二人目、住宅など今後のライフプラン

まるこ(東京都)

解決済み 2014年05月25日
今後のライフプランについて

こんにちは。いつも大変参考にさせていただいております。
今後のライフプランについてご相談させてください。


現在、夫婦共働き子一人、賃貸住宅(13万円)に住んでおります。


【現状】
夫 36歳   会社員(中小企業) 年収700万円
妻(私)30歳 自営業       年収240万円
長男 1歳 保育園

・生活費は年間360万円(家賃含まず)です
・貯蓄は160万円/年ペースで、現在1,300万円です
・車は保有しておりません


【今後】
・二人目を考えている
・3歳からは幼稚園を、中学からは私立を考えている
・いずれ住宅購入したいと思っている
  夫の帰宅が終電後のことが多いので、23区内に住むことを考えております。


【ご相談】

特に二人目を望んでいるのですが、今の状況で上記のプランは叶うのでしょうか。
難しい場合は修正改善策をアドバイスいただけると非常に助かります。
  

あまり贅沢はしていないつもりですが、今後のことを考えると不安になります。
どうぞよろしくお願いいたします。

No.1057

質問者からのメッセージ

2014.05.29

ご回答くださいました皆様ありがとうございました。 さまざまな視点で分析、ご提案いただきまして大変参考になりました。 今後機会がございましたらご相談させていただければと存じます。 ありがとうございました。

回答 4件

岩橋 栄子 ファイナンシャルプランナー
所属:ファイナンシャルプランナー 岩橋 栄子
エリア: 東京都 練馬区

まるこさん、はじめまして。
FPの岩橋栄子です。

住宅購入と教育費のご相談ですね。
お子さんがいらっしゃるので、教育資金の準備と住宅資金の兼ね合いが大切です。

まずはお子さんの教育にどのくらいかかるか、いつまでにいくらためなければいけないかを確認しましょう。
公立の間は家計からやりくりするとして、私立中学・高校は年間100万円前後かかります。
1人なら、まだ余裕もありますが、二人になると大変ですね。
ですから、それまでの間に大学資金を準備したいものです。

大学のデータは学校に収める費用のみで文系で400万円弱、理系では500万円を超えます。

それ以外にも通学定期や教材などが必要となりますので、せめて教育費用を準備しましょう。
期間はお子さんたちが公立に通っている間です。

その上で、住宅購入資金に回せるお金を割り出します。
もし、ローンを組むのであれば、なるべく60歳完済となるようにしておきたいものです。

頭金は多いほど、お得です。
まずは1000万円を頭金に充ててみてはいかがでしょう?
その上で、教育資金と返済計画をしっかりと立ててみることをお勧めします。

それでもし、現状の貯蓄額で不足するようだったら、貯蓄を増やすことも考えてみましょう。
岩橋様

早速ご回答いただきましてありがとうございます。非常にわかりやすく大変勉強になりました。
住宅費と教育費のバランスが大切なのですね。約11年間で大学でかかる費用500万円(もしくは500×2人=1,000万円)を貯めるとなると、現在のライフスタイルや今後の計画を大きく変えないとならなそうですね。状況打開策を考えてみたいと思います。

2014.05.26


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中村 伸一 ファイナンシャルプランナー
所属:株式会社 マネーデザイン
エリア: 東京都 中央区

まるこ様

はじめまして、マネーデザインの中村です。

ご質問を拝見いたしまして、とても堅実に生活をされている第一印象を受けました。

1.現状把握
まるこ様は人生の3大支出という言葉、お聞きになったことありますか?
それは、1.教育資金 2.住宅購入 3.老後資金 の3つです。
ライフプラン設計上、この三つをいかにコントロールしていくかがカギとなります。
まだ老後資金についてはお若いのでピンと来ないと思います。まずはご相談にありました教育資金と住宅購入についてお伝えいたします。

2. 将来のBig Events
[1] 住宅購入 東京23区内での2013年平均的価格は以下の通りです。
 (1)新築一戸建   4,028万円
 (2)中古一戸建   4,080万円
 (3)中古マンション 3,160万円

[2] お子様の教育費 (一人あたり)(私立中学受験のための塾代含む)
 (1)私立幼稚園=> 公立小学校 => 私立中学校 => 私立高校 => 私立大学(文系) 約1,663万円
 (2)                                => 私立大学(理系) 約1,796万円

3.家計の見直し、注意すべき対処方法など

効果の上がる方法は以下の3つです。
[1]入りすぎの保険の見直し
 みなさん往々にして保険の「入りすぎ」のケースが多いのが私の実感です。まずは保険の支払いを減らすことを考えてみましょう。

[2]効果的な住宅ローンの選択
 (1) 固定型 安全重視 安心を最優先
 (2) ミックス型 安全重視するも現在の低金利メリットも享受
 (3) 変動型 当初利息の削減優先 低金利メリットを最大限に享受

   
[3]金融商品のインフレーションへの対応
日本経済がインフレーションに変化しますと物の価値が上がります。余資を普通預金に入れるだけでは実質預貯金の価値が目減りしていきます。この変化に対応する方法として、NISA等の制度を活用する少し積極的な資産運用をすることをお勧めします。
 

 まるこ様はお二人目のお子様をお考えとのこと。教育費、住宅購入費を考慮に入れた将来のご家族4人でのライフプランを設計し、お金の将来予測をしていかれてはいかがでしょうか。

中村様

早速ご回答いただきましてありがとうございます。
気を付けるべき点を端的に述べてくださり、ライフプランの全体像を把握することができました。提示していただいたデータでおよその費用がわかりましたので、どのように資金を調達するか考えていこうと思います。また、加入している保険の見直しと積極的な資産運用については、主人と話し合いながら検討していければと思います。ありがとうございました。

2014.05.26


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中嶋 よしふみ ファイナンシャルプランナー
所属:中嶋よしふみ@保険を売らない普通のFP シェアーズカフェ
エリア: 埼玉県 川口市

出来るかどうか言えば出来ます。ただし家計の大幅な改善が必要です。

現在毎年の貯金は160万円ですから、そこまでなら支出が増えても耐えられます。
お子様がもう一人増えれば生活費と教育費で公立小学校でも年間100万円程度の支出です。

私立中学ならばざっくり計算すれば1年あたり一人で100万円台半ば位は必要です。これも生活費込みの数字です。

つまり、お子様二人が中学校に通う頃には年間で300万円が子育て費用で消えます。私立高も似たような額です。私立大学はもっとかかります。

都内でファミリータイプの住宅を買えば5000万円近くはするでしょう。今の家賃で金利2%、35年ローンで計算すると4000万円借りることが出来ます。十分な数字に見えますが、35年は長過ぎます。完済時期を旦那様が65歳までで計算すれば3400万、60歳までなら3000万しか借りられません。

現実的かつリスクを考えた期間は60歳までの完済でしょうから、24年です。24年のローンで手元にある程度資金を確保しつつ、都内に家を買おうとすれば4000万円程度は借入れが必要でしょう。この場合、毎月の返済額は17.5万となります。今より4.5万、年間で54万円の増加です。借入時に金利が上がっていればもっと負担は増えます。

両方を考慮すると今後希望の生活を送るには今の時点で毎年の貯金が今の2倍以上必要です。ご夫婦の収入アップが見込めるのであれば、将来の私立中進学はその時点で判断すれば良い、ということになります。

少なくとも今の家計の状況ではお子様がもう一人増えて住宅を買えば、大学まで公立コースでもギリギリの状態です(収入が横ばいと見積もれば)。


住宅購入時にどのように考えれば良いかは以下の連載も参考にして下さい。

8000万円の家、買えるけど買わない方が良い理由 |
日経DUAL http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=2490

共働きなら6500万円の一軒家は買えるのか? | 日経DUAL
http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=2027


シェアーズカフェ・店長 中嶋よしふみ
日経マネー・日経DUAL・オールアバウト住宅ガイドで連載中。
中嶋様

早速ご回答いただきましてありがとうございました。
DUALの記事はUPされるたびに熟読させていただいております。

数字を交えての的確なご指摘ありがとうございます。現状では先にお伝えしたプランを叶えるのは相当難しいことがよくよくわかりました。特に年間の収支で家計を考えることは目からうろこで大変参考になりました。二人目が生まれる前かつ住宅購入前にお話をうかがえてよかったです。ご回答いただきました内容を元に主人とよく話し合いながら今後を考えていきたいと思います。

2014.05.26


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小島 新吾 ファイナンシャルプランナー
所属: 小島FP不動産事務所

まるこさん、はじめまして。

私は、岐阜県中津川市のCatchコーポレーション㈱ 小島と申します。

ご相談内容を拝見させて頂きました。

ライフプランをお立てる場合には、まるこさんのご家族の夢やどのような生活を送りたいと願われるのかを反映をすることにより変わってまいります。例えば、マイホーム購入についても具体的にどのようなタイミングで購入時期を決めますと同じライフプランでも大きく変わります。

一つ一つの事柄についての数字を見るのではなく全体像を把握していくことで、まるこさん自身の将来像が見えてまいります。そこからイベントごとの資金を具体的に考えていくことが出来るのです。

是非、その思いでライフプランの作成をお考えしてはみてはいかがでしょうか。

まるこさんが思う人生を描いていただけたらと思うしだいです。

私も高額な不動産を取扱いますので、お客様の思いを考えてご提案をしてまいりました。

お近くのFPさんに具体的なライフプランを作成してみてはいかがでしょうか。

まるこさんの思いのない事柄も見えてくることもあるのではないでしょうか。

もし、私で宜しければご質問やお問い合わせがありましたらご連絡下さいませ。


まるこさんのご家族皆様が、これからの将来がお幸せで楽しいご生活をお暮しなられますよう願っております。また、何かございましたらご質問やお問い合わせして下さいね。

2014.05.26


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