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FPの回答

  • 中村伸一(株式会社 マネーデザイン)

    東京都

    2014.05.25

まるこ様

はじめまして、マネーデザインの中村です。

ご質問を拝見いたしまして、とても堅実に生活をされている第一印象を受けました。

1.現状把握
まるこ様は人生の3大支出という言葉、お聞きになったことありますか?
それは、1.教育資金 2.住宅購入 3.老後資金 の3つです。
ライフプラン設計上、この三つをいかにコントロールしていくかがカギとなります。
まだ老後資金についてはお若いのでピンと来ないと思います。まずはご相談にありました教育資金と住宅購入についてお伝えいたします。

2. 将来のBig Events
[1] 住宅購入 東京23区内での2013年平均的価格は以下の通りです。
 (1)新築一戸建   4,028万円
 (2)中古一戸建   4,080万円
 (3)中古マンション 3,160万円

[2] お子様の教育費 (一人あたり)(私立中学受験のための塾代含む)
 (1)私立幼稚園=> 公立小学校 => 私立中学校 => 私立高校 => 私立大学(文系) 約1,663万円
 (2)                                => 私立大学(理系) 約1,796万円

3.家計の見直し、注意すべき対処方法など

効果の上がる方法は以下の3つです。
[1]入りすぎの保険の見直し
 みなさん往々にして保険の「入りすぎ」のケースが多いのが私の実感です。まずは保険の支払いを減らすことを考えてみましょう。

[2]効果的な住宅ローンの選択
 (1) 固定型 安全重視 安心を最優先
 (2) ミックス型 安全重視するも現在の低金利メリットも享受
 (3) 変動型 当初利息の削減優先 低金利メリットを最大限に享受

   
[3]金融商品のインフレーションへの対応
日本経済がインフレーションに変化しますと物の価値が上がります。余資を普通預金に入れるだけでは実質預貯金の価値が目減りしていきます。この変化に対応する方法として、NISA等の制度を活用する少し積極的な資産運用をすることをお勧めします。
 

 まるこ様はお二人目のお子様をお考えとのこと。教育費、住宅購入費を考慮に入れた将来のご家族4人でのライフプランを設計し、お金の将来予測をしていかれてはいかがでしょうか。
中村様

早速ご回答いただきましてありがとうございます。
気を付けるべき点を端的に述べてくださり、ライフプランの全体像を把握することができました。提示していただいたデータでおよその費用がわかりましたので、どのように資金を調達するか考えていこうと思います。また、加入している保険の見直しと積極的な資産運用については、主人と話し合いながら検討していければと思います。ありがとうございました。

2014.05.26


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