老後に向けて将来設計のアドバイスをお願いします。
ミオ(愛知県)
解決済み 2013年12月17日自営業の彼との結婚について知識不足のため教えて頂きたいことがあります。
どうぞ御教授下さいm(_ _)m
3年半付き合っている彼と結婚することになりました。
彼は、彼の父親の下で下請けの建設業の仕事をしておりまして、いわゆる自営業となります。
結婚を機に私も将来のことを考えるようになり、いろいろと調べてみました。
自営業や建設業などは、サラリーマンと違って、厚生年金ではないため、将来国民年金だけしかもらえないということ。
厚生年金だと月に15~16万程頂けるのに対して国民年金だと満額で40年かけても月に6万ほどしかもらえないと知り、貯金はしていくつもりですが国民年金と貯金だけで老後がやっていけるのか心配になりました。
そこで、ネットで調べたら付加年金や、国民年金基金、401kなどをつければ、将来の年金額が増えるとのことを知りました。
国民年金基金や付加年金、401kもしくは、個人型の年金保険などいろいろとありますが、この中でも国民年金の他に何を追加したらいいのか悩んでおります。
又、彼の年齢が34歳なのですが、20歳から2〜3年しか国民年金を支払っておらずその後は10年以上現在も払っていないことが分かりました。
20歳から60歳まで40年満額でかけても、自営業なので、二段階の層にならず月6万弱になると思いますが、滞納していたので満額ではもらえません。
条件の25年はギリギリ間に合いますが60歳まで今から支払ったとして、頂ける月の年金額はいくらくらいになるのでしょうか?
3万~4万円程度と考えたほうが良いでしょうか?
70歳など繰り下げればもう少し金額は増えるとは思いますが…どのくらいのものなんでしょうか…
話し合いの結果、2年遡って滞納分を分割で支払い、今後はきちんと国民年金を毎月払っていくこととなりました。
しかし、国民年金に入れば遺族年金や障害年金の安心もありますが、条件がいろいろとあることを知りました。
彼が34歳というこんな遅い年齢から国民年金を納めていくことになっても、何かあった時に遺族年金や障害年金はいただけるのでしょうか?
建設業の職人なので、ボーナス、退職金なし、年金未払だった為将来もらえる年金も少ないとの事なので、将来の設計を今から本当にしっかりたててとかないと彼との結婚も正直不安になります。
小さくても、中古でもいいのでマイホームを将来持てたらなぁとも思っています。
又、建設業でも退職金がもらえる制度もあることを知りましたが、若いうちから入ればお得なようですが、彼の年齢34歳から入ると率のことも考え、地道に貯金をしていったほうがいいのか、それとも入っておいた方が良いのか悩んでおります。
個人の自営業(従業員3人)でも受けられるのでしょうか?
いろいろと掛けておけば将来安心なんでしょうが、彼は現場仕事で身体資本のため、結婚したら、医療保険や生命保険なども今より手厚くすると思うので、月々の保険額も今より増えるため、将来の年金のことを考え過ぎて、国民年金以外の他の年金や、退職金の制度などいろいろとかけていても月々の家計が苦しくなり生活がやっていけれないようでは本末転倒だとも思っているので、一人ではどう動いていけばいいのか分からない状態です。
私は26歳で、20歳から働いており、厚生年金を会社でずっとかけております。
30歳くらいまでは多分いまの会社で働こうと思っておりますが、子供が出来たりしたらパートに切り替えるか、しばらくは専業主婦でいたいと思っています。
そこで質問なのですが…
◉仮に、私が30歳まで会社員として働き厚生年金を10年掛けて、その後は30年国民年金を払っていくとすると私の将来の年金額は月にいくらくらいになりますでしょうか?
◉彼の場合、34歳からの年齢から国民年金をかけたとしたら、月にいくらくらいになるのでしょうか?
◉自営業のため一型にあてはまります。老後のことを考えるなら、国民年金の他に何に入るのが一番いいのでしょうか?
(国民年金の滞納があった為、満額もらえず年金のみの月々の収入では私の分と2人分合わせてもとてもじゃなく生活できないと思うので…)
◉今からの年齢(34)でも退職金制度等に入るべきか、それともその掛けていく分を地道に貯金しておいた方がいいのでしょうか?
◉身体資本の仕事なので、もし怪我や病気などして働なくなった場合、国民年金の障害年金や、生命保険などで生活はやっていけるのでしょうか…
(こちらも滞納時期が長い為結局、国民年金の障害年金なども条件が届かずもらえないんじゃないかと心配です)
◉65歳までに、いくらくらい貯金があれば大体安心できるのでしょうか?
父が彼の自営業について将来のことが確約されず不安定ということで反対的な意見なので、いろんなことをしっかり固めておいて安心してもらいたいです。
長くなってしまい申し訳ありません。
読んで頂きありがとうございました。
項目の質問の中から一つでも構いませんので知識不足の私にアドバイスをどうぞよろしくお願いします。
No.1023
質問者からのメッセージ
2013.12.21
お返事ありがとうございました。 先生方に頂いたアドバイスをもとに次の日役所の年金課へ彼といってきました。 金額のこともあり、10年分はやはり今はまとめて払えないので、滞納分2年を払い、今後は毎月国民年金を納めていくことになりました。 それに合わせて付加年金も入ろうと思います。 後日民間の保険会社でも、詳しく聞いてこようと思っています。 又、お聞きしたいことが出てくると思うので、そのときに改めて相談に伺いに行きたいと思います。 ありがとうございました。
回答 2件
詳細なデータがなければ正確にお答えするのが難しいほどのかなり専門的なご質問ですので、推測も含めてご質問順にお答えします。あくまでも個人的見解としてご理解ください。
1 質問者の年金の月額は、基礎年金部分6.5万円、厚生年金部分1.0万円計約7.5万円くらいと思われます。会社勤めを長くすれば厚生年金部分は更に増加します。
2 国民年金の掛け金は年齢に関係なく一律月額1.5万円くらいです。
3 国民年金以外の制度につきましては、それぞれ一長一短があり一概にどれが良いとは申せません。安全性を重視するか配当性を重視するかは質問者の人生観によります。なお、国民年金基金と付加年金とは二者択一になります。両方同時に加入することはできません。また、国民年金基金は一旦加入すると、中途解約や減額などはできません。当事務所では国民年金基金よりも自営業者に有利な小規模企業共済制度をおすすめしています。この際、国民年金への付加年金(月額400円)も費用効果に優れているので併せておすすめしています。蛇足ながら、確定拠出年金(日本版401K)もご検討中のようですが、加入者本人に相当程度の資産運用知識が必要なので、リスクが大きすぎるかと思われます。
4 前3項とも関連しますが、リスクをほぼ完全に避けるなら預貯金、最小限のリスクでより大きな配当を期待するなら小規模企業共済制度を選択するとよいでしょう。(付加年金もお忘れなく。)
5 障害年金は、原則、保険料納付済期間が被保険者期間の2/3以上必要なので、ご主人の場合は、現時点で10年間の納付が必要です。保険料未納分の後納は原則2年間分ですが、H27.9月までは特例により過去10年分を後納できますので、ご検討下さい。なお、遺族年金につきましては、子がいることが絶対条件で、保険料納付済期間などは概ね障害年金と同じです。なお、一定の要件を満たせば、過去1年間滞納が無ければ受給できます。
6 貯金必要額につきましては、期待する生活水準により異なりますが、質問者の場合に、生活費を月25万円と仮定しますと、年金受領月額が夫婦合わせて約15万円、不足額10万円を85歳まで累計して約2400万円くらいと考えます。
1 質問者の年金の月額は、基礎年金部分6.5万円、厚生年金部分1.0万円計約7.5万円くらいと思われます。会社勤めを長くすれば厚生年金部分は更に増加します。
2 国民年金の掛け金は年齢に関係なく一律月額1.5万円くらいです。
3 国民年金以外の制度につきましては、それぞれ一長一短があり一概にどれが良いとは申せません。安全性を重視するか配当性を重視するかは質問者の人生観によります。なお、国民年金基金と付加年金とは二者択一になります。両方同時に加入することはできません。また、国民年金基金は一旦加入すると、中途解約や減額などはできません。当事務所では国民年金基金よりも自営業者に有利な小規模企業共済制度をおすすめしています。この際、国民年金への付加年金(月額400円)も費用効果に優れているので併せておすすめしています。蛇足ながら、確定拠出年金(日本版401K)もご検討中のようですが、加入者本人に相当程度の資産運用知識が必要なので、リスクが大きすぎるかと思われます。
4 前3項とも関連しますが、リスクをほぼ完全に避けるなら預貯金、最小限のリスクでより大きな配当を期待するなら小規模企業共済制度を選択するとよいでしょう。(付加年金もお忘れなく。)
5 障害年金は、原則、保険料納付済期間が被保険者期間の2/3以上必要なので、ご主人の場合は、現時点で10年間の納付が必要です。保険料未納分の後納は原則2年間分ですが、H27.9月までは特例により過去10年分を後納できますので、ご検討下さい。なお、遺族年金につきましては、子がいることが絶対条件で、保険料納付済期間などは概ね障害年金と同じです。なお、一定の要件を満たせば、過去1年間滞納が無ければ受給できます。
6 貯金必要額につきましては、期待する生活水準により異なりますが、質問者の場合に、生活費を月25万円と仮定しますと、年金受領月額が夫婦合わせて約15万円、不足額10万円を85歳まで累計して約2400万円くらいと考えます。
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彼が20歳から2〜3年しか国民年金を支払っておらずその後は10年以上現在も払っていないことが分かりました。と
国民年金の他に何に入るのが一番いいのでしょうか?
の点ですが、国民年金を納めることは法律で決められていることです。
そして、付加年金と401Kは国民年金保険料を納めていることが条件です。
この二つは国民年金保険料を滞納したままかけることは出来ません。
個人年金保険は民間保険会社の年金保険ですから滞納していてもかける事はできますが、
もし自己破産した場合、財産整理のさい個人年金は財産として扱われ債務整理されます。
公の年金は債務整理されません。
また個人年金保険は、確定申告や年末調整で保険料控除できるのは1年間に支払った保険料の内最高4万円までしか控除されません。
国民年金・付加年金・401Kは保険料全額所得控除できます。
彼は自営業です。税金の勉強もしてください。自営業に税金は欠かせません。そして足元を固めてください。
狸の皮算用ではむしろお父様をご心配されることになると思います。
さて一番問題になっているのが10年以上滞納していることですが、現在国民年金後納制度といって、時効により納めることが出来なかった部分に対して過去10年分までの保険料を納める事ができます。但し、この制度を利用できるのは平成27年9月までです。
彼の住まいの区役所か市役所の年金課で受け付けていますよ。一度相談にいかれると良いですよ。
もう1つ、60歳までに老齢基礎年金の受給資格期間の25年を満たしていない場合や、40年の納付期間が無い場合であって、厚生年金・共済組合に加入していない時は、60歳以降でも任意加入する事ができます。
あなた方の生まれ年では60歳から老齢基礎年金を受給することはできません。受給開始は65歳からとなります。
幸い、彼は自営業ですので60歳で定年退職する必要は有りません。
60歳過ぎた65歳までの間任意加入という方法も有ります。
相談にも繰り下げ支給を考えているようですので彼に70まで自営業続けて貰っては如何ですか?
先ずはお住まいの役所の年金課へ相談に行ってください。
国民年金の他に何に入るのが一番いいのでしょうか?
の点ですが、国民年金を納めることは法律で決められていることです。
そして、付加年金と401Kは国民年金保険料を納めていることが条件です。
この二つは国民年金保険料を滞納したままかけることは出来ません。
個人年金保険は民間保険会社の年金保険ですから滞納していてもかける事はできますが、
もし自己破産した場合、財産整理のさい個人年金は財産として扱われ債務整理されます。
公の年金は債務整理されません。
また個人年金保険は、確定申告や年末調整で保険料控除できるのは1年間に支払った保険料の内最高4万円までしか控除されません。
国民年金・付加年金・401Kは保険料全額所得控除できます。
彼は自営業です。税金の勉強もしてください。自営業に税金は欠かせません。そして足元を固めてください。
狸の皮算用ではむしろお父様をご心配されることになると思います。
さて一番問題になっているのが10年以上滞納していることですが、現在国民年金後納制度といって、時効により納めることが出来なかった部分に対して過去10年分までの保険料を納める事ができます。但し、この制度を利用できるのは平成27年9月までです。
彼の住まいの区役所か市役所の年金課で受け付けていますよ。一度相談にいかれると良いですよ。
もう1つ、60歳までに老齢基礎年金の受給資格期間の25年を満たしていない場合や、40年の納付期間が無い場合であって、厚生年金・共済組合に加入していない時は、60歳以降でも任意加入する事ができます。
あなた方の生まれ年では60歳から老齢基礎年金を受給することはできません。受給開始は65歳からとなります。
幸い、彼は自営業ですので60歳で定年退職する必要は有りません。
60歳過ぎた65歳までの間任意加入という方法も有ります。
相談にも繰り下げ支給を考えているようですので彼に70まで自営業続けて貰っては如何ですか?
先ずはお住まいの役所の年金課へ相談に行ってください。
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