住宅購入しても大丈夫でしょうか?

しずく(愛知県)

解決済み 2012年10月24日
初めまして。

夫39歳 会社員(転勤あり)年収650万円、私36歳 専業主婦、子供7歳と5歳の男の子がおります。

貯蓄は恥かしながら無いに等しく、教育資金積立として子供が生まれてから15歳まで一万円づつの積立が現在80万円程になり、15歳満期で300万円づづ
貯蓄出来る予定です。

毎月の収支はトントンです。

私も次男が小学校にあがると同時にパートに出る予定です。

主人の長年勤めていた会社が3年前に倒産し、現在愛知県に転職し在住しております。

長男が今年の春に小学校に入学し、家族共に今の場所が気に入り
現在の家賃82000円を支払い続けるのももったいない気がするのと、子供の転校は出来るだけ避けたい事もあり、住宅購入を検討し始めております。

①主人と私の実家は関西にあり、主人の実家に家を建てられる土地があります。そこに2000万円程度の家を新築する案もありますが、主人は定年までこの家に住めない可能性があるのと、愛知県が勤務のスタートとなるため
私と子供が関西に住んでも、主人の単身赴任手当は出ずの2重生活となります。(愛知県からの転勤があった場合は単身赴任手当あり)
家族離れて暮らすのも私は嫌だと思っています。転校も・・・。

②愛知県に新築を購入し、3800万円のローンを35年で返済すると言う案ですが、定年後の支払いの不安と、教育資金の貯蓄が満足に出来ない事が不安です。(夢ではありますが現実的に無理なのはわかっています)

③中古住宅(築10年前後)を購入し、2500万円(諸費用、リフォーム含む)
を返済期間25年で組み、20年で繰り上げ返済する。

3年~5年で200万円程を貯蓄してからの中古住宅購入が良いか、金利の低い今の時期に購入し、繰り上げ返済するのがいいのか・・・。

いずれにしても、住宅ローンに苦しめられる事無く安心して返済出来る生活を希望しています。

主人は昔、FPの資格を取得を一瞬は目指し勉強した事があり、プロの意見を聞いてから、検討しようと言っております。
将来のライフプランや保険の見直しなどもお願いしたいようです。

長々と質問して申し訳ありません。
どうぞ、アドバイスをよろしくお願いいたします。



No.853

回答 4件

西畑 昌彦 ファイナンシャルプランナー
所属:三重FPオフィス(有)アイエヌシーエス
エリア: 三重県 津市

はじめまして、FPの西畑です。

頭金が無い状態で住宅ローンを組むことはお勧めできません。

ただ、毎月の収支がトントンとのことなので奥様が働かない限りは貯蓄がスタート出来ないということでしょうか?

ご主人の年収がそれほど少ないとは思えません。

簡単な家計簿でもいいのでなぜ貯蓄が難しいのかを把握する必要があるように思います。

ある程度家計収支が把握出来れば計画的に貯蓄していくことは可能になることが多いので諸経費と半年分くらいの生活費が貯まった時点で再度物件の購入を検討されてはいかがでしょうか。

例えば、借入額:2300万円、返済期間:30年(金利1.88%)の条件の場合、3年ごとに約100万円を計画的に繰上返済していけば約9年返済期間を短縮できます。

頭金を増やしてご主人の退職年齢までに住宅ローンを完済するのが理想ですが、お子様の教育費用と家計収支をきちんと把握して無理なく繰上返済出来るなら返済期間はある程度余裕を見てもいいのかもしれませんね。

FPネットオフィス.com
家計相談FP 西畑

西畑さま

早々のご回答ありがとうございます。

毎月、簡単な家計簿を付け続けいるものの見直した事がありませんでした。

家計簿を見直し、検討してみます。
ありがとうございました。

2012.10.24


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森本  直人 ファイナンシャルプランナー
所属:(株)森本FP事務所

しずく様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。

ご相談の件、結論からいうと、ローリスクなのは、賃貸です。

家を買えば、固定資産税やメンテナンスの費用、
自然災害のリスクも、すべて自己負担です。

また、例えば、ボーナスカットなど、不測の事態があると、
ローン返済が家計を圧迫することになります。

変動金利でローンを組めば、金利上昇リスクも負担します。

一方、賃貸であれば、上記の負担は生じませんし、
就業状況や家族構成の変化などにも柔軟に対応できるメリットがあります。

なお、賃貸のデメリットとして、多くの方が感じるのは、
家賃を払っても、資産として何も残らないという点です。

ただ、私はこの点は、購入の場合でも、月々のローン返済額のうち利息部分、
建物の年々の減価部分があるので、家賃を払うのと比べて、
それほど有利にならないケースもある、と感じています。

結局、多額のローンを組めば、銀行に払うか、大家さんに払うかの違いで、
払わされるものは、払わされるということです。

とはいえ、賃貸だと、高めの家賃を払わないと、
部屋のグレードが下がってしまうという現実もあるでしょう。

例えば、駅から遠いなどの不便を受け入れないと、家族4人が住める部屋を
確保できないなどです。

ですので、住環境にこだわる方は、多少のリスクをとっても、
マイホームの購入に動くのだと思います。

ちなみに、FPの立場としては、ここで買うべきか、買わざるべきかの
判断そのものは、提供しません。

私個人は、FPは、リスクや考え方についての説明係だと思っています。

住宅購入の判断は、大事なことなので、ここの解説だけで納得して、判断せず、
ぜひ個別のFP相談をお申し込みください。

実際のFP相談では、個別具体的な数字を元に、もっと掘り下げたお話ができます。

以上、ご参考にしていただけると幸いです。

しずく様

コメント拝見しました。

できれば、具体的な数字を見てから判断した方がよいですが、
多額の住宅ローンを組んで家を買うことのリスクを十分に理解した上で、
購入の判断をされるのであれば、それはそれで、わるくないと思います。

ポイントになるのは、物件の資産価値です。

上の解説は、現実に住宅ローンが理由で、家計が破たんする方もいらっしゃるので、
アドバイスをする立場としては、賃貸の方が安心という意味もあります。

独立系FPは、継続的なお付き合いを前提としますので、アドバイスは、保守的になりがちです。

もし背中を押してもらいたいだけなら、直接、不動産屋さんに相談するのもよいでしょう。

その他にも、論点はいろいろあるので、あらゆる選択肢を含めて、
ゼロベースから検討される場合は、ぜひFP相談サービスをご活用ください。

2012.10.24


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森 一夫 ファイナンシャルプランナー
所属:Toolbox
エリア: 千葉県 柏市

はじめまして、Toolboxの森といいます。

②について
3800万円のローンを35年で返済すると言う案は、貯蓄がないとの事でしたので、可能性は低いと思います。
現在ご主人の年齢で35年ローンを組むと、返済完了が74歳になってしまいます。繰り上げ返済などをしながら、定年時に返済が完了することができれば、年金が出るまでの5年間は退職金で賄えるのであれば、この計画も可能なのかもしれません。
しかし、ローンを組むに当り住宅ローンは物件価格の90%までしか融資が受けられません。さらに購入時の諸費用(物件価格の5%程度)、引越費用と引越後に必要になるエアコン、照明、カーテン、家具などの費用も必要です。
引越し後は、固定資産税、都市計画税、1戸建の場合、将来発生するであろう修繕費用の積立、水道光熱費の1~2割の増加が考えられます。

③について
こちらのほうが可能性は高いと思われますが、ただ、②と同じようにこの時点で物件価格の10%分と諸費用、エアコン等の費用、引越費用等はやはり現金で準備しておく必要があります。特に頭金はできれば物件価格の20%は準備しておくことをお勧めします。また、住宅購入後は万が一病気になった時のリスクも考え6ヶ月分の給与と繰上げ返済用の貯蓄やなども考えておく必要があります。
大雑把な概算で計算すると、2500万円に住宅購入をするには最低でも現金が500万円が必要になりますし、理想的には750万~1000万必要だと思ってください。

いま目先の金利や消費税に惑わされず、まずしっかりと貯蓄をして行くことをお勧めいたします。住宅の購入は確かに資産を増やすことにはなりますが、流動性が低い(すぐに換金できない)などのデメリットもありますので、十分必要性を検討する必要があります。

その他、ライフプランや保険の見直しもやっておりますので、詳細をご相談の折には当社のページを見ていただき、そこからメッセージボードに記入していただければご相談には乗れると思います。
http://fp-consult.jp/map/detail/id/844/

森さま

早々のご回答ありがとうございました。

住宅購入を安易に考えていました。

まずは貯蓄が出来るよう、ライフプランを
見直した上で、中古住宅購入を検討してみようと思います。

2012.10.24


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石井 詳文 ファイナンシャルプランナー
所属:石井ファイナンシャルプランニング
エリア: 愛知県 愛西市

しずくさまよろしく。大変ですね。

他の先生のおっしゃるように今の段階での住宅ローンには

お勧めできません。

どちらかというと無駄を省くことからですか。

ご主人の収入からして貯金がないというのは。

衣 食 住を除いた部分で無駄がないか調べてみてはどうですか。

ちなみに住宅購入は子供の教育資金と老後の資金が重なるので気をつけて。

ガチガチにならないように。

ご両親からの援助が受けられるようなら受けてみてはどうですか?

相続時精算課税制度の延長も今年の初めに決まりましたし
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