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FPの回答

  • 野村浩治(FP野村事務所)

    石川県

    2011.02.06

はじめまして
FP野村事務所の野村です。

資金繰りの大変さが伝わってくる内容ですね。
しかし、何が原因で今の状況が起きているのかもタニコ様ご自身でつかんでらっしゃらないご様子です。

簡潔に申し上げますが、FPの範囲からタニコ様のお金が足りなくなる原因を申し上げると、
 ① 家計と事業のお金の区別をしていないこと
 ② 複数行からの借入
が考えられます。

「家計と事業のお金の区別をしていないこと」
毎月必要な固定費用もいくらなのか曖昧になっている可能性が高いです。
家計、事業ともに絶対必要な金額がわかれば削れるものは何かがわかってきます。

「複数行からの借り入れ」
借りれば借りるほど支払う利息が増えます。
しかし利息は払うだけで利益を生み出しません。

これからは事業から生み出される自由に使える現金をできるだけ増やし、家計と事業のお金の区別と複数行からの借り入れの2つの負担を減らせるよう頑張って下さい。

あとは私の前に書かれている他のFPの方が書かれている内容も含め、顧問先の(税理士、公認会計士、経営コンサルタント等)の先生とご相談下さい。
 個人事業ということで、家計と2つの事業所の勘定が混同されていて手許に現金があると安心してしまうようですね。
 どんぶり勘定にすると、手許にお金があるからと安心して次から次へと使ってしまう方がいますが、そのような考え方で事業をされると売上の少ない月には資金ショートしやすいです。
 お金があるから全部使えるのではなく、次月には毎月支払う費用があるものと意識付けして、お金のある月に何ヶ月か先までの分を口座から動かさないでとっておいた方がよろしいのではないでしょうか?
 事業も店ごと別勘定、家計も毎月の生活費を定額にして家計簿を別にした方がよろしいかと考えます。
 お祖母さまが経営の主導権を握られていてタニコさんは心配しながら眺めるだけで胃が痛くなるのはよくわかりますが、どこかで手を打たなければ今のままですよ。

 以後、ご相談が必要でしたらこちらからどうぞ。
 FP野村事務所ホームページ
 http://www.kakei-ansin.com/

 

2011.02.09


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