母子家庭のライフプラン

ゆみゃ(東京都)

解決済み 2017年10月19日
母子家庭のこれからについてご相談させていただきます。
去年の12月に離婚をし、現在は実家に暮らしています。
私(26)、息子(5、年中)です。
現在仕事はパートで大手中古車販売会社の電話業務と、カルチャー契約で週一でダンス講師をしています。
両方合わせて収入は月18~20万です。
実家には、食費光熱費を含め、2人で75000円を毎月入れて生活させてもらっています。
母子手当は月平均65000円おりており、養育費は月3万円です。
手当には一切手をつけず、養育費は冠婚葬祭等の急な出費に使っています。
息子が小学生になるまでには、実家を出てアパート暮らしをしようと考えています。
家賃は、管理費駐車場込で6万円以内で探そうと思っています。
1年半後には小学生になるので、1年後あたりでアパートへの引越しを考えていますが、こちらの地域では、新築建売住宅が2000万円程で買えるので、ゆくゆくは住宅購入を考えています。
2000万の借入で35年ローン、月々支払いが6万円程になるかと思うので、家賃の支払いとそれほど額が変わりません。
であれば、払っても払っても自分のものにならない賃貸よりも、住宅を購入した方がいいのではないかと考えています。
住宅購入を考えた理由は、
自分が亡くなった時に何か子どもに財産を残したい
子どもを家なき子にしたくない
家賃を払いながらたくさんの貯金は難しい
賃貸と同じ月々支払いで広い&綺麗な家に住める
母子家庭だから、という惨めな思いを子どもにさせたくない
将来子どもが家庭を持ったとき、実家に遊びに帰って来たときに泊めてあげられるだけの家を構えててあげたい
といったところです。
子どもに相続されたあとは、必要なければ貸してしまっても売ってしまっても構わない、負担にはならないだろうと思っています。
田舎でも、売れば200万ほどにはなるのではないかと思っています。
現段階で貯金はほとんどなく、更に総支払額140万の車を買ったばかりで金利が5.9%、月2万円×7年のローンを組んでしまっている、若い年齢のうちの方がローンが組みやすい、という理由から、30歳(あと4年、息子小学3年生)までに買えたらいいなと思っています。
4年以内に300万ほど貯金をし、車のローンを完済してから、住宅購入。とざっくり考えています。
自分なりに調べたところ、パートでもローンが通る場合があるとありましたし、子どもの成長具合や環境によっては正社員になることも考えています。
正社員になれば仕事量は月50時間ほど増えますが月手取り20万程はもらえます。
姉の子どもと息子の年齢が近く同棲のため、姉の家付近で安い一戸建てが買えたらいいなと思っています。
そうすればもし正社員になり仕事が遅かったり休日出勤になっても、姉の家に行かせることができます。
実家も同じ市内で隣町なので近いです。
住宅を購入すれば、固定資産税や維持費がかかるのは承知しています。
今は実家で生活させてもらっているので、まずは自分でアパート暮らしをし、何かあったときの備え(保険等)もしっかりして、更に自分の給料からも少しでも貯金をしていくぐらいの余裕をもって、住宅購入に踏み切ろうとは思っていますが、今後の人生のビジョンとして、4年以内に住宅購入!という目標を立てたいのです。
ただ、まだ知識が少ないと思います。
相続に関することや贈与税等詳しいことは全くわかりません。
ただ、実父が亡くなっており、団体信用生命保険によって、ローン契約者の死亡でローンがなくなる、ということは知識があります。
住宅を購入したことによるデメリットや、子どもに掛けてしまう負担、いろんな角度から調べて、踏み切りたいので相談させて頂きました。
よろしくお願い致します。

No.1234

回答 4件

森 泰隆 ファイナンシャルプランナー
所属:トライウッドマネー研究所

ゆみゃさん

ご質問ありがとうございます。

ライフプランについてはしっかり考えておられると思うので、ある程度割愛します。

シングルマザーということですが、住宅購入すれば団信があるというのはご存知のようですが、ここでは質問者様がご病気になったりして働けなくなるリスクも考えた方がいいかもしれません。福利厚生の手厚い会社員でなければ、入院した時の手当や退職金についてもiDeCo等で備えておいた方がと思います。正社員になることも考えておられるようですが、厚生年金に加入することで将来受け取れる額も、もしもの時の障害年金や遺族年金も変わってきます。

住宅購入について、ライフプランの面では

メリット
①ローンが払い終われば、固定資産税などの負担だけで、賃貸のように家賃を払う必要がない
②契約者が亡くなれば、団信で返済が免除。相続人がそこに住み続けることができる
③自分の資産にすることができる
④長生きリスクに備えられる。(賃貸だと長生きすればそれだけ家賃を払い続けなければいけない)

デメリット
①修繕費等の積立が必要
②家族やライフスタイルに変化があっても住み替えできない
③家の売却時に、思い通りの金額で売却できないこともある。(空き家リスク)

等が考えられます。

デメリット③の部分は、物件によってはお子さんにも関わってくるので、慎重に考えた方がいいです。

相続については、もし今後再婚されたりして相続人が変わった時に、準備をしておかなければ”争族”に発展するケースもあります。
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關 雅也 ファイナンシャルプランナー
所属:有限会社 新世紀
エリア: 東京都 町田市

はじめまして。

質問文を読むと実現可能に見えますね。
ただ、新築建売住宅が2000万円で買えるとは夢のような所ですね、東京にもそんな場所があったなんて驚きです。

今は借金するのに良い時期ではありますが、不動産価格はあと3年くらいで下落に向かうと考えますので、今のうちに計画立てて資金準備しておきましょう。
但し、預貯金ではなく「資産」になる形で。
ご回答頂きありがとうございます。

東京都内ではありますが、23区外の田舎町で、3LDK以上駐車場2台以上の新築建売住宅がたくさん、続々と建っており、価格は1680万円程〜ある地域です。

住宅購入にあたり、きちんと計画を立てていこうと思います。

2017.10.21


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森本  直人 ファイナンシャルプランナー
所属:(株)森本FP事務所

ゆみゃ様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。

住宅購入を目標として、ご家族のために頑張るのはわるくない考えと思います。

住宅ローンは、4年後はわかりませんが、現時点では、パートでも安定した収入が
あれば通る可能性はあります。

但しその場合も、例えば、頭金を1割以上入れられないと、金利が高くなったりします。

ざっと拝見し、心配なのは、やはり頭金の準備です。

車のローン無しは必須ですが、将来のお子さんの教育資金なども考慮し、
貯金300万円ではやや心もとない感じがします。

というのも、仮に建売住宅2000万の内訳が、建物代1800万、土地代200万のような地域
とすると、万一、離職などで返済が苦しくなり、売却となった時に、
買った時の値段近くでは売れない可能性が高いためです。

土地は、時間が経っても基本的に利用価値は下がりませんが、
建物は、使用に伴い、年々価値が下がります。

特に、建売住宅だと、買った瞬間に大きく下がる傾向です。

売却代金でローンを完済できなれば、売るに売れず苦しむことになります。

売却の際は、仲介手数料もかかります。

また、住宅購入が賃貸と異なるのは、固定資産税や維持費の負担の他、
震災や火災などのリスクも引き受けなければならない点です。

そのため、火災保険料、地震保険料の負担も必要と考えられます。

いずれにしても購入の前に、しっかりとした計画を立てることが非常に大事です。

お金の計画を立案する専門家である、ファイナンシャル・プランナーと相談しながら、
計画を立てるのもひとつの方法です。

今から相談を始め、毎年1回程度、目標と計画の再確認をするのが理想的な相談イメージです。


ご回答頂きありがとうございます。

住宅購入の考えは悪くないとのご意見のおかげで前向きに住宅購入を検討できそうです。

今からでも相談ししっかり計画を立てていこうと思います。

2017.10.21


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川野 孝之 ファイナンシャルプランナー
所属:株式会社リライフ
エリア: 岐阜県 大垣市

はじめまして。住宅ローンの部分で回答させていただきます。

・パートでも住宅ローンの借入ができる → フラット35で住宅ローンを組むことができます。一部ネット銀行も可です。

・現在2つのお勤め先から収入があるので確定申告をして、2つの収入と役所で取得する所得証明の金額が合致していないと基本的に住宅ローンは難しいです。確定申告をされていないようであれば、確定申告はしておいたほうがいいと思います。

・母子手当(児童扶養手当)は役所によっては、マイホームを購入(不動産を取得)した場合、カットになるところもあるようです。事前に購入予定の地域の行政等でご確認いただければと思います。

・フラット35の場合、母子手当(児童扶養手当)を含めて、年収が300万円と想定しますと、カーローンの完済をしたと仮定して、現状机上の計算では返済比率を考えると借り入れは可能です※フラット35は児童扶養手当の収入への算入は可能です。民間の金融機関は不可です。ただお子様が大きくなり児童扶養手当がなくなった場合、現状の収入では返済比率オーバーになるので、毎月の返済は厳しくなります。また参考までにカーローンを残した状態ですと、物件価格1600万円、諸費用150万円の住宅であれば返済比率内の借入になり机上の計算では借り入れ可能です。

・物件価格2000万円、諸費用150万円と考えると、諸費用を含めて借入した場合、月々の返済金額は約66300円です。フラット35S対象物件の場合は、借入から物件によって5年もしくは10年の0.25%の金利優遇が受けることができます。

・2000万円前後の住宅ですと、飯田グループホールディングスの新築戸建等だと思いますので、各室照明、網戸、テレビアンテナ、エアコン、カーテン・カーテンレールがついていませんので、そのあたりの新調費用や引っ越し費用等も考えておく必要があります。

・万一今後金利が上がった場合ですが、例として、2000万円の借入で1%金利が上がった場合、総支払額では400万円以上も返済金額が増えてしまいます。金利が上昇するか現状のままかはこの先わかりませんが、金利上昇時のリスクも考えてどのタイミングで購入を検討するかは考えていたほうがいいと思います。また金利が上がると金融機関の審査金利も上がりますので、現状で借り入れできる金額が少なくなります。ちなみに年収300万円の方の場合、審査金利が1%あがると借り入れ可能金額が約360万円少なくなります。

私からのアドバイスとしては、まずは自動車のローンの完済を目標にして、完済した時点で住宅の購入をどのタイミングで検討するかを考えたほうがいいと思います。また購入した時に出ていく費用(固定資産税、将来のメンテ費用など)、入ってくるもの(すまい給付金、住宅ローン減税、各行政の利子補給など)、その他万一の場合の保険などもライフプランでシミュレーションをしてみればいいのではないでしょうか? お子様の教育費がかかる約10~15年後に無理なくしっかり住宅ローンが払っていけるようであれば、マイホームの購入は問題ないと思料します。
 
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