アセットアロケーション、ポートフォリオ作成方法

まる(茨城県)

解決済み 2014年02月21日
資産運用のアセットアロケーション、ポートフォリオの作成方法について質問です。
現在 夫35歳 妻33歳 子供0歳
家 ローン完済済み 年収700万円
貯金 1000万円
上記の条件で60歳までに7000万円貯めたいと考えています。(教育費込み)
60歳まで貯金だけをしていくと6000万円位まではがんばればたまりそうですが、あと1000万円が難しそうなので投資を考えています。(貯金だけのリスク管理を含め)
思いつくのが、確定拠出年金、nisa、金積み立て、株式(勉強もかねて50〜100万円位?などですが、どのような配分、ポートフォリオが適しているでしょうか?

No.1037

回答 3件

濱野 哲生 ファイナンシャルプランナー
所属:浜野総合事務所
エリア: 三重県 名張市

 質問者の職業、勤務先、定年年齢、加入年金制度など諸々の情報と、そもそも何のために7000万円を貯めるのかという目的が分からねば、はなはだご提案の難しい案件ですので、分かる範囲でさわりだけ回答します。
1 確定拠出年金は、原則、年金支給ですので貯蓄目的には適しません。
2 金積み立ては、資産保全が目的であり、余程、金価格が上昇しない限り収益はありません。大抵の場合、売買手数料で元本割れします。
3 今はやりのNISAは、非課税が魅力なのでやってみる価値はありますが、当然、元本割れのリスクもあります。ポートフォリオの観点から、株と投資信託に分け、更に銘柄分散、投資時期分散などを考えるとよいでしょう。
4 NISAの枠は最大500万円までありますので、別途50~100万円の株式投資を考える必要はないでしょう。
5 ハイリスクハイリターンが投資の原則です。株の頻繁な売買による過度な収益期待は、もはや投資ではなく投機ですので高いリスクがあります。6000万円もの貯金ができるほどの資力があるのなら、あまり無理はしないほうが良いでしょう。金持ち喧嘩せずとは、そういうことです。
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森本  直人 ファイナンシャルプランナー
所属:(株)森本FP事務所

まる様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。

60歳まで25年間、貯蓄をがんばれば、
6000万円くらい貯まるとのことなので、
1年あたり200万円くらいずつ貯められるわけですね。

その前提で、仮に、今の貯金1000万円には手を付けず、
毎年200万円ずつをポートフォリオ運用に回し、
25年後に+1000万円を目指すとした場合、
目標利回りは、年1.5%くらいでよいことになります。
(税金、手数料は考慮せず)

過去の資産クラスごとの平均的データを見ると、
外国株式型のリターンが、年7~8%程度、
外国債券型が、年3~4%程度なので、
今後もそれに近い資産運用ができるとした場合は、
守り重視のポートフォリオで十分なのではないでしょうか。

銀行預金、MRFなど、流動性資産の割合を高めにとってよいと思います。

金積み立て、株式の個別銘柄などもチャレンジしてよいと思いますが、
これらは、リスク、リターンの関係が数値で予測しづらいので、
ポートフォリオは、投資信託の利用を基本とされた方がよいかもしれません。

確定拠出年金、NISAといった税制優遇枠も上手く活用してみてください。


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梶田 けい子 ファイナンシャルプランナー
所属:梶田ファイナンシャルプランニング事務所

ご相談内容に
>60歳まで貯金だけをしていくと6000万円位まではがんばればたまりそうですが、

と有りますが、どのように頑張れば貯まりそうなのでしょうか?
年収700万円ですのでパッと見たところでは貯まる感じはします。
家のローンも既に完済済ですので、まるさんの場合は可能性はなくもないでしょう。
しかし、ご家族構成を見ますと0歳のお子さんが一人見えます。
60歳までに教育費込みで7,000万円貯めたいとの事ですが、既に保育園幼稚園に入ると教育費が発生します。
既に保育園幼稚園から習い事やスポーツを始める子供もおります。
どのような青写真を描かれて60歳までに教育費込みで7,000万円貯めたいのでしょうか?

今後お二人目のお子さんを授かるかもしれません。
年収は700万円であったとしても実際自由に使えるお金は可処分所得です。
お子さんが小学校に上がると教育費が安くなると一般では言われていますが、奥様がずーと専業主婦をされているのであれば良いのですが、ご夫婦共働きになりますと学校終了後は学童保育にお子さん預けることになります。
学童保育の場合の費用は毎月何万円とかかります。更に夏休みなどの場合の保育料は更に高くなります。
子供の場合は衣食においても、成長とともにバカに成らない費用が襲って来ます。
小さな金額のものほど合計すると馬鹿にならない金額になります。


頭の中で計算していたのと実際にシュミュレーションして目の前に数字で表したのでは大きく違って来ます。
例え資産運用で利益を得ても、こうした毎月の費用に目減りがおきてしまえば本末転倒です。


資産運用にはまるさんが上げられた他に様々な運用手法がありますが、まず資産運用を行うまえにまるさんが考えている青写真で計画を立てると将来どうなるのかを、設計書を造り見てみてください。
アセットアロケーションやポートフォリオは、ご依頼者の適合性の原則に基づき、流動性・安全性・成長性の三点から行うものです。業界で資産運用のアドバイスや管理を行って来た経験上、この場で資産配分を申し上げることはできません。ご依頼者の一生を決める資産作りです。ご依頼者と向き合い応じるものです。















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