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FPの回答

  • 山田聡(山田FP事務所)

    東京都

    2012.09.18

ファイナンシャルプランナーの山田と申します。

住宅は“買うことができるか”ではなく
“払うことができるか”を検討しなければなりません。

そのため、収入に対する返済負担率だけではなく、
将来のライフプランをシミュレーションしたうえで判断しましょう。

そして最終的には、ローンを完済したうえで老後資金が確保できているかまで
検討することをお勧めします。

シミュレーションには、現在の収入、支出、現在の資産以外にも
・今後の収入見込み
・こどもの教育費
・子供の生活費
・管理費・修繕積立金
・固定資産税
・今後見込まれる大きな支出
・退職金
・年金予想額
最低上記の数字程度は必要です。

そして重要なのは、金利タイプの検討です。
当初変動金利を利用し、金利上昇時には固定へ変更すればよいと
考えている方も多いのですが、この場合
金利上昇分に加えて変動と固定の金利差まで加わるのですから、
状況によっては予想以上の支払い増加となりかねません。
金利が上昇した場合のシミュレーションもする必要があります。

更に、現在の支出の見直しも行いましょう。
無駄が削減できれば、ローン返済額の余裕度も変わってくるからです。

住宅は人生最大の買い物ですから
多少の労力は惜しむべきではないと考えます。


以上、僅かでも参考となれば幸いです。
山田FP事務所 http://www.yamadafp.com
山田 聡
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