住宅ローンの借入金額の見積もりと、その実現性について

とまと(東京都)

解決済み 2016年05月23日
こんにちは。
ネットで検索してみても、あまりないケースの様なので相談したいです。

■ 聞きたいこと
1.注文住宅購入を背景として「どのくらい借入できるのか、そのためにどう動くべきか」というのが頂きたい回答になります。

■ スペック
※年収は諸々差し引き前(額面)

・世帯主(34歳) 一部上場企業フルタイム、年収は700万
・妻(33歳) 内科医師、産後と会社都合が重なり、失業中(フルタイム勤務時の年収は1000-1500万)
・子(0歳4ヶ月)

妻は育休中にはあたらないため、点数の関係で今年中の保育園入所は困難ですが
来年2017年年初からは年収700万くらいの仕事は始めれそうです。

・住まい:東京都中野区にて賃貸(戸建て)
・家計:賃料込みで月々30-35万円

・貯金:1500万程

・他金融資産
100万ほどは為替取引(FX)にまわしています。


■ 「どのくらい借入できるのか、そのためにどう動くべきか」

来年、若しくは再来年で借入を考えています。

全盛世帯年収は2000万前後になるため、8-9000万ほどの注文住宅(土地込み)購入が、上限の狙いです。

頭金は多少頑張れば1500万は出せそうですが、現実的には1000万といったところです。
但し、問題は妻が今年無職状態のため今年の年収はほぼ無いに等しく、来年の借り入れは絶望的かと考えています。
また、やはり再来年に借り入れるのであれば、来年はフルで働いたほうがよい、という考えがあっているのかもお聞きしたいです。



情報が足りないかもしれませんが、その場合はお教えください。
お忙しいところ申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

No.1146

回答 5件

平井 美穂 ファイナンシャルプランナー
所属:平井FP事務所

はじめまして住宅ローン専門のFP平井美穂です。2社の金融機関で融資業務をしておりました。

ご質問の件ですが、まず>「どのくらい借入できるのか」について

単純に年収から判断する借入可能額は、金融機関によりますが、ご主人様の年収では5000万円~7000万円までの借入も可能かと推測されます。ただし、年収以外の人的条件の他、担保物件が総合的に審査されますので、その結果しだいで借入可能額が増減します。奥様の年収が700万円、世帯年収1400万円になるのであれば、9000万円を借入することも可能かと思われます。

ただし、ここまではあくまでも金融機関が融資をしてくれる金額の話であって、無理なく返済ができるかどうかは別問題です。とまと様のご家庭は高額所得世帯なので、家計の中身によっては返済が可能ですが、一般的に高額所得の方はそれなりに生活費も多くかかります。これから第2子をご希望されるのか、お子様の教育をどのようにお考えなのかによって事情が変わってきますが、当初は余裕だったローンの返済が10年後から想定外にきつくなるご家庭は少なくありません。

これからかかる教育費や老後資金などを考慮して、ローン返済が可能かどうか確認していただく意味で、一度キャッシュフロー表の作成をおススメいたします。キャッシュフロー表の詳細はこちら⇒http://fp-hirai.com/blog/846652

次に、>「そのためにどう動くべきか」とのご質問について
おっしゃるとおり、現状では奥様は借入できませんので、購入される前年には再就職をした方がいいかと思われます。勤続年数は短くなりますが、このあたりは金融機関によって見方が異なります。

マイナス金利導入後、金融機関の審査はますます緩くなり住宅ローンは借りやすい状況です。とまと様のご家庭は高額所得世帯ですので借入を心配する必要はさほどないかと思われます。それよりも借入した後の返済計画や今後のライフプラン、キャリアプランをどうするかを今のタイミングでご夫婦で是非話し合われてみてください。

当事務所では、住宅ローンの比較や節税対策を考慮したベストな借入方法、またキャッシュフロー表の提案など住宅購入相談に特化したFP事務所となっております。よろしければ是非一度ご相談ください。




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久保田 正広 ファイナンシャルプランナー
所属:(株)FPバンク 東京オフィス
エリア: 東京都 中央区

とまと様

ご質問ありがとうございます。
独立系のFP事務所を運営しておりますFPバンクと申します。

現時点でのアドバイスをさせていただくと
奥様の年収想定をかなり抑えても(年収想定で200万円程度)
復職後3カ月程度経過すれば、
ご希望の予算で、住宅ローンは組める可能性は高いと思います。

ただし、教育プランやお金の使い方、老後の住まいの計画など、
ご家族によって、適正な住宅価格は大きくかわってきます。

また、適切な住宅ローンの選び方や頭金の入れ方、
住宅ローン控除の活用法、繰上げ返済のタイミングなどは
ご家族ごとに異なります。

とまと様が、よりご負担のない働き方を計画するためにも
一度、今後のキャッシュフローを軸としたライフプランの作成をお勧めいたします。

具体的には一度ご相談に来ていただればと思います。
お気軽にお問い合わせください。

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黒田 健一 ファイナンシャルプランナー
所属:おうちコンシェル
エリア: 石川県 金沢市

こんにちは


 現在、中野住まいで家賃も含めて月の支出が30~35万とのことですが
仮に8,000万のローンを30年で返済すると、ローン返済額だけで月30万弱
になります。支出感覚が大幅に変わってきますので一度お近くのFPに相談
されることをお勧めします。

 さて、ご質問の件ですが、確かに700万の年収で8,000万は難しいですね
上場企業社員であることを加味しても5,000~6,000万が妥当でしょうか

 奥様が内科医として収入を得るのであれば、年収400万もあれば収入合算
で9,000万融資はいけそうな気はします。数か月分の給与明細で審査してくれる
金融機関もありますので、来年の借入が絶望的とも言えません。

 住宅購入に際しては予備知識の有無で支出金額に大きな差が出ます。
上記 ご回答されているような「住宅に強いFP」に是非ご相談を

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野上 佳男 ファイナンシャルプランナー
所属:株式会社Y'S Happiness
エリア: 東京都 港区

とまと 様

はじめまして。
(株)Y'S Happiness 野上と申します。

掲示板に質問が掲示されておりましたので、少しでもお力になれれば幸いです。
ネットで検索されてみたとのことですので、ご存知のことと重複するかもしれませんが、
ご了承ください。

「どのくらい借入できるのか、そのためにどう動くべきか」とのことですが、

■収入面
 ・世帯主年収;700万(一部上場) *勤務年数は不明とさせていただきます。
 ・奥様   ;失業中~700万(2017年計画)~フルタイム1000万~1500万 
■資産面
・貯金;1500万程
・他金融資産;100万(FX)
■支出面
・家計費;30~35万 *年間;420万円

コメント;
・全盛の年収は確かに2000万になるため、8-9000万ほどの注文住宅(土地込み)購入は
 可能と思われます。
 借入について、銀行等の判断によりますが、世帯主様だけの年収では、ここまでの借り入れはちょっと
 難しいと考えます。(借入金額については、昨今年収のみで判断できるものはありませんが。)
 また、奥様の可能な年収に幅があるので、勤務開始時期や期間などその状況次第で借り入れできる金額
 が変わってくると思われます。
 100%ご要望をかなえるとすると、やはり奥様はお仕事をされた方がいいと思われます。
 当然世の中の状況によっても、借入金額に幅があることはご存知のことと思います。

・懸念点としましては、
 購入できたとしても、無理なく返済ができるかどうか、生活水準や暮らしぶりが満足できるものとなるのか
 は別の問題となります。
 そのために、とまと様のご家族のこれからについて、第2子のご希望やお子様たちの教育や旅行などの趣味やその
 他ご家族の計画などの内容を一度整理され、いったん毎月どのくらいの家計費が月々必要になるのかを確認
 されることをおすすめします。
 そのうえで、購入の仕方として、頭金の金額や返済方法等を検討されてはいかがでしょうか。
 
 簡単ではございますが、以上です。

 これ以上の詳細について、ご質問、ご相談いただく場合は、お手数ですが弊社にご相談ください。

 よろしくお願いいたします。








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勝 桂子 ファイナンシャルプランナー
所属:こちらOK行政書士事務所
エリア: 東京都 板橋区

借入可能額については他の皆さんがお答えくださっているので、補足で気になることを1つ。

内科医の奥さまは、将来開業は考えていらっしゃらないのでしょうか。

じつは私は同級生に女性医師が極めて多いのですが、みな子どもが自立した40代後半から50代半ばまでに、開業を考えるようです。
それまで勤務医だった人も、夫の定年が見えてくると地域貢献を考えるようになり、小さな医院でいいからと開業を希望することがあるようです。

女性の場合は、ご自宅に隣接した医院のほうが働きやすいので、そうなるとそのときに自宅ごとリフォームということも考えられるのではないでしょうか。
そう考えれば、建物にお金をかけてガッチリ作り込んでしまわれるより、将来いかようにも活用できるよう、ひろめのお庭がとれるお土地を見つけられて、土地の半分程度にご自宅を建てておかれるというのも一案です。


あるいは、ご実家や親戚の診療所を継ぐご予定などがあるにしても、継がれる頃には大規模リフォームが必要でしょう。
それらの準備資金を考えれば、いま最大限のローンを組まれるより、ご予算を少し抑えてもう少し運用にまわされるというのも一つの方策かと思います。
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