DCの節税メリット
たけ(大阪府)
相談中 2025年05月06日転職先で選択制DCが利用可能です。
受けとり時の税金について質問です。
60歳で退職金とDCを一時金として受けとる場合、所得控除は退職金と相殺されるためDC分は丸々税金がかかります。仮に1500万運用して受けとり時に3000万になっていたとしたら、1500万に33%の所得税がかかり損することになると考えます。
DCで節税の恩恵を受けられるのは退職金が少なく控除しきれない人や、所得が多く普段から税率がとても高い人だけという認識です。DCよりもNISA優先で積立てるべきと考えますが認識合っていますか?
Webでしらべても節税メリットばかり謳われおり出口での税金についての説明が不十分なケースが多いと思っています。
No.1457
回答 1件
たけ様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
選択制DCについて、
仰る通り、受取時の税金について十分に理解しないまま、取り組まれている方は多いと思います。
選択制DCの掛金をご自身で決められる場合は、
NISAとDCを上手く組み合わせて利用するのがよいのではないでしょうか。
DCは、元本確保型商品も選べるので、節税のみを意識した選択もなくはありません。
ちなみに、DCは60歳で全額を一時金受取する他に、
例えば、会社のDCからiDeCoに移管するとか、一部年金受取を選択するとか、いろいろなパターンがあります。
また、退職金の19年ルールと言って、19年の期間を空ければ、退職所得控除が復活するケースもあります。
確定拠出年金は、75歳まで受取らないことも可能なので、
早期退職をするケースなどで19年ルールの知識が生きるケースもあります。
(但し、退職所得控除のルールは度々改正されており、将来的に改正の可能性もある)
NISAは現状では比較的シンプルな制度ですが、DCは、やや複雑です。
まとめますと、それぞれの年収や資産、ライフプランなどに合わせて、NISAやDC、iDeCoの利用戦略を考える必要がありそうです。
ご参考になれば幸いです。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
選択制DCについて、
仰る通り、受取時の税金について十分に理解しないまま、取り組まれている方は多いと思います。
選択制DCの掛金をご自身で決められる場合は、
NISAとDCを上手く組み合わせて利用するのがよいのではないでしょうか。
DCは、元本確保型商品も選べるので、節税のみを意識した選択もなくはありません。
ちなみに、DCは60歳で全額を一時金受取する他に、
例えば、会社のDCからiDeCoに移管するとか、一部年金受取を選択するとか、いろいろなパターンがあります。
また、退職金の19年ルールと言って、19年の期間を空ければ、退職所得控除が復活するケースもあります。
確定拠出年金は、75歳まで受取らないことも可能なので、
早期退職をするケースなどで19年ルールの知識が生きるケースもあります。
(但し、退職所得控除のルールは度々改正されており、将来的に改正の可能性もある)
NISAは現状では比較的シンプルな制度ですが、DCは、やや複雑です。
まとめますと、それぞれの年収や資産、ライフプランなどに合わせて、NISAやDC、iDeCoの利用戦略を考える必要がありそうです。
ご参考になれば幸いです。
コメントする
+ 全文を見る