夫の年収と子供の数

1児の母(神奈川県)

解決済み 2010年06月23日
現在、1歳の子がいる母親です。

将来的に、
子供は3人欲しい考えがあるのですが、
経済的には可能なのか、
アドバイス頂きたいので
宜しくお願いします。

節約をしながら、
質素な暮らしで良いのです。
しかし、友人から
今は子供にものすごく教育費がかかる時代だから
子供ひとり、2000万かかる
と思った方が良いと言われ、
プロの方の意見を
お伺いしたく、相談しました。



夫サラリーマン(34):年収500万
             転勤族、海外赴任あり
             そのため、マイホームは当分購入予定なし
             永住する土地も決まっていないので
             教育費や、家賃やなどを見越して
             ライフプランをたてにくい
              

        
妻薬剤師(28):現在パートで働いているが
          子供の保育料に消えている。
          今後も、細々と働き続け
          子供が大きくなるにつれ勤務時間を増やす予定 
          (海外赴任になると働けない
           つまり妻の収入はあてにはならない)


子供達には、大学へ進んで欲しいです。
でも、多大なるお金を積んでまで
私立大学へ行かせたいとは考えていません。
出来る子は、行く。
行けない子は、行けない。


私(地方出身)と夫は、
幼い頃、
ほとんど塾へも行かず、
高校まで公立に通い
学校の授業を真面目に受けて、
進学、就職と苦労しませんでした。
特別にお金のかかる習い事もせず、
部活に入り
公私ともに充実した、豊かな暮らしでした。


そのため、
子の教育費について、楽観的すぎるとかとも思います。


現在、横浜に越してきて
学校(中学からは私立が良いと聞く)は
私立じゃないと、まともな教育を受けられない、
習い事もさせないと
今の時代、可哀想、
塾に行くのは当たり前
などと
話しているのを聞き
地方出身の私は、
とてもギャップを感じました。

住む場所によって
教育費というのは、そんなに違うものでしょうか?

おもに教育費について
アドバイスいただけたらと思います。

現在、
家族3人ともに元気で持病はありません。


どうぞよろしくお願いします。


No.218

回答 4件

山崎  耐忍 ファイナンシャルプランナー
所属:あなたの家計応援団

3人の子育て真っ最中です。
(小4、小1、3歳)

今回はFPとしてよりも
(予定されている)3人の親の立場として
お話させていただきます。

子供1人の教育費もオール国公立で1,000万円
高校、大学が私立になる1,500万円
と言われています。
(あくまでも概算かつ平均値ですので目安として考えてください)

もちろん一度にまとめて支払うものではありませんが
入学時にはまとまった支出となります。

生活のイメージとしては、日々の生活をし、
教育費の上乗せを支出し、かつ次のために貯蓄も行う
こととなります。

正直、数字だけ考えていたら悲観的にならないといえば嘘になります。
我が家でもいくつかの施策の効果が上がれば何とかなるという状態です。
(内幕をばらしてしまいましたが・・・)

3人の子供がいると、うるさいし、時間もとられてしまいます。
でも、やはり楽しいものです。親でよかったと思います。

現実逃避をするつもりはありませんが、楽しい家族生活のためにも
必ず乗り越えられると考え日々生活しております。

我が家のすべての貯蓄を合わせても3人分の教育費3,000万円~4,500万円
は現時点でありません。(私がなくなって保険金でも入らない限り)

わかっていらっしゃると思いますが、日々の生活をし、教育費の上乗せ支出があり
その上で、貯蓄も行っていく、
このスタイルが基本となります。(しつこくてすみません)

話が長くなりますが若干、FPとしてのアドバイスもさせてください。

1.ライフプラン
3人お子様を予定されえているのならなおさらライフプランを
かならず立ててください。(簡易なものでかまいません)

我が家の例で恐縮ですが、ライフプラン表のおかげで「2019年問題」
という3人同時入学(大学、高校、中学)と言う問題を見つけることができました。

数字は不確定な要素が多くても、一覧できるものがあることは必ず助けとなります。

2.死亡保障
次のポイントでも触れますが、「家計の固定費削減」を意識しなくてはなりません。
真っ先に槍玉にあがるのが保険料(保険の見直し)です。

ただお子さんが増える以上は、それなりの保障が必要になります。
御主人が亡くなったときの公的保障、会社からの保障を確認したうえで
必要保障額を把握して、「ムリなく、ムダなく、モレもない」保障をつくってください。

3.どんな施策があるのか
ライフプラン上であらかじめ、いつごろどれくらいの支出があるかわかっていると
対策の選択肢は増えます。
当然、複数の対策の組み合わせとなると思います。
いくつかリストアップして見ましょう。

・計画的な積立、学資保険の活用

・収入(働き手)を増やす。
御主人赴任先によっては薬剤師の資格が活用できないこともあるようですが
可能な限り奥様の強みを活かしてください。

・家計の支出見直し
先ほどの保険、車の有無、住居に関しては5人家族を想定すれば
賃貸でも持ち家でもある程度の支出は必要と思われます。
社宅等の優遇があれば別です。
携帯電話のプラン見直し
ライフスタイルの合わせてお考えください

・借入
日本政策金融公庫
民間銀行
財形貯蓄制度

・奨学金
日本学生支援機構
お住まいの自治体
民間企業
進学先の学校

必ずしも借りられるとは限りませんし
入学時の支払いには間に合わないこともあります。

・資産運用
まずは貯蓄することが大事ですが
貯めたお金を1%未満で預けておくのか
2%でも3%でも運用益を狙っていくのか
期間が長いほど差は現れてきます。
(安全性、流動性を考慮しつつ)

ビシッとした回答でなかったかもしれませんが
ひとつでもお役に立てれば幸いです。


+ 全文を見る

太田 兼幸 ファイナンシャルプランナー
所属:太田FP事務所
エリア: 愛知県 岡崎市

教育費はどのような教育を施すかによって、大きく違ってくると思います。

私自身、一児の父として、現在、小学5年生の子を育てていますが、我が家では
ほとんど教育費がかかっておらず、今後も、大学以外は大きくかからないことを
今のところ、予定しています。

我が家の今後の予定は、中学は公立、高校は公立の商業高校を考えています。

私のころとは違い、大学に行けば就職できるだけではありません。

すでに高校のうちから、社会に対応できる能力をつけておく必要があると考えます。

大学にいくにせよ、商業からならそれなりに資格をとっておけば、推薦で入学も可能。

そう考えれば、高校までは、ほとんど教育費は必要ありません。

子供を教育するのは、大学に入れるためではありませんね。

親の力を借りずに、生活的にも、金銭的にも自立させるためです。

それに、本来、大学に行くのは、なりたいものになるため、やりたいことをするために
行くべきところ。

一度就職してからでも、決して遅くはないでしょう。


そう考えると、高校卒業まではお金を掛けず、それ以降、子供がしたいことのために
お金を貯めておくことこそが必要だと私は考えます(目標はその時点で800万円)。

身近にも、中学受験等でお金と時間を惜しみなくかけている人がいますが、大学
卒業まで持つのだろうか?、と疑問に感じてしまいます。

一流大学に入ったところで、将来が約束されているわけでもないのに。

それに、勉強以上に、子供に対して教育しておかなければならないことが、されて
いない事実もあります。

高校を卒業するまでには、
 ①金銭教育(お金の稼ぎ方、使い方、管理方法等)
 ②自立教育(料理、洗濯等の家事一般)
 ③リーダーシップ、協調性、地域との関わり等
を養っておかなければ、社会に対応できない人間になってしまう。

それは、子供がかわいそうなだけでなく、のちに親へと返ってくることになります。

ただただ、人任せ、世間並などという考えでは、時間もお金も無駄に浪費するだけだ
と私は考えます。

+ 全文を見る

堀田 寛晶 ファイナンシャルプランナー
所属:堀田寛晶
エリア: 兵庫県 神戸市

僕の所も奥さんが薬剤師で子供が3人います。

確かに住む所や環境によって教育費は変わってきますが、「私立じゃないと、まともな教育を受けられない、習い事もさせないと今の時代、可哀想、塾に行くのは当たり前」ということは決まってません。

学校や塾、習い事が子供を育てるだけの場でしょうか?

また、本当に子供はそう望んで、可哀そうだと思っているのでしょうか?

そういった事も含めご家族の方向性と優先順位をある程度明確にした上、ファイナンシャルプランナーの方とあなた方ご夫婦の思いを反映させるしっかりとしたライフプランを立てる事をオススメします。

最後に教育費の目安ですが、ざっくり習い事含め、大学までオール公立で1000万円。

オール私立で2000万円かかります。

あと、+αかかる費用が下宿代です。




+ 全文を見る

石井 詳文 ファイナンシャルプランナー
所属:石井ファイナンシャルプランニング
エリア: 愛知県 愛西市

子供手当てと引き換えに配偶者控除がなくなったのはご存知ですか?
今は親に授業料の支払いが無理でも、いろいろな奨学金がありますよ。
行く気のある子は塾なんかいかなくても技術は上がります。
その逆で塾にいっても上がらない子もいるし。やるき次第です。
一児の母さんはいくら年収があるかわかりませんが。これからは世帯の年収の中に入るのです。
頑張ってください。三人でもいけますよ。多分ね。
+ 全文を見る