純資産の考え方、計算方法について

メイム(東京都)

相談中 2022年01月13日
純資産の考え方についてお尋ねしたいです。
今は金融資産の現在価格のみを純資産として考えています。
資産になると言われているブランド物について、現在価値を試算して、純資産として考えて良いのでしょうか?
毎年の貯金の金額の目標をたてていて、家計簿にて、今ある純資産を計算しています。

例えば、価値が下がらない、もしくは売ると上がる、ロレックス、エルメスバーキン、シャネルのマトラッセ、ヴァンクリーフアーペル等、は価値を試算して、その現在価格を純資産として考えていいでしょうか?(例えば車のように?)

今の家計簿をつける際計算方法は、純資産を計算するときには、このようなものを購入しましたら、価格を丸々マイナスとして計算しております。

例えば、金融資産5000万円あり、100万円のバッグを購入したら、4900円の純資産になったと現在は計算しています。
これを、例えば、価値を計算して少なめに考えても50万円の場合、4950万円と計算していいのでしょうか?

ただ、持っているブランド物は使用していて、今のところは売るつもりではありません。

万が一将来的にお金に困ったり、必要ないともし感じたら売ったりできるように、できるだけなんとなく価値が下がらないものを買うようにしている…というくらいです。

ちなみに、ローンや借金は全くありません。

資産として考えていい場合ブランド品の計算の仕方などがあれば教えてほしいです。

30代ですので、世間知らずな質問かもしれませんが、将来的な資産形成のためアドバイスいただけたら幸いです。
ご回答よろしくお願い申し上げます。

No.1393

回答 2件

木村 太治 ファイナンシャルプランナー
所属:リベルタ経営相続研究所
エリア: 滋賀県

メイムさん

滋賀県近江八幡市のFP事務所「リベルタ経営相続研究所」の木村と申します。
よろしくお願いします。

さて、純資産の考え方、計算方法のお尋ねです。

純資産、何気なく使っている言葉ですが、結構、幅がありそうです。
また、日常では、言葉ですので、TPOによる面もあります。
基本的には、「資産から負債を引いたもの」と言うことになるのですが、では、資産とは何かという問題もあります。

まず、私が考える資産は、「所有物で、貨幣を尺度とする評価が可能で、かつ将来的に収益をもたらすことが期待されるもの」だと思います。
①所有物であること、これは明らかですね。
②貨幣を尺度とする評価が可能であること。これは何らかのマーケットがあることです。例えば、株、債券、不動産。公正なマーケットです。
③所有することで、将来的に収益をもたらすことが期待できること。株なら配当や値上がり益が期待できる。不動産なら家賃が取れるなどです。
 不動産については、最近、負動産や腐動産として、売れない土地に資産性を認識しない考え方もあります。

さて、動産について、上記の①、②、③を当てはめてみると、
①は、OKです。
②は、特殊なもの(貴金属等)を除いで、一般的にはマーケットがありません。
③また、動産は経年劣化しますので、価値は減価します。
つまり、基本的に動産での資産形成は難しいです。
ただ、ご質問のブランド品については、①、②、③があてはまることがあります。これは、時の経過に伴って、希少性が高まる場合です。
うまくすれば、確かに資産形成になる場合もありますが、一般的ではありません。(あくまで例外で、それも未来永劫続くか疑問です。)
(ブームが起こり高値がついても、ブームが去ると見る影もない場合が多いです。)

将来的な資産形成を考えられるのであれば、動産による資産形成は不確実性や不利な面が多いので、やはり金融資産か不動産(立地がなにより大切)がお勧めです。

参考にされてください。



回答ありがとうございました。
考え方まで勉強になりました。

つまり、木村先生の家計簿の付け方のお考えとしては、
純資産5000万円あった場合、今のところ値下がりしにくいと言われている100万円のブランドバッグ購入でも単純にただの物であると考え、100万円の純資産マイナスと計算し、純資産4900万円だと計算して家計簿をつけたらいいよ、ということでよろしいでしょうか?

2022.01.13


メイムさん

返信ありがとうございます。
家計簿のことなので、企業が記帳する、例えばIFRSのような記帳基準はありません。

できるだけ家計が放漫にならないことを考えれば、自分の使用の為に買われたのなら、一旦消費として、資産のマイナスとして認識されてはどうでしょう。
今のところ値段が下がりにくいのは、メーカーが需給を意図的に絞っていたり、ブランド戦略を講じていたり、ブームを演出したりしているからであり、将来にわたっての価値が維持される(値下がりしない)かは不明です。
仮に、将来売却できれば、その時に売却代金を資産として加えられれば良いと思います。

なお、金融資産や不動産の話をしましたが、今後、資産形成を考えられるのであれば、「収益還元法」の考え方を身に着けられれば良いと思います。

以上、補足しましたので、参考にされてください。

2022.01.13


ご回答ありがとうございました。
持ち物はあくまでも支出として考えていきたいと思います。
とても役に立つアドバイスありがとうございました。

2022.01.16


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舘野 光広 ファイナンシャルプランナー
所属:FP事務所ブレイン・トータル・プランナー
エリア: 埼玉県 本庄市

メイム様

ご質問ありがとうございます。
埼玉県のFP事務所ブレイン・トータル・プランナーの舘野です。

純資産とは会計上では資産-負債=純資産となります。しかし、個人でも貸借対照表(B/S)として資産管理をしておき事は大切です。
では、資産の考え方ですが、現預金はそのまま資産額となりますが(外貨の場合は為替を考慮)、金融資産や物品は金銭に交換出来る額が資産であると言えます。その点では購入時の価格を資産額とすることは適切ではないでしょう。

但し、明確な評価額は個人であれば現在取引可能な額という事になりますので、その点ではブランド品などは買取先の指定値としておけば問題はありません。場合によっては、ロレックスのように購入額よりも高騰している場合もあるでしょう。
このようなブランド品も買取業者間で毎日のように取引価格(低い額から高い額の取引値)が公示されており、その公示価格であれば、資産を確定する時点での要素となります。

確定日は12月末でも、毎月末でも自由に設定すればよく、その時に計上された資産合計から負債を差し引いた残りの額が純資産額となります。
従いまして、メイム様は負債が0円とのことですから、確定された資産合計が純資産と考えられても問題はありません。

企業や事業であれば、家屋や車、備品には減価償却期間が定められており、それぞれに償却年数で資産価値を減少させてゆきますが、趣向品=価値が下がらないとは言えませんので、比較的資産価値が減少しない物を購入する方法もあるかも知れませんが、あくまでも消費財であるとお考え願います。
ご回答ありがとうございました。
持ち物はあくまでも支出として考えていきたいと思います。
とても役に立つアドバイスありがとうございました。

2022.01.16


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