店のやり繰り(資金)の事で

タニコ(京都府)

解決済み 2011年02月04日
ご相談したいのですが、

実家で商売を2店舗営んでいるのですが、昨今の不景気も手伝って、
資金繰りが苦しいのです。

お店の収入方法がいわゆる「つけ」商売なので、毎月まとまってお金が入って
きません。一応請求書は毎月出すのですが、払ってくれる人と払ってくれない人
がいるので、払ってもらえない人は次月に持ち越しと言うことになっています。

商品の仕入れ金や、銀行のローン、従業員の給料、店の他に毎月の住宅ローン、などの返済もありお店の集金金額ではやっていけないので当然銀行からお金を借りていますが、収入にばらつきがあり、入ってこない月はまったく入ってこないので何重にも渡って銀行から借りないといけない状態なのです。

当然、返済が増える一方なのですが、収入と支出のバランスが悪いのです。

収入が減るのは仕方がないとして、その分他で何か無駄を省いていきたいのですが、何が無駄で無駄でないのか、このままの商売の仕方で良いのか、
を相談したいのですが、誰に相談したらいいのか、分からないのです。

アドバイスお願いします。

No.392

回答 3件

真多 ファイナンシャルプランナー
所属:真多美恵FP事務所
エリア: 京都府 京都市

タニコ様

はじめまして。京都で独立系FP事務所を開業しております。FPの真多と申します。

私のクライアントさんは自営業者さんが非常に多いのでコメントさせていただきます。

自営業をされている方でよくあるパターンは「事業のお財布」と「家計のお財布」をごっちゃにされているケースがあります。

一度そこらへんの資金繰りを整理された方がいいかもしれません。

どんな御商売をされているか、経費がどの程度かかっているかなどは上記情報のみでは判断できかねますし
具体的アドバイスもできないです。

とりあえず固定の支出である銀行返済の部分に関してはご存じかもしれませんが
昨年政府が「中小企業円滑化法」 http://www.fsa.go.jp/policy/chusho/enkatu/02.pdf
を施行した経緯もあって銀行でも相談にのってもらいやすくなっているようです。

御商売をされているので税理士さんともおつきあいはありませんでしょうか?
こちらの件についてご相談されたのでしょうか?

税理士さんでも銀行交渉が得意な先生とそうじゃない先生がいます。

弊事務所では幅広い専門家ネットワークを保有してますのでお力になれそうなことがありましたらご相談いただきましたら幸いです。

具体的な御商売はプライバシー情報にもなるでしょうし、具体的ご相談はお気軽にメールいただきましたら幸いです。(メールは無料)

ではご検討ください。

真多美恵FP事務所 代表 真多美恵




ご返答ありがとうございました。

また検討したいと思います。
ありがとうございました。

2011.02.05


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フルゲン ファイナンシャルプランナー
所属:(株)ジョインFPサポート

はじめまして、古堅と申します。

いろいろなアドバイスがありましたが、私が、一番不思議に思ったことは、
タニコ様が、真っ先に、現在来てもらっている会計士さんへ相談しなかったことです。

会計士さんからは、年に一回か、毎月見ているかわかりませんが、年に1度の申告のみの業務であれば、
期中の資金繰りは、事前にアドバイスができないですが、毎月見ているのであれば、その会計士さんは資金がショートする事はわかっていると思います。

よって、年に1度の申告のみの関与と仮定してお話しますが、現在資金にお困りということであれば、
現在利用している会計士さんへ相談された方がよろしいのかと思われます。

タニコ様の事業のデーターは、そちらの会計事務所にそろっていると思いますし、コミュニケーションもとりやすいのでは?

かつ、資金繰りは、会計処理をしていくうえで付随的に、計算できる事なので、その会計事務所も、コストや時間は、初めて相談する方よりはいいような感じがします。

最後に、私からの資金繰りのアドバイスをするなら、
現在「売掛金」の回収日数と「買掛金」の支払い日数に差が生じていて、運転資金が借り入れでしか補っていないということですね。
難しいと思いますが、できる限り考えてみてください。
1、売掛金の回収サイトの交渉(回収の日数を短くするようにお願いする。又は、回収サイトの短い企業を今後、増やしていく)

2、買掛金の支払いサイトを伸ばす交渉(支払いのに日数を延ばしてもらう。月末締めの翌月10日払いなどを月末締めの翌月月末払いにするなど。)

3、金融機関へ枠の借り入れができないかの交渉を行う。
  又は、運転資金の追加融資ができないかの交渉を行う。

最後に、心配なのは、売掛金が長期化している企業がないか、毎月チェックが必要です。
長期化しているのに、売り上げを上げるために納品を続けて、売掛金を増やしていくと、貸し倒れ(倒産)のリスクも発生してきます。できれば企業ごとに与信限度額を決めてそれを超えた場合は、現金取引にするなどきまりを得意先と話していたほうがよろしいです。

御社のような企業の場合は、逆に売り上げを上げれば上げるほど資金繰りが厳しくなるという企業です。
いわゆる「黒字動産」になりかねませんので、早めの「体質改善」「資金調達」が必要かと思われます。


ご返答ありがとうございます。

現在、つきあいのある会計士さんはただ毎月の処理と必要な事だけで、そういった
資金繰りの事については相談はしていません。

ですが、今後一度相談したいと思います。

ありがとうございました。

2011.02.08


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野村 浩治 ファイナンシャルプランナー
所属:FP野村事務所
エリア: 石川県 金沢市

はじめまして
FP野村事務所の野村です。

資金繰りの大変さが伝わってくる内容ですね。
しかし、何が原因で今の状況が起きているのかもタニコ様ご自身でつかんでらっしゃらないご様子です。

簡潔に申し上げますが、FPの範囲からタニコ様のお金が足りなくなる原因を申し上げると、
 ① 家計と事業のお金の区別をしていないこと
 ② 複数行からの借入
が考えられます。

「家計と事業のお金の区別をしていないこと」
毎月必要な固定費用もいくらなのか曖昧になっている可能性が高いです。
家計、事業ともに絶対必要な金額がわかれば削れるものは何かがわかってきます。

「複数行からの借り入れ」
借りれば借りるほど支払う利息が増えます。
しかし利息は払うだけで利益を生み出しません。

これからは事業から生み出される自由に使える現金をできるだけ増やし、家計と事業のお金の区別と複数行からの借り入れの2つの負担を減らせるよう頑張って下さい。

あとは私の前に書かれている他のFPの方が書かれている内容も含め、顧問先の(税理士、公認会計士、経営コンサルタント等)の先生とご相談下さい。

 個人事業ということで、家計と2つの事業所の勘定が混同されていて手許に現金があると安心してしまうようですね。
 どんぶり勘定にすると、手許にお金があるからと安心して次から次へと使ってしまう方がいますが、そのような考え方で事業をされると売上の少ない月には資金ショートしやすいです。
 お金があるから全部使えるのではなく、次月には毎月支払う費用があるものと意識付けして、お金のある月に何ヶ月か先までの分を口座から動かさないでとっておいた方がよろしいのではないでしょうか?
 事業も店ごと別勘定、家計も毎月の生活費を定額にして家計簿を別にした方がよろしいかと考えます。
 お祖母さまが経営の主導権を握られていてタニコさんは心配しながら眺めるだけで胃が痛くなるのはよくわかりますが、どこかで手を打たなければ今のままですよ。

 以後、ご相談が必要でしたらこちらからどうぞ。
 FP野村事務所ホームページ
 http://www.kakei-ansin.com/

 

2011.02.09


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