新築マンション購入に関して

Smith(埼玉県)

解決済み 2012年09月18日
はじめまして。
現在東京近郊で賃貸マンションで生活しています。
今回気に入ったマンションがあり、購入を検討しているのですが身の丈にあっていないのではと不安になり質問させていただきます。

夫 34 年収450万
妻 32 年収350万
毎月の手取り46万(自分28 妻18)

子供なし(すぐにでも欲しい)
現在の家賃10.7万円

購入希望物件価格3400万 3LDK
頭金200万 諸経費200万用意あり

住宅ローン3200万 35年 変動(全期間-1.6%優遇)
で検討しています。状況をみて途中で固定に変更するかもしれません。

ローンを組んだ後手元には200万残る予定です。

現在住んでいるエリアが治安が良く、教育に力を入れており公立校の評判も良いので購入を検討しています。
当初は子供ができた時の事を考え、自分1人の年収から2500万以下の中古で探していましたが、人気のあるエリアらしく築10年以上経っていても2800~3500万位しています。
新築と大きな価格差がなく設備は新築の方が圧倒的に良いこともあり今回非常に悩んでいます。
計算したところ35年ローンで今の金利で月8.7万+管理費修繕積み立てでちょうど今の賃貸と同じになります。
修繕積立金は年々上がっていくと思うので+2万くらいまで計算に入れています。
税金は10年間はローンの控除額でまかなえると考えています。2年ごとに100万ほど繰り上げ返済を予定していますが、子供が出来たら妻が復職するまではかなり厳しくなり、生活がギリギリになりそうです。ただどちらにしろ家賃を払わなければならず、このエリアだと10万以下のファミリー物件はほとんどありません。。

35年ですと支払い完了が70歳になりますが、このまま賃貸を続けたら何歳になっても家賃を払う事になるので購入してしまった方がいいのではないかと考えています。

取りあえず物件自体は立地も含めてとても気に入っていますがやはり無理があるでしょうか?
アドバイスをいただけたら幸いです。

No.823

質問者からのメッセージ

2012.09.25

沢山のご意見ありがとうございました。 色々考えた結果、街、物件を気に入っている為購入しようと思います。 資金計画は別途FPの方に相談して判断したいと思います。

回答 3件

中嶋 よしふみ ファイナンシャルプランナー
所属:中嶋よしふみ@保険を売らない普通のFP シェアーズカフェ
エリア: 埼玉県 川口市

回答いたします。

お子様がすぐにでも欲しいとの事ですが、奥様が出産後も現状の収入で確実に復帰できるのならば問題は無いでしょう。
そうでなければ無理なローンである可能性もあります。

あと、変動金利は辞めましょう。金利変動リスクを避けるコストの分だけ固定金利は高くなっています。今はそれがたったの1%です。金利変動に関しましては、実際に上がるかどうかは関係ありません。金利が上がると返せなくなるような借り方自体が一番の問題です(逆に言えばリスクに耐えられるなら変動金利を選んでも構いません。お勧めはしませんが)。借り換えも確実に出来るわけではありません。

家賃を払うのがもったいないというのは不動産業者のセールストークです。早く買えばそれだけ早く建て替えや大規模改修の時期が早くなります。支払い総額でいえば大差はありません。
頭金をしっかりためて短期間の返済で購入すればそれだけ利息負担が減りますので、あわてて買う理由もありません。

以下、補足に住宅購入や持ち家と賃貸の比較に関するコラムを掲載しますので参考にして下さい。全部読めば有料相談2.3回分位の価値はあります。読んでいただければ分かるかと思いますが、持ち家と賃貸では金銭的に大きな違いはありません。一番違うのはリスクです。損得による比較は、支払い総額で双方を比較している時点で途中で支払いが出来なくなるリスクを無視していますので、ほとんど意味がありません。

住宅購入に関してはセミナーやレッスンで詳しくお伝えしています。購入予算や妥当な借入れ上限を自身で判断を出来るようになっていただくことを目的としていますので、よろしければご検討下さい。

シェアーズカフェ・店長 中嶋よしふみ
公式サイト http://sharescafe.com/
公式ブログ http://blog.livedoor.jp/sharescafe/
住宅の購入を検討されている方には以下の記事が参考になります。
●小学生でも分かる住宅ローンの計算方法
http://blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/5153844.html 
●持ち家の予算はチキンレースか?
http://blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/5939024.html 
●住宅購入における予算の決め方 その1
http://blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/9344489.html 
●住宅購入における予算の決め方 その2
http://blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/9654387.html 
●繰り上げ返済は本当にお得なのか? 前編
http://blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/12855940.html 
●繰り上げ返済は本当にお得なのか? 後編
http://blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/12856253.html 
●「持ち家と賃貸はどっちが得か?」とか「家賃を払うのはもったいない」とかいまだに言ってる不動産業者やファイナンシャルプランナーは、相当ヤバイ その1
http://blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/11458473.html 
●「持ち家と賃貸はどっちが得か?」とか「家賃を払うのはもったいない」とかいまだに言ってる不動産業者やファイナンシャルプランナーは、相当ヤバイ その2
http://blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/11644905.html 
●9割も売れ残る新築マンション ~空室率40%の時代に備えて
http://blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/14363556.html 
●シャープが韓国勢に負けた理由と、持ち家の「未来」
http://blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/15634593.html 

買うかどうか迷っている方には、持ち家と賃貸の比較に関する以下4つの一連の記事が参考になります。
●持ち家は資産か? 持ち家に関する二つの幻想 
http://blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/4950212.html
●そろそろ決着をつけたい「持ち家と賃貸はどちらが得か?」というくだらない論争 
http://blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/5151966.html
●「持ち家は資産だ!」という反論が来た(謝罪も有り) 
http://blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/5319408.html
●リスクとの付き合い方 持ち家議論へ頂いた反響への回答 
http://blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/5764908.html

2012.09.18


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山田 聡 ファイナンシャルプランナー
所属:山田FP事務所
エリア: 東京都 中央区

ファイナンシャルプランナーの山田と申します。

住宅は“買うことができるか”ではなく
“払うことができるか”を検討しなければなりません。

そのため、収入に対する返済負担率だけではなく、
将来のライフプランをシミュレーションしたうえで判断しましょう。

そして最終的には、ローンを完済したうえで老後資金が確保できているかまで
検討することをお勧めします。

シミュレーションには、現在の収入、支出、現在の資産以外にも
・今後の収入見込み
・こどもの教育費
・子供の生活費
・管理費・修繕積立金
・固定資産税
・今後見込まれる大きな支出
・退職金
・年金予想額
最低上記の数字程度は必要です。

そして重要なのは、金利タイプの検討です。
当初変動金利を利用し、金利上昇時には固定へ変更すればよいと
考えている方も多いのですが、この場合
金利上昇分に加えて変動と固定の金利差まで加わるのですから、
状況によっては予想以上の支払い増加となりかねません。
金利が上昇した場合のシミュレーションもする必要があります。

更に、現在の支出の見直しも行いましょう。
無駄が削減できれば、ローン返済額の余裕度も変わってくるからです。

住宅は人生最大の買い物ですから
多少の労力は惜しむべきではないと考えます。


以上、僅かでも参考となれば幸いです。
山田FP事務所 http://www.yamadafp.com
山田 聡

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伊勢谷 ファイナンシャルプランナー
所属:株式会社 VLIP

Smithさん、はじめまして。

さいたま新都心のFP会社、株式会社VLIPの加藤と申します。

現在、家賃10.7万円で居住しているのであれば、

Smithさんが検討中である「気に入ったマンション」のご購入に向けて

どの住宅ローンでどのような返済プランが良いか等含めご提案させて下さい。

また、ご夫婦が描く将来図であるライフプランとキャシュフローを作成することで

今後のリスクを考慮した対策を立てることができるようになります。

当社VLIPは、Smithさんが居住されている地域に詳しい状況にありますので

強力なサポートができます。ぜひ、お手伝いをさせていただけたらと思います。

ご相談下さい。お待ちしています。


株式会社VLIP
http://www.vlip.jp/
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