40歳独身女性 老後が不安です

****(東京都)

解決済み 2012年06月21日
40歳バツイチ、独身の女性、派遣社員です。
老後不安に付随して、確定拠出年金のことと、保険の見直しについて悩んでいます。

現在、派遣社員、月収は20万円くらいです。
リーマンショック以降、転職が重なって預貯金はほとんど残っていません。

一人暮らし、家賃は60,000円です。
借金が数十万、毎月12,000円ずつ返済しています。
生命保険料、純金積立と銀行の定期預金、実家に毎月30,000円ずつ仕送りをしていますが、40歳を過ぎ、老後が不安になりました。

無職などで国民年金免除していただいたり、減額していただいた時期が通算で10年ほどあるため、65歳になって年金をいただけるようになっても、他の人と比べてわたしのいただく年金額はかなり少なくなると思います。

このためどうにかできないかと色々調べていたところ、先日、確定拠出年金(個人型)というものがあることを知りました。

(1)確定拠出年金の妥当な金額、始める時期などについて
少しでも将来の年金額に上乗せできるのであれば、なるべく早いうちに借金を完済し、すぐに確定拠出年金を始めたいと思っています。
少しでも余裕のある老後のためにせめていくらずつ、いつぐらいから掛けるのが適当でしょうか?
(ただ派遣なので、拠出できる掛金は少ないかも・・・と思います。)

(2)保険の見直しについて
現在加入している保険は15年定期、3年ごとにお祝い金が出る、女性に人気の医療保険で4年めになります。
ですがこれをこの機に思い切って見直し、別の医療保険に乗り換えて保険料を3,000円〜4,000円におさえ、少しでも浮いた分を貯金したいと思いますがどうでしょうか?
(ちなみに、候補は下の4種類です)
 ・メットライフアリコの新終身医療保険(F4)、またはやさしくそなえる医療保険
 ・アフラックのもっと頼れる医療保険新EVER
 ・オリックス生命の医療保険キュア


恐れいりますが、ご教示いただきますようどうぞよろしくお願いいたします。

No.771

質問者からのメッセージ

2012.06.24

西畑先生、伊藤先生、山梨先生、土屋先生、宮島先生、渡辺先生、お忙しい中ご回答いただき本当にありがとうございました。 どの先生方のご教示も、ほぼ内容は一致しているように思いました。 そのため今自分がどうするべきか、ただ悶々と行き当たりばったりで考えていたものが、すっきりと視界が開けて方向性が見えてきた気がします。 まず借金を返済しながら、情報収集し保険は医療保障重視で検討しなおしていきたいと思います。 また、今後ご相談させていただく機会が来ましたら、そのときはご相談させてください。 わたしにとってはどの先生もベストアンサーなのですが、ここでのベストアンサーは最初にご回答いただいた西畑先生にさせていただきたいと思います。 先生方、親身になっていただきありがとうございました!

回答 5件

ベストアンサーに選ばれた回答です!

西畑 昌彦 ファイナンシャルプランナー
所属:三重FPオフィス(有)アイエヌシーエス
エリア: 三重県 津市

はじめまして、FPの西畑です。

確定拠出年金は積立額が全額社会保険料控除ができることがメリットです。
ですが、課税所得が少なく税負担の少ない場合にはメリットは薄れるかもしれません。
また運用方法などを自分で決める必要があるので、ある程度投資の知識が必要になります。
最終的な受取額は運用結果に左右されるため、積立期間中は受取額はわかりません。
積立額以上に受け取れる場合もあれば、逆に元本割れのリスクも伴います。
いくら受け取れるのかが確定している方がいいのであれば、確定拠出年金にこだわる必要はないかもしれません。

生命保険については現在の状況では医療保障を重視した方がいいように感じます。
保険料にもよりますが、終身保障のシンプルな医療保険で払込期間はなるべく短い方がいいと思います。

また医療保障だけでなく死亡時にも備えたいという場合には医療保険とは別に老後を迎えた頃に解約返戻金の返戻率が高い保険会社の終身保険(短期払い)に加入しておくことで保障と貯蓄の両方に備えることが出来ます。

但し、保険は解約すると解約返戻金を受け取れますが保障は無くなります。
また、加入してすぐに解約すると支払った保険料を大きく下回る解約返戻金しか受け取れません。
この程度なら毎月積み立てられるという余裕資金の範囲内で保険料を設定することをお勧めします。

http://fp-netoffice.com


初めまして。このたびは早速のご返信、ありがとうございます。

確定拠出年金の恩恵は、今の私の状況ではあまり期待しないほうがいいのですね。
老後は、個人年金として月々8万円の収入があれば、公的年金と合わせて毎月14〜15万円はもらえるのではないか(=現在より少し余裕がない程度で、最低限の人間らしい生活ができるのでは)と思っています。

生命保険の見直しについてもご回答をいただきありがとうございます。
おすすめのとおり、今後は終身保障の医療保険、終身保険の追加を検討したいと思います。

先生、お忙しい中ご回答いただきありがとうございました。

2012.06.24


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伊藤  誠 ファイナンシャルプランナー
所属:株式会社FP知恵の木

FP知恵の木の伊藤です。
独身女性の将来不安に対するご相談を数多くお受けしています。
(1)確定拠出年金の妥当な金額、始める時期などについて
早ければ早いほど良いですが、妥当な金額は将来の状況から考えて逆算してもとめなければなりません
(2)保険の見直しについて
定期保険はおすすめできませんので、見直しをしても良いと思います。

また、一人暮らし、家賃は60,000円が大きな問題です。一生家賃支払いは大きな負担となりますので、60,000円の返済を前提に住宅購入を考えたほうが良いかもしれません。
よろしければ、ホームページをご覧になり1度ご相談にこられませんか。お役にたてると思います。

初めまして。このたびは早速のご返信、ありがとうございます。

(1)確定拠出年金について、温かいご回答をいただきありがとうございます。
老後は、個人年金として月々8万円の収入が別途あれば、基礎年金(2ヶ月に一回、12万円くらいの支給で、月額6万円くらいと思っています)と合わせて毎月14〜15万円はもらえて、最低限の人間らしい生活ができるのではと思っています。
ですがこの希望(願望)と、掛け金として払っていける金額とのバランスがどうなるのか、わからないなあと思っています。

(2)生命保険の見直しについて、温かいご回答をいただきありがとうございます。
先生のおっしゃるように、見直しを検討したいと思います。

それから、住宅購入をおすすめいただきありがとうございます。
転職したばかりの中年の派遣社員で、預貯金がほぼないことからまったく念頭にありませんでしたので、もう少しよく調べてから検討させていただきたいと思います。

先生、お忙しい中ご回答いただきありがとうございました。

2012.06.24


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山梨 ファイナンシャルプランナー
所属:月見里FP事務所
エリア: 北海道 江別市

車いすのCFP山梨です。
よろしくお願いします。

まずは、老後どのような生活をするかを思い描きましょう。
将来の生活水準によって、金額を定めることができます。
月15万の生活をするのか、今までどおりの生活水準をするのかで答えは変わってきます。
過去に年金保険の免除を利用したことがあるのであれば、10年以内なら追納制度があります。
満額の基礎年金に近づけるためにも、利用してみてはいかがですか。
保険につきましては、賛否両論あると思いますが、保障のみに重視して積立部分は他の金融商品に振り分けるのも、有効な手段と考えます。
確定拠出年金に入るまえに、十分に公的制度を把握したうえで、不足する部分を充当するという方向の方がよろしいのではないかと、思います。
以上
初めまして。このたびは早速のご返信、ありがとうございます。

温かいご回答をいただきありがとうございます。
老後は、基礎年金(2ヶ月に一回、12万円くらいの支給で、月額6万円くらいになるんじゃないかと思っています)と合わせて毎月14〜15万円あると、最低限の人間らしい生活ができるのではと思っています。

追納ですが、過去10年以上前の期間について、都度免除していただいておりました。
対象期間は、いずれもすでに10年以上が過ぎているので追納ができないのです。そこが残念です。

昨年くらいに、年金定期便?が届いたので内容を見てみましたが、将来いくらいただけるのか、めやすの試算額?は載っていないようでした。
なので上記の希望に少しでも近づけているのかどうかもわかりません。

生命保険の見直しはしたいと思いましたが、他の金融商品は、全く素人で知識がないので、なんだか敷居が高そうで(確定拠出年金すらも敷居が高いと思っています・・・)考えていませんでした。
先生のご意見を参考に、公的制度ももう一度調べ、その方向も検討したいと思います。

先生、お忙しい中ご回答いただきありがとうございました。

2012.06.24


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土屋 剛 ファイナンシャルプランナー
所属:(株)FCTGファイナンシャルプランナーズ 

はじめまして。
土屋と申します。

まず、ざっと状況を見させていただきまして、
借入金が数十万あるというのに、貯蓄をというのは不合理です。
どういう条件かはわかりませんが、10%以上の金利を払っていると思われるので、
まずこれをなくすことを最優先にしてください。
純金積み立てもストップすべきだと思います。
上の方も書かれている通り年金の追納への努力も優先すべきだと思います。

(1)確定拠出年金について、
確定拠出年金は税金の優遇効果は大きいですが、最大のデメリットは通常60歳以降にしか現金化できません。
記載されている今までのことを考慮すれば、いざ失業したときなどに手をつけることができないのは、
厳しいですよね。
ご年収が高ければ別ですが(税優遇効果が高いため)、
そうでなければ、確定拠出年金はやめたほうがよいと思います。
これが引き出せないばかりに借金をするのはバカらしい話です。
借金の金利は10%以上で確定しているのに、運用でそれ以上目指すのは大変ですよね。
運用の手段は確定拠出型年金だけではありません。
通常のコストに気をつけ一般の投資信託を使えばいいと思います。
これならいざ何かが起きても引き出すことができます。

(2)保険について
おっしゃる通り3000円~4000円の医療保険でよいと思いますが、選択した商品は
おそらく、ご自身でインターネットで調べた結果ですよね?
それぞれ理由はありますが、
書いてある候補はすべておすすめできません。
(もっと安いものがあったり、安く見えても実は保障がよくなかったりということです。)

保険はあくまで保険であり貯蓄があれば保険はいりません。
なので保険は最小限必要なものにし貯蓄(投資信託等換金が容易な資産を含む)を
増やしていくよう努力していったほうがいいと思います。

よろしければ貯蓄計画や保険の比較などトータルでプランニングをいたします。
お声かけください。
こんにちは。
少しでもお役に立ててよかったです。
確かに保険は実は余裕がある人ほど不必要なものです。(特に医療保険)
保険に関しては具体的なものは法的な縛りでこういった場では誰もお答えできないと思います。
またお困りのことがありましたらいつでもご連絡ください。
FCTGファイナンシャルプランナーズ
 土屋 ごう
http://www.fctg-fp.net/

2012.06.24


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秋口 千佳 ファイナンシャルプランナー
所属:夢のかけはし株式会社
エリア: 京都府 京都市

こんばんは。

簡単にまとめさせていただきます。
①借入金がある・・・上の方と同様、私も一番にこれの「完済」を考えられるべきだと思います。
②老後・・・自分の老後の生活を毎月いくらに想定するか、考えてください。
③純金積立・・・このままされても良いかと思います。
④確定拠出年金・・・あまりお勧めできません。運用の知識がないと結局のところ、損をする、ということになるかもしれません。
⑤保険・・・終身の医療保険に入られ、掛け金を抑えられることをお勧めします。死亡保障は「一番の少額」で良いと思います。
⑥貯蓄・・・先に貯蓄金額を入ってきたお金から取り除かないと、残せません。収入金額の1割程度で考えられたらいかがでしょうか。

淡々と書かせていただきましたが、簡単に書くとこんな感じです。

よろしければ、気軽にメール下さい。
もう少し詳しくご相談にのれるかもしれませんので。
こんにちは。

不安はあると思いますが、がんばってください!
何かあれば、またいつでもメールしてください。

お返事ありがとうございました。

2012.06.24


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