住宅ローン、無謀でしょうか?

チョコ(埼玉県)

解決済み 2013年11月05日
夫34歳、年収570万円です。(前年度ボーナスなし)妻、専業主婦、子供は小学生と来年幼稚園生になる子の二人います。

諸経費はなんとか現金で、頭金は0です。

3150万円の住宅をフラット35(SBI2.11で計算ボーナスなし)で購入した場合、月の支払い額が10万6千円位でした。(あくまでもシュミレーションです)

今の家賃は9万円です。今の家賃を8年払っているので、少し無理をしてでも購入に踏み切ったほうが良いのかとも思いますが、この家賃で貯蓄もあまりでいていないのに、1万6千円も多く支払うのは無謀ではないか?

多分、単順に1万6千円増えただけなら払えると思うのですが、数年後の修繕、毎年の固定資産税を考えると、毎月1万6千円+、最低でも各1万円づつの積立を考えると3万6千円位は住宅で増えてしまう計算になります。

これから教育資金もかかり、私もパートには出ようと思いますが、それも幼稚園を上がるまでは3万円位持ってこれるかどうか・・・。もちろん3万円も大きいのですが。それと教育資金は学資で200と300、他に5000×2の1万円を貯蓄しています。それでも足りるかどうかという所ですよね?


そう考えると、この年収で3150万円のローンはもはや無謀ではないのかな?と思うようになりました。ローンを借りられるのと払えるかは別ですよね。

ただ、数年頑張って貯蓄しても年に100万円できるかどうか、主人の年齢も上がり、金利も上がってしまえば、長いローンも組めなくなり、その貯蓄も意味がある物になるのかならないのか・・・。

または、今購入するにしても数年後(貯めてから)購入にしてももっと安い物件(2500万円前後)にするべきなのか・・・。

かなり迷走してしまっているので、アドバイスをして頂ければと思います。

宜しくお願い致します。


No.1008

質問者からのメッセージ

2013.11.05

田端様、湯山様、ありがとうございました。 老後のシワ寄せ・・・考えると恐ろしいですね。子供に迷惑がかかっては元も子もないと思います。迷惑をかけられても、迷惑はかけたくありません。できれば30年ローンで繰り上げ返済が自分の中では一番の理想です。 そうなると、やはり頭金が必要で、できれば購入価格の30%と言うのはごもっともですね。 2500万円の物件にしたとしても、諸経費を入れて750万円が必要となると、正直毎月9万円の家賃を払いながらだと果たして何年かかるのか・・・。 早く貯めたいのなら私も働いて貯めるか、購入物件をそれ以下にしていく必要がありますね。 家を購入するというのは、やはりそれなりにお金もかかり大変だという事が分かりました。 プロの方に力をかりて、ライフプランを考えるのも確に一つの手だと思わされました。 とても参考になる貴重なご意見、ありがとうございました。

回答 3件

湯山 弘之 ファイナンシャルプランナー
所属:湯山FP企画
エリア: 宮城県 仙台市

はじめまして、「湯山FP企画」の 湯山弘之と申します。

自分で概算した住宅ローン返済金額について、家計のやり繰りがうまくいくか
不安で迷走しているとのことですね。一生に一度あるかの大きな買い物ですから
慎重に検討されているということは非常に良いことだと感じます。

ここでいろんな観点についての検討が必要であることを
簡単にアドバイスさせていただきます。

1 返済計画の検討
・年収に対する年支払金額は、25%以下が望ましい
・フラット35では、年収に占める借入金総額は35%以下(年収400万円以上)

チョコ家の場合は、22%予想ですから許容できる範囲と思われます。

2 頭金の検討
・自己資金は物件価格の30%以上が理想(諸経費含む)
・頭金ゼロは、長期返済になるほど返済総額が大きいので避けたい

チョコさんあるいは旦那様の親の援助が可能であれば、親からの贈与を
頭金の資金に充てることも検討されてはいかがですか。

親からの住宅資金援助(贈与)には大きく2種類が考えられます。
・住宅取得等資金の非課税制度
・相続時精算課税制度選択の特例

3 住宅ローン借り入れの時期、利率の検討
・消費税率引き上げが、H26.4 8% H27.10 10% が想定されます
・住宅ローン特別控除の制度改正が予定されており、MAX40万円
10年で最高400万円までの税控除が可能になります。
・住宅金利ローンが引き下げ、メガバンクが0.数% 民間の金融機関も検討

4 ライフプランを設計し、チョコ家の全体計画を検討
・お子様の教育、パートの開始、老後の希望とか長期的な視野で
チョコ家のライフイベント表を考えてみましょう。
・お金の収入支出も含めた全体のライフプランを設計してみましょう。
表や数値に表わして見て、不安を取り除きましょう。

詳細についてのご相談は、「湯山FP企画」を検索してください。
お気軽にご相談ください。





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黒田 健一 ファイナンシャルプランナー
所属:おうちコンシェル アピタ富山東店
エリア: 石川県 金沢市

はじめまして、石川県の住宅購入相談所 おうちコンシェルの黒田です。

ざっと計算してみました

○住宅ローン減税も考慮すると、住宅、教育支出が増えても 年間50万位の貯蓄は可能となります

⇒お子様が家から通える大学に進学する範囲では無謀とは言えません。
お子様の進学が重ならないのも大きいです

・不明事項:車の所有、退職金 によって変わります
・逆算すると家賃、貯蓄を除いた月々の生活費は15万位でしょうか

◎数年後の購入についてはお察しの通りリスクが多いかと思います
・金利上昇リスク
・消費税増税リスク
・住宅材料価格上昇リスク
・健康リスク(団信加入リスク)

ただし、手元資金を残してスタート出来ることで安心は得られます。

◎予算を2,500万に下げる
・家よりも優先したいこと(お子様、日々の生活レベル、老後etc)があれば
もちろん一案です。利息を入れて約900万の差額です、人生の中で何か優先
したいことがあるかご家族で考えてみられてはどうでしょうか?

詳細は「おうちコンシェル」で検索ください


黒田様、ご回答ありがとうございました。

現在、私が免許を持っていないこと、主人も電車通勤の為、我慢すべき所という事で車は所有していません。 ただ、家を購入したら、できれば車は所有したいと思っています。

残念ながら退職金はあまり望めません。ベンチャー企業なのでないと思います。
両家の親からの援助は今の所考えておりません。できればしたくないです。

ただ、先行きどちらも戸建なので、多少の財産はあるのかもしれませんが、あてにしないようにしています。

手元に資金を残してスタート、やはり安心ですよね。いつなにがあるかわからないですし。

もちろん、少しでも素敵な家に住みたいと思いますが、生活、老後、教育資金の方が大事かと思っているので、物件を妥協しようかと夫婦で話し合いました。

子供がある程度大きくなればパートでしっかり働いて、出来るだけ早くローンを返し終えたいと思っております。

>◎数年後の購入についてはお察しの通りリスクが多いかと思います
・金利上昇リスク
・消費税増税リスク
・住宅材料価格上昇リスク
・健康リスク(団信加入リスク)

こちらも踏まえ、いい出会いがあれば購入してしまうかもしれません。

大変貴重になご意見、ありがとうございました。

2013.11.07


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平澤 朋樹 ファイナンシャルプランナー
所属:平澤FP事務所
エリア: 東京都 狛江市

こんにちは、はじめまして。
平澤FP事務所の平澤と申します。

いくつかポイントがあるかと思いますが、
ご心配されているように教育費が増えていく時期にきちんと支払って行けるかが要と言えそうです。

上のお子さまが何年生なのかが不明ですが、仮に1年生として計算すると、
月5千円の貯蓄分は高校卒業までに約70万円、下のお子さまは約60万円。
児童手当も全額教育費のために貯めていけば、それぞれ約150万円と約100万円、合計約380万円です。
学資の500万円と合わせれば約880万円。
進路によっては不足するかもしれませんが、最低限のラインはクリアしていると思います。

物件価格は、今の年収なら決して無謀とは言えない金額ですが、頭金がゼロというところが心配です。
頭金が少ないと金利優遇にも影響しますし、利息の負担も大きくなります。
ご懸念されている金利は現在史上最低水準ですから、上がってしまう可能性はあるでしょう。

しかし諸費用は用意できたわけですから、パートでの収入や家計を見直すなどして、
貯蓄を増やされたうえで、借入金額を下げることを考えては如何でしょうか?
もちろんご両親の援助が見込めるなら非課税枠を使うのも一案です。

試算されたフラット35は適用物件が限られますが、完済時80歳までならローンが組めますので、
2~3年先ならご主人の年齢は問題ないと思います。
長期で組んでおいてお子様が独立したら繰り上げ返済をすれば、完済年齢を早めることができます。

あとは返済額が家賃より上がってしまうということですね。
返済額が10.6万円とすれば、修繕積立はもう少し増やして今の家賃より大体4万円プラスです。
物件価格を下げればハードルは下がりますが、パート収入も見込めるので無理な物件価格ではありません。

もちろん老後資金のことも考えなくてはなりませんので、家計の将来予測を数字で把握し、
必要な家計の見直しを行って無理のない資金計画を立てることが欠かせません。

平澤様、ご回答ありがとうございました。

教育資金は、もう1万でも追加しようと思っているところです。 多いに越したことはないですし、進路によっては本当に足りないかもしれません。

親の援助は考えておりません。どちらの両親もまだ現役で働いていますが、こちらからはやはり申し出をするのは気が引けます。

どちらも戸建でどちらの実家もそろそろローンは終わるそうで、残りは老後の貯蓄の為にと考えている様子です。先行き財産として多少はあるのかもしれませんが、それも頭に入れず考えたいと思っています。

借入金額が少なければ少ないほど、やはり安心ですよね。
借りた物は少しでも早く返したいので私もしっかり働いて少しでも家計の支えなければと思います。

老後もいつごろから年金が支払われるのかわかりませんし、やはり子供達に迷惑をかけない為にも老後事も考えなければですね。

将来の予測を数字で把握、おっしゃられる通りです。夫婦でしっかり先を見据えて話し合い、自分達に見合った物件を購入したいと思います。

とても参考になる貴重なご意見、ありがとうございました。

2013.11.07


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