支払える能力はあるが、住宅ローンを組んだほうがよいのか??

でんち(香川県)

解決済み 2013年06月16日
マンションの購入(2000万程度)を考えております。資金は手元にあり、一括購入を考えていたのですが、住宅ローンを組んだほうが控除が受けられ、結果的には得になると聞きました。収入は600万程です。個人的にはローンということに抵抗はあります。勉強不足で申し訳ありませんが、アドバイスをいただければ幸いです。

No.973

質問者からのメッセージ

2013.07.02

大変勉強になりました。資産と今後のライフプランをもう一度考えてみます。お忙しいなかどうもありがとうございました。

回答 4件

金森  徹也 ファイナンシャルプランナー
所属:アルカディアFP事務所
エリア: 北海道 札幌市

初めまして 住宅ローンアドバイザー資格を持つ 中立公平な独立系FP事務所です。

最初に控除のお話はどなたから聞いたのでしょう?

下にフラット35での住宅ローン控除の説明ページを紹介させていただきますので、後で確認してください。
http://www.flat35.com/user/genzei/loan_koujo.html

フラット35を利用しなくても控除制度は同じです。
仮に1000万円のローンを組んで年100万円返済をすれば、
毎年100万円の所得控除は可能です、100万円の1%控除されても1万円だけの控除額です。
2年目の12月31日はローンも減りっていますから控除の金額も減ります。

上は厳密に計算すると12月31日でのローンの金額です。

さて1000万円の住宅ローンを10年間

金利1%で計算してもローンの総額は10,512,432円となります。

住宅ローンの計算でこの段階では、他の金融商品への知識も推測されます。

例えば、住宅購入後、地震で全損になると2000万円のマンションで建物が、仮に1000万円の評価だと
普通では地震でも500万円しか支払われません。


お金を支払ってでも公平中立な独立系FP事務所に相談することをお勧めします。

参考になれば幸いです。
+ 全文を見る

中嶋 よしふみ ファイナンシャルプランナー
所属:中嶋よしふみ@保険を売らない普通のFP シェアーズカフェ
エリア: 埼玉県 川口市

回答します。

変動金利ならば0.775%とか0.875%で借りられます。3年固定なら0.6%などもあります。それに対して住宅ローン減税は1%ですから、単純な比較は出来ませんが、金利が低いままならば借りた方が多少得をする可能性はあります。手数料も色々とかかりますので、最終的にはトントン程度だと思いますが。

借りるメリットとしては、手元のお金を一気に減らさずにすむ事でしょう。損得の問題より資金繰りの問題ですね。物件価格の何倍も手元資金があるならローンは不要でしょう。ギリギリの状態ならば借りて買った方良いでしょう。で、借りて買った場合も資金はしっかり確保しておいて、変動金利が上がりそうになったらただちに完済する、と言った方法です。

手元に残したお金は個人向け国債など元本保証で運用しておけば完璧でしょう。

あとは預金連動型住宅ローンなど。預けた預金の分までローンに利息がかからないという仕組みです。預金がローンより多くて、手元資金を残しながらお金を借りたい人には選択肢の一つです。

以上、参考にして下さい。

シェアーズカフェ・店長 中嶋よしふみ *日経マネー連載中*
公式サイト http://sharescafe.com/
公式ブログ http://blog.livedoor.jp/sharescafe/
購入にあたっては、よろしければ以下の記事も参考にして下さい。月間アクセス23万件を超える当方のブログです。
全部読めば有料相談を何回も受けた分だけの価値はあります。

*最初に読む
*購入に関する具体的な知識・テクニック
*住宅に関する考え方
*家を買うときに考えておきたい住宅の将来

*最初に読む・・・基礎知識としてどうぞ。
●持ち家は資産か? 持ち家に関する二つの幻想 
http://blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/4950212.html
●そろそろ決着をつけたい「持ち家と賃貸はどちらが得か?」というくだらない論争 
http://blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/5151966.html
●「持ち家は資産だ!」という反論が来た(謝罪も有り) 
http://blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/5319408.html
●リスクとの付き合い方 持ち家議論へ頂いた反響への回答 
http://blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/5764908.html

*購入に関する具体的な知識・テクニック
●住宅購入における予算の決め方 その1
http://blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/9344489.html 
●住宅購入における予算の決め方 その2
http://blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/9654387.html 
●小学生でも分かる住宅ローンの計算方法
http://blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/5153844.html 
●結局何が違う?住宅ローンの変動金利と固定金利。
http://blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/23213848.html
●5000万円のマンションは月12万円の支払いで買えるのか?
http://blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/18582852.html
●繰り上げ返済は本当にお得なのか? 前編
http://blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/12855940.html 
●繰り上げ返済は本当にお得なのか? 後編
http://blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/12856253.html 
●住宅購入と消費税増税に関して、抑えておきたい5つのポイント
http://blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/19360903.html

*住宅に関する考え方・・・購入や持ち家についてより深く考えられるようになります。
●「持ち家と賃貸はどっちが得か?」とか「家賃を払うのはもったいない」とかいまだに言ってる不動産業者やファイナンシャルプランナーは、相当ヤバイ その1
http://blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/11458473.html 
●「持ち家と賃貸はどっちが得か?」とか「家賃を払うのはもったいない」とかいまだに言ってる不動産業者やファイナンシャルプランナーは、相当ヤバイ その2
http://blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/11644905.html 
●NHKでも間違う、持ち家と賃貸の比較。
http://blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/5939290.html
●住宅ローンは借り時か? ~過去最低を更新した金利の低下について~
http://blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/13881199.html
●消費税が上がると、不動産価格はどこまで下がるのか。
http://blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/17784983.html
●持ち家の予算はチキンレースか?
http://blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/5939024.html 

*家を買うときに考えておきたい住宅の将来
●マイホームは老後に買え! ~人口減少社会へ迅速に対応する「企業活動」のリスク~
http://blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/25024240.html 
●わずか40年で地方都市は消滅し、都会には独居老人があふれる「まだら模様の将来」。
http://blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/18141980.html
●9割も売れ残る新築マンション ~空室率40%の時代に備えて
http://blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/14363556.html 
●シャープが韓国勢に負けた理由と、持ち家の「未来」
http://blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/15634593.html

以上、参考にして頂ければと思います。

2013.06.17


+ 全文を見る

深見 恒行 ファイナンシャルプランナー
所属:サラリーマン応援(円)団 サラリーマンの家計を守ります

でんち様  はじめまして。FPオアシスの深見と申します。

1)住宅ローンを組むと住宅ローン控除が使えますが、一括で現金で支払うのとどちらがお徳になるのか?

住宅ローン 2%20年 フラット35で借りる 

住宅ローン控除は期間が10年を切ると適用されません。そのために、10年フルに控除になるには20年の借入期間になります。

諸費用込みで、25,094,000円の総支払額になります。

5,094,000円余計に払い込みます。


2)住宅ローン控除は実際にどれくらいでしょうか?

2000万円の年末残高にかける1%の金額が最大での控除額になります。

残高を足していくと約150万円ぐらいになります。つまり最大でも150万円しか控除されません。

支払は」500万円増えて、得するのは約150万円。


これではどう考えても住宅ローンを借りるのが、損になります。


3)また、住宅ローンを借りて、手元にある2000万円をご自分で運用するのが2%以上の自信がありますか?

自信があるのなら、住宅ローンをかりることも可能と思います。


結論  

現金で払える余裕があるのなら、一括で払うほうが安心と思います。

但し、2000万円を払っても、まだ余裕資金を1年分生活できるだけは確保しておいてください。


+ 全文を見る

伊勢谷 ファイナンシャルプランナー
所属:株式会社 VLIP

でんちさん、はじめまして。

さいたま新都心のFP会社、株式会社VLIPの加藤と申します。


住宅ローンを組むことでのメリットは、

1.住宅ローン控除がある。(返済期間が10年以上であることが必要)

2.団体信用生命保険をつけることができる。(万が一の際の保証となる)

デメリットは、当然、返済する金額が、金利と期間により増大する。


でんちさんの金融資産は、どの程度あるか不明ですが、

マンションの購入資金を現金で2000万を支払って際には金融資産が、少なくとも減少します。

たとれば、

マンション購入時の頭金および必要経費以外は、住宅ローンを借りて、

2000万円から頭金および必要経費を差し引いた金額を住宅ローンの金利より高い利回りで運用できれば

金融資産を増やすことができます。

また、金融資産を出来るだけ増した上で繰上げ返済する方法も取れます。


それには、

でんちさんが現在、考えているライフプラン(未来予想図)とその実現に向けたキャッシュフロー

(収入・支出・貯蓄)を作成した上で判断することをお勧めします。

お力になることができると思いますので、ぜひ、ご相談下さい。お待ちしております。

http://www.vlip.jp/
+ 全文を見る