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FPの回答

  • 平澤朋樹(平澤FP事務所)

    東京都

    2013.11.06

こんにちは、はじめまして。
平澤FP事務所の平澤と申します。

いくつかポイントがあるかと思いますが、
ご心配されているように教育費が増えていく時期にきちんと支払って行けるかが要と言えそうです。

上のお子さまが何年生なのかが不明ですが、仮に1年生として計算すると、
月5千円の貯蓄分は高校卒業までに約70万円、下のお子さまは約60万円。
児童手当も全額教育費のために貯めていけば、それぞれ約150万円と約100万円、合計約380万円です。
学資の500万円と合わせれば約880万円。
進路によっては不足するかもしれませんが、最低限のラインはクリアしていると思います。

物件価格は、今の年収なら決して無謀とは言えない金額ですが、頭金がゼロというところが心配です。
頭金が少ないと金利優遇にも影響しますし、利息の負担も大きくなります。
ご懸念されている金利は現在史上最低水準ですから、上がってしまう可能性はあるでしょう。

しかし諸費用は用意できたわけですから、パートでの収入や家計を見直すなどして、
貯蓄を増やされたうえで、借入金額を下げることを考えては如何でしょうか?
もちろんご両親の援助が見込めるなら非課税枠を使うのも一案です。

試算されたフラット35は適用物件が限られますが、完済時80歳までならローンが組めますので、
2~3年先ならご主人の年齢は問題ないと思います。
長期で組んでおいてお子様が独立したら繰り上げ返済をすれば、完済年齢を早めることができます。

あとは返済額が家賃より上がってしまうということですね。
返済額が10.6万円とすれば、修繕積立はもう少し増やして今の家賃より大体4万円プラスです。
物件価格を下げればハードルは下がりますが、パート収入も見込めるので無理な物件価格ではありません。

もちろん老後資金のことも考えなくてはなりませんので、家計の将来予測を数字で把握し、
必要な家計の見直しを行って無理のない資金計画を立てることが欠かせません。
平澤様、ご回答ありがとうございました。

教育資金は、もう1万でも追加しようと思っているところです。 多いに越したことはないですし、進路によっては本当に足りないかもしれません。

親の援助は考えておりません。どちらの両親もまだ現役で働いていますが、こちらからはやはり申し出をするのは気が引けます。

どちらも戸建でどちらの実家もそろそろローンは終わるそうで、残りは老後の貯蓄の為にと考えている様子です。先行き財産として多少はあるのかもしれませんが、それも頭に入れず考えたいと思っています。

借入金額が少なければ少ないほど、やはり安心ですよね。
借りた物は少しでも早く返したいので私もしっかり働いて少しでも家計の支えなければと思います。

老後もいつごろから年金が支払われるのかわかりませんし、やはり子供達に迷惑をかけない為にも老後事も考えなければですね。

将来の予測を数字で把握、おっしゃられる通りです。夫婦でしっかり先を見据えて話し合い、自分達に見合った物件を購入したいと思います。

とても参考になる貴重なご意見、ありがとうございました。

2013.11.07


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