ライフプランについて相談させてください

かず(神奈川県)

解決済み 2011年05月29日
かずと申します。

1年以内に結婚を考えているのですが、結婚後のライフプランに
ついてしっかりと決めようと考えています。
結婚資金や結婚後の住宅購入、ライフイベントに応じてどれだけ
お金がかかるか、保険はどうすべきかなど、あれもこれもと
考え出すと、何から手をつけていいか分からなくなってきているので、
アドバイスをいただきたいです。

現在私は36歳で、情報システム会社に勤務しています。
年収は500万円くらいで、貯蓄は財形や銀行の積み立て預金などを
合わせて600万円あります。
彼女は31歳で、子供ができたらしばらくは育児に専念する方向で
考えていると聞いています。
私も彼女も初婚です。

現在、生命保険は、大手生保会社の終身保険に入っていて、
保険料は13000円くらいですが、正直高いと思っていて、
ネット生保なども含めて乗換を考えています。

住宅購入については、彼女が防犯を重視していると言うことから、
分譲マンションを中心に考えていきたいと思っています。
しかし、自分の年齢が30代後半なので、住宅ローンのことを考えると
定年前に完済できるかどうかという不安もあります。

まだまだ情報が足りないかも知れませんが、.アドバイスのほど
何卒よろしくお願いします。

No.505

回答 3件

大泉  稔 ファイナンシャルプランナー
所属:株式会社fpANSWER
エリア: 東京都 渋谷区

かず 様

こんにちは。ご利用ありがとうございます。

早速ですが。
まず現在の生命保険の契約内容について。
「大手の生命保険会社」との契約で、ご年齢や保険料から察すると「定期特約付き終身保険」かと思われます。
終身契約ですが、10~15年後に更新のあるタイプかと思われます。
更新時には保険料の値上がりがあることでしょう。

また。
大手生命保険会社との契約を解約した場合は、「解約返戻金」が見込めます。
解約返礼金を住宅(分譲マンション)の購入時の頭金に充当することができるでしょう。
…ただし、過去に転換を行っていれば、解約返戻金はほとんど無いものと思われます。


さて、見直しの手法について。
(将来の)奥様が暫く「子育てに専念される」のであれば、
「子育て期間中の保障」として5~10年程度の定期保険(若しくは収入保障保険)と
「お子様が成人なさるまでの期間の保障」として20年程度の定期保険(若しくは収入保障保険)の
組み合わせで宜しいかと存じます。
保険会社はインターネットの生命保険会社で宜しいかと存じます。

ご参考までに。
最近、外資系生保や損保系生保の収入保障保険は
「非喫煙健康優良体割引」等があります。
契約手続きは、少し面倒ですが、同じ保険会社同じ保障でも、保険料はかなり割安になります。
お近くの「カウンター式の保険代理店」でお見積りを依頼され、ネット系生保の収入保障保険と比較検討なさることをお勧めします。(お見積りだけでしたら、面倒な手続きはございませんので)。

もう一つ…ご参考までに。
奥様の保障を「定期保険や収入保障保険」ではなく、
「低解約返戻型生命保険」で備えるのも、選択肢の一つかと思います。
保険料(=掛金)の支払い期間を貴方様の定年に合わせておけば、
保障のみならず、同時に「定年後の老後資金」の準備も行えます。
こちらもカウンター式の代理店でお見積りの作成を依頼されることをお勧めします。


続いて、分譲マンションの購入について。
かつてに比べ、今は、驚くほどローン金利が下がっています。
また、金融機関各社はキャンペーン金利等を設け、さらに金利を下げている場合もあります。

分譲マンションの購入を検討される前に。
一度、ファイナンシャルプランナーに「ライフプラン(LP)表」と「キャッシュフロー(CF)表」の作成を依頼してみては如何でしょうか?
将来、お子様の教育資金やご夫婦の老後にどのくらいの資金が入り用なのか?
日々の生活費は、どのくらい掛かり、どの程度の切り詰められるのか?
また、金利や頭金額ごとの住宅ローン返済シュミレーションや
繰上げ返済の有無による返済期間の違い
などなど、
ファイナンシャルプランナーによる複数のLP表やCF表の作成と共に、アドバイスを受けることをお勧めします。

その上で、
物件選びをなさることをお勧めします。
ポイントは「いくら借りられるか」ではなく「いくらなら返せるのか」です。
生活スタイルは人さまざまなので、収入に対する「ローン返済」の割合は一律ではありません。
「いくら返せるのか」はCF表で見極めることができるでしょう。



ちなみに。
「保険の見直し」と「LP表とCF表の作成とアドバイス」は、私でしたら一貫して対応することが可能です。メッセージボードでお申し付けください。

お待ちしております。












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山崎  耐忍 ファイナンシャルプランナー
所属:あなたの家計応援団

かずさん
こんにちは
あなたの家計応援団
山﨑耐忍です。

これから御結婚に向け
楽しくもあり、忙しくもなる時期ですね。

この時期におふたりのライフプランを
お考えになるのはタイムリーであり
とてもよいことだと思います。

おふたりで十分話し合い
価値観を認め合いながら
ライフプランづくりをすすめてください。

掲示板に記載された項目以外にも
様々なことをお考えかと思います。
ファイナンシャルプランナーのサポートを
活用して夢のあるライフプランをおつくりください。

さて、御質問についてアドバイスさせていただきます。

1.生命保険
まずは
かずさんがどういう保障が欲しいのか?
(将来の)家族のために必要な保障は何か?
をお考えください。

その上で、現在加入の保険の内容を御確認ください。
・今後必要とされる保障はカバーされているのか?
・その保障に見合った保険料であるか?

保険の見直しは
保障内容から見直しをされることをお勧めします。

また、保障は保険だけでなく戦略的につくりあげることを
お勧めしております。

この点を御理解いただければ
今、加入の保険も解約、払い済みなどの再利用、新規契約などの
手段を使い、必要とされるものを準備することは可能です。

あくまでも保障は戦略的にトータルでお考えください。

2.住宅取得
おふたりの状況(生活、通勤)
おふたりの価値観
今後の家族(お子様)など
住宅選びにもさまざまな条件が出てくることでしょう。

当然、住宅ローンについても
考慮しなくてはなりません。

かずさんのように
「返済」の点から
住宅ローンをお考えになることは
とてもよいことだと思います。

以前のように
「ローン残高は退職金で完済」を
前提に返済計画を組むことが
できるとは限りません。

やはり月々の返済
貯蓄、運用と繰上返済とのバランス
他のライフイベントの支出を
考えた住宅ローン選び、返済計画が
必要となります。

ただ、あまり様々なことがあるからとは言え
住宅取得に対し萎縮なさらないでください。

おふたりでできること
御両親のサポートでできることなどを
把握して可能性を考えてください。

さまざまな選択肢が見つかるかもしれません。


繰り返しになりますが
かずさんは、良いタイミングで
ライフプランについてお考えになりました。
このチャンスを是非、活かしてください。

かずさんが彼女をパートナーに
家庭を築いていくように
かずさん家族のパートナーとなる
ファイナンシャルプランナーと
夢のあるライフプランをおつくりください。

あなたの家計応援団
山﨑耐忍


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山田 聡 ファイナンシャルプランナー
所属:山田FP事務所
エリア: 東京都 中央区

ファイナンシャルプランナーの山田と申します。

結婚にあたり、色々な事に対応しようとされていますが、
優先順位を付け、ひとつひとつ結論をだしていきましょう。

まず生命保険の必要保障額の考え方です。
必要保障額は、夫が死亡した場合の遺族の生活必要資金ですので
まだ子供がいない若い夫婦の場合は、
妻一人の生活費・住居費と考えるのが一般的です。
妻の収入も踏まえ、保証の必要性の有無と金額を考えましょう。

そして必要とした場合、この保障に対応する保険としては、
毎月決まった金額が給与のようにある年齢まで支給される
収入保障保険が保険料も安く効率的です。

住宅購入については、取得時期を大凡で決めるとともに、
大体の物件価格から頭金や初期費用を見積もり、
貯蓄計画を立てましょう。
頭金については色々な考え方はありますが、
計画の段階では、頭金と初期費用の合計で、
物件価格の3割を目標としたいものです。
また、毎月のローン支払い金額は、
手取り収入の25%以内で考えましょう。

貯蓄方法については、預貯金以上のリターンを求めるための
リスク資産(投資信託等)を取り入れるか否かが重要です。
もしリスク資産を取り入れるのであれば、
自分達の許容できるリスクを事前に決め、
それに沿ったリスク・リターンの組合せとなる
資産配分を考える必要があります。
自分達に適したリスク・リターンの計算は、
少しだけ専門知識が必要になりますので、
お近くのファイナンシャルプランナーに
相談した方が良いかもしれません。

以上、わずかでも参考となれば幸いです。

山田FP事務所 http://www.yamadafp.com/
山田 聡

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