49才シングル マンション購入について

しろ(静岡県)

解決済み 2016年03月08日
はじめまして。
新築の2300万円のマンション購入は可能でしょうか。

現在49才 女性
年収350万円(定年60才まで昇給は50万円程度。退職金は中途入社のため恐らく500万円程度。
大手企業内グループ会社)
預金等2000万円弱 
保険は、60才払込満了の生命保険500万円(解約返戻金あり)、ガン医療保険に加入

頭金+諸費用に1600万円を入れ、800万円を15年借入(10年で返済予定)

物件は駅から徒歩10分程度、65平米
中古物件を探していたのですが、元々マンションが多くはないため、~15年(1800万円位)の中古は争奪戦で
悩んでいたところに中古の担当者から勧められた物件です。
とても気に入ったのですが、自分で考えていた予算を300万円上回ることで悩んでいます。

予算に合う物件を探したい気持ちもありますがまた時間が経ち、今度は年齢的に借入が難しくなるのではないか、
また物件も新しいほうが資産価値が残るのではないかと、とても悩んでおります。
(諸事情から戸建ては考えておりません)

何卒よろしくお願い申し上げます。






No.1138

質問者からのメッセージ

2016.03.10

ネット上ではありますが、初めて先生方にご相談してとても驚きました。 単純に、イエスかノーかだと思っていたのですが、こんなに色々なご意見があるとは。 今日も担当者と面談してきまして、いよいよ回答期限が迫りました。 とても気に入った物件でしたが、そもそもまだ購入か予算ダウンか賃貸か…が決められていないのだから、時期尚早ですね。 人生の早い段階のプランニングが大切ですね… あと、こういうご相談はお金のある方が多いような気がするのですが、本当はお金のない人ほどやらなければいけないことですね。 自分の状態を客観的に見ることができ非常に勉強になりました。 ありがとうございました。

回答 3件

黒田 健一 ファイナンシャルプランナー
所属:おうちコンシェル アピタ富山東店
エリア: 石川県 金沢市

こんにちは

 相談者さまが90歳まで生きると仮定すると

①住まい(マンション)にかかるお金
 2,300万+60万(800万ローンの利払い)+1,080万(41年分の管理費、修繕積立金)
 =3,440万
②介護に備えておくお金
 年80万×5年=400万

①+②で約4,000万が今後生きていくうえで生活費以外に必要と考えられます

現在貯蓄と退職金合わせて2,500万ですので

1.60歳までに1,500万貯めること(終身保険の積立金含む)
2.60歳~64歳は生活費以上の収入を得ること
3.65歳以降の年金で生活費が賄えること
※生活費=衣食、おこずかい、水道光熱、通信、医療、予備費(月2万程)
これくらいが条件になるかと思います。

ただし、現在貯蓄の運用や、ローンの組み方などで1,2,3の考え方
も変わってきます、重要なポイントになってきますのでお近くのFPにご相談ください。

尚、金銭的な新築メリットはあまりないと思いますが
長生きリスクの面では良い選択だと思います


具体的なご意見非常に勉強になりました。
なんとなく90才まで生きるなんて、日頃想定していないですから…
でも現実にあり得ますよね…
購入することにあまり金銭的なメリットがないのでは、というのは何となく自分でも感じていました。
この歳でこの資産では、そうですよね。賃貸にすべきか…う〜ん。
若い頃はもっと収入があったのに、あの頃からもっと貯めていれば…
今更反省しても遅いですが、これからは気を引き締めて行こうと改めて思いました。
ありがとうございました。

2016.03.10


+ 全文を見る

梶田 けい子 ファイナンシャルプランナー
所属:梶田ファイナンシャルプランニング事務所

しろさん、初めまして。

梶田ファイナンシャルプランニング事務所の梶田と申します。




私は、不動産に特化したFPでは有りませんが、
しろさんのご質問の内容を拝読して少し気になる点がありましたので、
当事務所がホームページ上に
マイホーム購入を検討されている方向けに問いかけている事を貼り付けておきますのでご高覧ください。


マイホーム購入を検討中のかたへ
http://www.kajita-financialplanning.biz/article/15255662.html

内容は子育て世代の方を中心に書いておりますが、独身の方にも該当する点はいくつかありますので、是非お読みいただければと思います。


セカンドライフをお考えの方へ
http://www.kajita-financialplanning.biz/article/15255673.html


>また物件も新しいほうが資産価値が残るのではないかと、とても悩んでおります。



不動産価値については、これまでの日本における不動産評価の考えでいると失敗すると思います。
中古の担当者がいるという点をみてもお解りいただけると思います。
これからは中古物件が多く販売されると思います。
これは日本政府の方針です。



今後は、地域に因っては新築物件マンションは立たないと予想します。
建設されても地方の場合は僅かと思います。
建つのであれば都心部あたりになると思います。





日本もホームインスペクションの普及に力を入れだしている時代です。
こうした世の中の流れをみて判断することも大事です。




ご希望に添える回答では無かったかも知れませんが、
最初の判断を誤って失敗した後のお客さんを数多くみて来ましたので、
老婆心ながら回答させていただきました。




ホームページ拝見いたしました。
拝見してよかったです。
やっぱりやめようかと思いながら、1つ1つのチェックがクリア出来ると、逆に買っても大丈夫と思える部分もあり、とても参考になりました。
特に親のことですが、実はかなりそのことを考えて物件の選択に至っております。
それを気にしなければ物件の選択肢は広がったのですが。
確かにこの先資産価値を気にするようでは買わないほうがよいのかもしれません。
冷静にならなければいけませんね。
ありがとうございました。

2016.03.10


+ 全文を見る

森本  直人 ファイナンシャルプランナー
所属:(株)森本FP事務所

しろ様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。

マンション購入の件、個人的には、賃貸+金融資産運用の方が、
リスク管理上は好ましいという意見ですが、
人生のチャレンジ的な意味合いで、購入するのはわるくないと思います。

もし購入するなら、出来るかどうか、ではなく、どうしたら出来るか、
を考えてみてはいかがでしょうか。

手始めに、お金のシミュレーションは実施した方がよいです。

具体的には、キャッシュフロー表の作成をおすすめします。

キャッシュフロー表とは、人生の資金繰り表のことです。

もちろん、どんなに計算しても、やってみなければわからない面はありますが、
事前に出来ることなので、ぜひ実施してみましょう。

ちなみに、最近は、日銀のマイナス金利導入で住宅ローンの条件は、かなり有利といえます。

今を好条件と見るなら、仮に800万円を借りるにしても、15年ではなく、
例えば、20年とか、なるべく長く借りた方がよいかもしれません。

一方、本当返済していけるのかという不安はあると思います。

会社員の場合は特に、勤労収入を増やすのにも限界があります。

試算してみて、将来のお金に不安が残るようでしたら、
できるだけローンを大きく組み、金融資産運用を組み合わせる手もあります。

投資信託や外国債券などによる運用は、価格変動のリスクが大きく不安と考える向き
もありますが、マンション購入にも、例えば、欠陥が見つかるリスクや震災のリスク
などがあり、いずれにせよ絶対に安全な選択はありません。

また自宅不動産は、少しずつ崩して、御飯を食べる(生活費に充てる)ことは出来ませんが、
金融資産なら、それが出来るという安心感はあります。

予算300万円の差も、やりかた次第で埋められます。

まとめますと、本当にそうしたい、そうなりたい、と思うことがあるなら、
お金の損得であきらめるのは、もったいないという意見です。

ぜひ色々と知恵を絞ってみてください。



こういう考え方もあるんですね。
私も、賃貸+資金運用という考え方はありました。
ただ都会ではないので、ずっと賃貸という考え方にも抵抗があり、
でも抵抗とか言う問題ではないですよね。
実は少額ですが長く、金の積立をやっており、マンション購入するにしても頭金に入れたくないなぁという気持ちがありました。
まだまだ悩んでしまいそうです。
ありがとうございました。

2016.03.10


+ 全文を見る