります。その他、団体信用生命保険料、火災保険料等が発生します。また、固定資産税等も納税していくことになります。
融資側とすれば、長期にわたってこれらの出費を安定して見込める家計の状況にあるか、無しかを判断します。
人生の三大資金として、①住宅取得資金、②教育資金、③老後資金が挙げられます。この内どれを優先するか、ということを真剣に考えてみて下さい。
②については、お子さんが10歳ですので今後10年程度はかなりの支出を考えなければなりません。これに備えて「学資保険」等をご検討してみて下さい。
③については、自営業ですので公的年金が基礎年金だけだとすれば離職後の家計収入は意外と少額でしかありません。勤め人のような退職金がありませんので、これに備えて今から毎月少しずつ貯蓄を続ける、「個人年金」を始める、とか対策を検討してみて下さい。また、高齢時の「医療保険」もご検討下さい。
②、③の支出を考えた上で、①については、収入の中から余裕をもってどれ位充てられるのか、を考えてみて下さい。長期にわたって一定額を必ず支出していかなければならない部分です。仮に中途で返済が滞ることになれば、せっかく手に入れた家を明け渡さなければならなくなります。
以上のとおり、将来の生活設計を考える中で住宅の取得を考えるべきだと思います。
一度数字を落とし込んだ生活設計表を作成してみて下さい。
その協力はできます。
2015/11/23
ファイナンシャル・プランニング技能士 野田 茂
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