保険新規加入相談(20代夫婦・子無し)

yamay(千葉県)

解決済み 2010年12月24日
家族構成:夫27歳(サラリーマン) 妻26歳(専業主婦) 子供なし

先日結婚し、新婚生活が始まりましたが、
両方とも保険に現在未加入の状態です。
とりあえずは終身生命保険(夫)、医療保険(夫婦とも)に加入したいと思い、
保険の無料相談をしている店舗へ行きました。

2か所相談へ行きましたが、2か所とも
医療は掛捨・60or65歳払込タイプ
生命保険は60or65歳払込タイプ・終身保険・積立型をすすめられました。

うち1カ所はさらに掛捨ての収入保障(月10万円)もつけてはと言われました。
→2年後に子供ができると想定した場合に必要との判断から

2年以内には子供が欲しいと思っているのですが、できるかはわかりません。
終身保険+医療保険に加えて収入保障定期も入った方がよいでしょうか??

すすめられた内容をまとめると
A社:夫→終身保険(ソニー生命の積立利率変動型終身保険)500万円
        →医療保険(アリコのやさしくそなえる医療保険終身タイプ)日額1万円
        →収入保障(ソニー生命の家族収入特約定額型)65歳払込・
                                      保険期間65歳まで 
       妻→医療保険(ソニー生命 総合医療保険60日型 初期給付特約)
                65歳払込・終身

B社:夫→終身保険(アリコのつづけトク終身)1000万円
        →医療保険(オリックス生命のCURE)日額1万円60or65歳払込
       妻→医療保険(同上のレディースタイプ)日額5000円60or65歳払込 
   ※B社は子供がいないので、収入保障は現段階では不要との考え。

No.345

質問者からのメッセージ

2011.01.01

沢山のご回答有難うございました。 皆様の意見を参考に保険を決めたいと思います。 必要以上の保険に入らなくてもよいと考えられるようになりました。 とりあえずはライフプランニングをしっかり立ててみたいと思います。

回答 6件

山崎  耐忍 ファイナンシャルプランナー
所属:あなたの家計応援団

yamayさん

おはようございます
あなたの家計応援団
山崎 耐忍です。

今回をきっかけに
御夫婦で「保障」について考えてみてください。

保険ショップにて御相談されたとのことですので
それなりに詳しい状況をお話された上での
提案かと思います。

ですから私が表面的ことだけで、あれこれお話しするのは控えたいと思います。

収入保障タイプの保険加入の是非ですが
保険で保障をまかなう際に
使い方によっては有効な保険であるものです。

では、現時点で必要か?

保険ショップの方もお子さんができたときを見越しての
御提案のようですから、お子さんがいない段階で
絶対にそなえなくてはいけないものではありません。

では、今加入しなくて、お子さんが生まれてから加入するとしたら
・御主人のそのときの健康状態によっては加入できない場合がある
・現時点の保険料とくらべると年齢が上がる分、保険料は上がる
ことが考えられます。

また、
・お子さんが生まれたことによって奥様は
 遺族基礎年金を受け取ることができます。
・奥様が30歳になれば遺族厚生年金の受給期間も変わってきます。

これらのことを踏まえお考えになるのがよろしいかと思います。

また、今回の御質問からは若干離れてしまうかもしれませんが
御主人の今後の働き方、(独立などもお考えか)
奥様のライフプラン(今後、働かれるのか?特技などを活かし、何か始められるのか?)
御家族のライフプランも考慮に入れ保障をお考えください。

あわせて、ご主人の会社や保険組合などからの福利厚生、保障も考慮され
保険加入を御検討ください。
(保険ショップにて検討済みかと思われますが)

詳しい返答ありがとうございます。
とりあえずは結婚したので、保険に早く入らないといけないという焦りもあり、
一応中立の立場をうたっている保険相談所へいきました。
保険の前にまずは今後のライフプランを2人で明確にすることから
始めないといけないのですね。
夫の会社の保証なども考えていませんでした。

2010.12.26


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石井 詳文 ファイナンシャルプランナー
所属:石井ファイナンシャルプランニング
エリア: 愛知県 愛西市

はじめまして、愛知県で石井ファイナンシャルプランニングを営んでいます。石井です。
収入保障は今の段階でも必要ですよ。もし、大黒柱になる方が倒れたり、病気に掛かって収入が落ちたら
大変だと思うから。
終身保険の死亡保険金は生活費の半分から厚生年金の支給額を差し引いた金額を掛ける程度で充分ですよ。
それに世帯主の保険に上乗せする形で配偶者の医療保障をつけるという形で充分です。
保険の無料相談は保険を売れば保険会社から報酬が入る仕組みになっているのであまり当てにはならないよ。
中立的なファイナンシャルプランナーに相談を。
回答有難うございます。
保険の無料相談所では、一応『中立ですよ』という風には伺っていたのですが
やはりそのようなからくりがあったのですね。
また私(配偶者)の保険も極力抑えたいと思っていましたので、
世帯主の保険に上乗せという選択肢もあるのですね。

2010.12.26


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金森  徹也 ファイナンシャルプランナー
所属:アルカディアFP事務所
エリア: 北海道 札幌市

初めまして 北海道の金森FP事務所の金森と申します。

最初にライフプランを一度考え直すことをお勧めいたします。
特に老後のことを考えてください。

お子様のいない間は死亡保障の優先順位は低くなります。
医療保障も実は優先順位は低いです。
高額療養費制度を考えると入院日額1日1万円は一般に必要ありません。
治療費の保障と所得補償は別に考えてください。
医療保険は基本、介護状態では役に立ちません。
また、女性向けの医療保険では大腸がんなのになった場合あまり役にたちません。
女性のがんの死亡原因の1位は大腸がんです。

参考にしてください。「がん患者、お金との闘い」
http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/0224990/top.html


収入保障型の死亡保障に今加入することのメリットは
1.病気になって加入できない心配が要らない

デメリットとして
1.お子様が生まれるとは限らない
2.割安とはいえ掛け捨てである

これらを考慮して総合的に判断してください。

他の考え方として
1.終身保険などの貯蓄性の保険に例として1000万円に加入しておく
 この場合将来の解約返戻金が老後の資産になります。
 また、医療費用として使うこともできます。
 介護状態でもお金として使えます。
2.将来病気になったとしてもとりあえず1000万円の死亡保障があります。

優先順位の高いものとしては所得補償やがん保障のほうが高いと考えます。

ライフプランから見直すとこういう考え方もあるということです。

参考になれば幸いです。



回答有難うございます。
がんはお金がかかるというのは、聞いた事がありましたが、
一般の医療保険に目が行きがちでした。
終身保険についても、掛け捨てか貯蓄性の高いものかを
収支のバランス等も考慮して決めたいと思います。

2010.12.26


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岩橋 栄子 ファイナンシャルプランナー
所属:ファイナンシャルプランナー 岩橋 栄子
エリア: 東京都 練馬区

はじめまして、ファイナンシャルプランナーの岩橋と申します。

あらゆるリスクを想定して、万一の時働かなくても一生暮らしていけるくらいの金額を保険で準備しようとすると、保険料は高額になります。生命保険は最低限必要な保障をカバーするものとの割り切りが必要でしょう。

まずは、年金や健康保険などでどれくらい賄う事が出来るか、次に企業保障を調べてみます。そのうえで足りない分を補うことが大切です。

さて、収入保障定期も入った方がよいかとのご質問ですが、健康保険からの傷病手当金は、病気やけがによって長期の就業不能の状態になり、給与がもらえないなどの場合、給与の3分の2に相当する金額を、最長1年6ヶ月支給されます。自分の健康にかかわりなく必要な収入が入ってくるのでなければ、貯蓄とともに長期所得補償保険の加入も検討してみてはいかがでしょうか。

なお、もしものことがあった場合の会社員の妻は、原則、遺族厚生年金が一生もらえます。

以上ご参考になれば幸いです。

回答有難うございます。
自身で保険に加入するのが初めてという事もあり、
保険ですべてに備えようという考えがありがちでした。
岩橋さんのおっしゃる通り、まずは年金・健康保険・企業保障を調べた上で、
保険に加入しようと思います。
ただ、結婚したばかりで貯蓄も非常に少なく、民間の保険に何も加入していないので
どうしても早く入らないといけないのではという焦りは少しあります…

2010.12.26


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真野 ファイナンシャルプランナー
所属:投資の学び舎

例によって大雑把な話です。

1.大前提
  保障と資産運用或いは蓄財は分離すべきだと思います。終身保険での蓄財は、一般的に割高なものとなります。これは、単純にその利回りを他の金融商品、例えば国債と比べれば、容易に分かります。
  従って、終身保険の保険金はできるだけ少なく、ということになります。そもそも、終身保険に何のために加入するかです。葬儀費用とするなら、その程度300万円程度の保険金で十分でしょう。

2.死亡保障保険金額
  公的保険で結構保障されますが、足りない部分を民間でということなら、お子様が生まれる前であっても、例えば65才満期で1,000万円の死亡保障保険に入りその後、別途追加するのも一案です。死亡保障保険については、非喫煙者に優遇保険料率を提供するところもあり、言われるところより選択肢は多くあり、保険料の差は結構大きくなる場合もあります。


3.医療保障保険
  こちらも必ずしも、終身保険にこだわらず、取り敢えずは保険料の安い定期保険でというのも選択肢です。20年も30年も先の医療事情は分かりませんから、私は20ー30代の方は、10年定期の保障のほうが将来的な変化に対応するのにいいのではないかと思っています。
蛇足的補足です。


   保険契約における、「予定利率」は、所謂金融商品の「利回り」とは異なります。

   ∵予定利率は、払込保険料からその年の死亡保障のリスクプレミアムを差し引いた後の責任準備金の予定運用利回りです。したがって、累計払込保険料全てが運用に回っているわけではありませんから、累計払込保険料と解約返戻金を比較するとその利回りは当然のことながら、予定利率を下回ることになります。

2010.12.26


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土屋 剛 ファイナンシャルプランナー
所属:(株)FCTGファイナンシャルプランナーズ 

はじめまして。

詳しい状況がわからないので、一般論を述べさせていただきます。

万が一の時を考えるとすぐ「保険」となりがちですが、
保険はほかに手段がない場合に備えるものです。

だから、まずは保険をなるべくかけずに済む手段を考えるべきです。

気になる点をいくつかあげさせてもらいます。

①現在サラリーマンとのことですが、
死亡退職金はありませんか?
大企業ならほぼ確実にありますし、
中小企業でも結構な確率で保険にかけてもらってます。
これがあれば、葬儀費用などに備える必要はないのでは?と思います。
貯蓄としての終身保険は必要ありません。
何よりもまず現金(もしくは換金が簡単な資産)をつくりましょう。

②奥様の仕事復帰可能性
今もしご主人に何かあったあと、奥様は働きに出られませんか?
今までの経歴上や健康上などで厳しいのであれば収入保障は必要ですが、
遺族年金がもらえないのに、10万円では不足じゃないですか?
10万円の根拠がちょっとわからないです。
基本的には不要なのでは?と思います。


③貯金の有無(医療保険の短期払いは絶対×
全てに共通するものではありますが、
特に医療保険は貯金があれば必要ありません。
高額療養費でだいたい月9万円以内でおさまりますし、
そもそも入院の機会も日数も限られています。
医療保険で得する人は少なく、
ほとんど保険会社が儲かる仕組みです。

それで、十分に貯金がなく、医療保険に入るのであれば、
60歳払済や65歳払済は絶対にやめてください。
なぜなら、将来的にこの保険が役立たずになる可能性が十分にあり、
解約することも大いに考えられます。
医療は日々進歩していますから。
途中で解約するときに損してしまうので、
終身払いにするか、定期型のものにしてください。

最初にも書きましたが、
できるだけ保険は使わず貯蓄にまわす、という方法を考えてみてください。

もしよければ、以下のURLに詳しく書いてあるので、
参考にしていただければと思います。
http://www.happylifeplanning.net/jisseki.html


また、結婚されて、いい機会だから将来のキャッシュフロー表の作成をおすすめします。
それを見て保険の判断に一助にされればと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます!
回答有難うございます。
結婚して、生活がスタートしたばかりで、ふと『保険に入っていないから入らないと!!』という程度の知識かなかったので、保険でしっかりカバーしなければと思っていました。
まずは現状のは把握・将来の計画を行うことが必要なのですね。
医療保険は相談所では65歳払込みを進められていましたが、確かに医療制度の変化や技術の進歩で、保険を見直す際には損ですよね。相談所ではメリットばかりを聞かされていたように思います。早速URLを見て参考にさせていただきます。

2010.12.26


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