住宅ローン借入額と車購入時期について

もり(神奈川県)

解決済み 2010年09月28日
こんにちは。ニックネームで失礼しますが、もりと申します。

 ①住宅購入時期と、ローンの借入れ額についてと、②車の購入時期について悩んでいます。
 自分ではどうしたらよいか分らず投稿させていただきました。

 家族構成は、私(31歳)、夫(37歳)、子(7ヶ月)の3人です。
 現在、私は育児休業中で、夫は失業中です。3年後くらいに、二人目が欲しいと思っています。
 
 夫は、身体のハンデがあり、不景気のせいもあり数年前から失業中で収入を得ることが難しい状況です。今後就職できるか分らない状況です。定年まで、私が働く予定です。

 私は地方公務員で、今後二人目ができた時に育児休暇は1年取得しますが、あとはずっと働きます。今後、公務員の給与について変更が無ければ、引き続き昇給もしていけるとは思います。
 
 今は育児休業中なので、貯蓄を崩して生活しています。(月8万円くらい貯蓄が減ります。)
 ご相談したい内容は次の二点です。


①住宅購入時期と、ローンの借入れ額について

 来年四月私が復職予定で、その後住宅を購入したいと思っています。今、土地から探しての住宅購入を考えており、借入額で悩んでいます。今の所考えていることは以下の通りです。

・土地価格・・1600万円
・建物価格・・1500万円

・借入れ希望額・・3200万円
・頭金や諸費用に使える現金・・400万円

 3200万円の借入れ額は、多すぎるのでしょうか?
 来年四月復職後に、住宅購入というのは時期として適切なのでしょうか?

②車の購入時期について
 また、30万円~50万円の中古車(取得に関わる諸費用・保険等含め)を住宅購入前に現金で購入したいと考えています。
 住宅ローンは金利が安いため、ローンを組む前に車を現金購入した方がいいのかと思ったのですが、この考えはいかがなものでしょうか?


以下は、私たちの今の情報です。よろしくお願いいたします。
●私
・ 年齢:31歳
・ 職業:公務員
・ 年収:530万円(育児休業前)
・ 収入:
     月給(手取り)   ・・290,000円/月(育児休業前)
     子ども手当て   ・・13,000円/月
     ボーナス(手取り)・・1,060,000万円/年(育児休業前)
  ※今は育児休業中なので、収入は手取りで、2,300,000円/年と、
    子ども手当て13,000円/月だけです。

 ●支出
<毎月の支出>
・ 食費:30,000円
・ 日用品:10,000円
・ 外食費:10,000円
・ 交際費:5,000円
・ 雑費:15,000円
・ 光熱費:12,000円
・ 新聞・プロバイダ料金:7,000円
・ 電話代:8,000円
・ 保険(夫・医療、ガン、貯蓄型生命保険):27,000円
・ 医療費:10,000円
・ 小遣い(夫):15,000円
・ 小遣い(私) :15,000円
・ 家賃:72,000円
・ 保育費:36,000円(育児休業後から)

 <毎年ボーナスの支出>
・ 保険(私・掛け捨て収入保障保険):23,000円
・ 保険(子・学資保険、17歳満期100万円出る):52,000円
・ 旅行:100,000円
・ 臨時出費:300,000円
・ 貯蓄:600,000円(育児休業前の話です。)
 
●貯蓄(現時点)
・ 定期預金:3,000,000円
・ 普通預金:5,400,000円

●子どもの将来(予定ですが)
  1人目も今後予定している二人目も、大学までいかせる予定です。
  1才~6才・・認可保育園へ
  小学校、中学校、高校・・公立へ
  大学・・私立へ

以上、長くなってしましましたが、どうかよろしくお願いいたします。

No.257

質問者からのメッセージ

2010.11.05

このような場で、どの方もたいへん丁寧にご回答していただき本当に感謝しています。 ありがとうございました。 ベストアンサーは、どの方にも感謝しているので選ぶのは心苦しいですが、今後の年収など、将来のこことを視野に入れたご回答を頂き、根拠に基づいてアドバイスしていただきました、北海道札幌市の(FP)ファイナンシャルプランナー金子賢司様にさせていただきました。 他の皆様も、ありがとうございました。

回答 4件

ベストアンサーに選ばれた回答です!

金子 賢司 ファイナンシャルプランナー
所属:札幌のファイナンシャルプランナー(FP)金子賢司
エリア: 北海道 札幌市

はじめまして。

わかる範囲でライフプランを作成してみました。
【前提条件】
年収上昇率は0.1%(毎年5000円)
もり様40歳時点での年収は567万、50歳時点での年収は573万円になっています。(かなり低めの想定)
選択する住宅ローンは2.5%固定(現在存在するフラット35の中でも標準的な金利を適用しています)35年間を
借り入れるというケースを想定しています。
元利均等方式で見ると金利を含めた総返済額は約4200万円になります。
退職金は0という想定です。

まず車の購入は全く問題ありません。ただそれに伴う駐車場代、自動車税、車検などの支出も間違いなく見込んでおいてください。安いからといって中古になると車検代もかかってくる可能性があります。

住宅についてですがお伺いした生活費や今後の教育費、借入希望金額を想定すると、もりさまが46歳から56歳の間のお子様2人の教育費負担が大きい時期をどう乗り切るかがカギになってきます。
上記の前提条件でやれば何とかご希望の住宅ローンを組みながらやっていけるという基準をしめさせていただきました。従って、住宅ローンはもっと利率の低いもので借入をするそして収入は年収上昇率0.1%を上回るほど家計的には楽になるという計算になりました。
退職金は0と見込んでいるので、0はないだろうから500万くらいを繰り上げ返済にまわそうか・・と思ってしまいますが、残念ながら支出のピークはその前にやってきてしまいます。逆に返済さえしてしまえばその後の心配は私はないと考えています。
住宅ローンも実際は固定金利期間選択型など実際にもっと安いものがありますが、その後の変動金利については予測がつかない部分がありますので固定金利での予測に限らせていただきました。

家計の中で保険料も見直したいところですが、奥様が家計の中心になっています。残念ながら女性に万が一のことがあった場合の国から給付される遺族年金はまったくあてになりません。なので毎月の保険料から推測するに現在一時金として受け取った場合の金額は2500万円~3000万だと推測できます。であれば妥当な保障額であり、保険期間が何歳までの収入保障かを知りたいところですが見直す必要はないようです。

従って46歳からの支出のピークに向けていかに貯蓄を準備するか?いまの金融資産の一部をネット銀行や国債など少しでも運用の有利なものにしてみたり、頭金を使わずにピークのために運用しておいて教育費のピークが過ぎて残っていたら繰り上げ返済にまわすという方法もあります。
その際は具体的なシュミレーションをしたほうがよいと思いますので最寄のFPに相談してみてはいかがですか?

いただいている情報を見る限り、ご希望の借入額は決して不可能なことではありません。なので、あとは少しでも余裕をもってせっかく購入した住宅で暮らせるかということを考えていきましょう。
三井住友海上きらめき生命保険株式会社さん、大変詳しいご説明ありがとうございました。
とても勉強になりました。

教育費ピーク時のことや、金利について、また保険についてもよく分りました。
住宅ローンについて、色々と悩んでいましたが、すっきりしてきました。
様々なことを想定して詳しく答えていただき、本当にありがとうございました。

あとは、より詳しく知るために、FP事務所に相談へいくことも検討したいと思います。

2010.10.03


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斎藤 和孝 ファイナンシャルプランナー
所属:株式会社ベリーライフコンサルタント

はじめまして。

まずは、現時点での家計について、たいへん詳しくしっかりと把握されていらっしゃることに敬意を表します。
しっかりとした考え方、方針をお持ちですので、あとはご希望が現状とマッチしていけるかどうかをしっかりと検証していきたいところです。

預金額からみて、車の現金購入は問題なさそうです。

住宅ローンについては、フルローンに近い形になってしまうのが少し気がかりですね。借入額も、できれば年収の5倍くらいまでに抑えておきたいところです。

これだけのデータがそろっていれば、キャッシュフロー表を含めたライフプランが作成できますので、住宅を取得した場合の家計の推移をシュミレーションしてみることをお勧めします。

お子様が2人になって、15~18年後に教育費のピークが来ますので、それを乗り切れれば、ご希望をかなえられると思います。
ベリーライフコンサルタントさん、ありがとうございました。
車の購入について、アドバイス頂けてよかったです。できれば早く購入したかったので。
借入額はやはり多いのですね・・。今後昇給していくので大丈夫かなと、勝手に考えていました。家計のシミュレーションも、ちょっと難しそうですがやってみます。
ありがとうございました。

2010.09.28


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山田 聡 ファイナンシャルプランナー
所属:山田FP事務所
エリア: 東京都 中央区

ファイナンシャルプランナーの山田と申します。

住宅ローンに関してですが、総務省が発表している「家計調査」では、もり様が属している
収入階級の世帯では、可処分所得に対する返済負担率の平均は約24%です。

もり様の可処分所得(こども手当、ボーナス含む)にこの比率を当てはめると、
毎月の返済額は、約94,000円になります。

この金額も含め、自分の家庭の毎月の返済可能額を見積もり、借入可能額を
シミュレーションしてみましょう。
住宅金融支援機構等のホームページで比較的簡単にシミュレーションできます。

住宅ローンはまず、毎月返済可能な金額から逆算して、借入金額を決定するということが基本です。

また、親からの援助が可能であるならば、相続時精算課税制度や
住宅取得資金贈与の特例等の優遇税制も検討してみてください。

そして、住宅ローンの返済と並行して、子供の教育費用の貯蓄を
しっかり確保することが重要です。

文部科学省が発表している「子どもの学習費調査」によると、予定しているコース
(高校まで公立、大学は私立。保育園ではなく公立幼稚園を想定。)の場合、
ひとり当り1,000万円前後が見込まれます。

特に大学入学から卒業までに多額の費用がかかりますので、その時期に合わせた
計画的な貯蓄を心がけてください。

現在の資産内容からは、貯蓄商品に気を使っていないように見受けられます。
住宅ローンやこどもの学習費用の後には老後が控えています。わずかな利回りの差が
数10年後には大きな差となりますので、貯蓄方法や住宅ローンの繰上返済についても研究してください。

車の購入に関しては、高金利のローンを避けることが最善の策です。

以上、わずかでも参考となれば幸いです。

山田FP事務所 http://www.yamadafp.com/
山田 聡

シミュレーションにあたっては、フラット35等の長期固定金利を適用した場合の金額をま
ずは抑えましょう。
※各金融機関のフラット35の適用金利につきましては、住宅金融支援機構のHPで都道
府県別に検索できます。

次に、フラット35S(当初10年間割引金利)や変動金利など、途中で金利が変動す
るケースもシミュレーションします。

将来金利が上昇した場合、何%まで返済可能かをシミュレーションし、変動金利等を選択す
る場合の判断材料とされてください。

これらの数字を把握したうえで、ご家庭のライフプランやご自身の性格等を総合的に加味
してご検討ください。
住宅は生涯最大の買い物です。後で後悔の無いように、事前の準備を念入りに行いましょう。

2010.09.29


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金森  徹也 ファイナンシャルプランナー
所属:アルカディアFP事務所
エリア: 北海道 札幌市

初めまして、北海道でFP事務所を営んでいる金森と申します。

最初に書かせていただくのは、公務員の場合は保障が手厚いので、現役の間の保障はほとんど不要で、定年後は貯蓄で対応するのが無駄がありません。
具体例として、がんの保障と所得補償(免責期間を長く)があればよいと考えます。

そもそも自営業・専業主婦・会社員・公務員・定年前・定年後が平均いくらかかるを一緒にするのが矛盾した話です。

>頭金や諸費用に使える現金・・400万円
ここから少し見直しをしたほうが良いと考えます。

お二人で稼いでいるのであれば、頭金を増やし、新規の家具などは少しずつ購入していくと良いと考えます。
例えば、頭金が200万円違うと利息の総額がかなり違うはずです。金利込みで倍以上支払うこともあります。
200万円借りると400万円返すということです。(金利により異なります)

お車については、30~50万円だと一般的には車のローンの金利のほうが高いので、現金でもローンでも大きな利息の差にはならないはずです。

現在のお車の年式にもよりますが、住宅ローンの頭金を増やして、お二人で稼いで、賞与で現金で買うとか1年程度の車のローンを返済するという方法もあります。

ローンの選び方、保障の選び方を含めて専門家に相談することをお勧めいたします。
金森さん、ご回答ありがとうございました。

頭金を増やし、新規の家具などは少しずつ購入していくと良いのですね。
とりあえず、家に住めさえれば家具は後からでも何とかなりますものね。

所得保障は、死亡時のものしか入っていないので、病気などのときも保障されるのがいいのでしょうか。

車の購入の仕方についても、「賞与で現金で買うとか1年程度の車のローンを返済するという方法」もあるのですね。

色々と勉強になりました。
保険のことやローンについて専門家に詳しく聞くことも検討したいと思います。

ありがとうございました。





2010.09.29


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