リフォーム資金を借りるか、貯金から出すか。
たまっころ(岐阜県)
解決済み 2014年12月10日主人の実家を2500万円かけてリフォームし義母と同居予定です。その支払いを現金でするか、ローンを組んだ方がいいかご指導ください。また、主人の年齢、年収でこの金額のローンが組めるのかも分かりません。現在借金はありません。
我が家の経済状況は、主人50歳、会社員、年収380万円。私、50歳、専業主婦、無収入。
資産として、
主人、貯蓄2000万円、投資信託3400万円(現在は毎月50万円弱の分配金。再投資だったのを現金で入るように変更しています)、国内株式700万円(配当金年20万円)、JA火災共済金500万円。
私(妻)、貯蓄700万円、投資信託500万円(毎月9万ほどの分配金は再投資)。
主人の資産のほとんどは亡父からの相続です。10年後の主人の退職金は2~300万円ほどだと思います。
子供は二人、大学2年(国立大学、下宿)と高校3年、私立大学受験、下宿予定。
また、同居する義母(75歳)は年金が月25万円あり、同居後は生活費を5万円出してくれる予定です。
ローンを組むことに抵抗がありましたが、現金で支払うとなると主人と私の貯蓄の大半を使うことになります。
投資信託の相続を受け、月50万円の配当金が入るようになり、これから教育費が増えることを考えてもリフォームはローンを組んで貯蓄はそのまま残すか、もしくは貯蓄で投資信託を増やせば配当金で返済ができてしまうのではないかと思うようになりました。
ただし投資信託にはリスクがありますから今後も同じように配当が入ると期待するのは危険か?、投資信託のリスクをどのように考えればいいのかもわかりません、ご指導いただきたいです。
No.1082
質問者からのメッセージ
2014.12.26
お礼が遅くなり申し訳ありません。 たくさんの方からアドバイスいただき感謝しております。 お一人をベストアンサーに選ぶのは大変難しいです。皆さんのアドバイスを熟読しながら何をしなければならないかを明確にしていこうと思います。ありがとうございました。 これからの生活設計を見直す良いチャンスになりました。目の前のリノベーションの事ばかり気にしていましたが、大切な資産を守りつつ暮らしていく方法を専門家のお力を借りながら勉強していきたいと思います。
回答 3件
ベストアンサーに選ばれた回答です!
たまっころ様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。
ご相談の件、まず第一に十分な理解のないまま、
ハイリスク・ハイリターンの投資信託に依存するのは、危険です。
特に、ブラジルレアルの為替リスクは、思いのほか高いです。
投資信託は、必ず計画の中で、きちんとリスクを管理しながら
利用することをおすすめします。
計画の中で利用するとは、例えば、運用期間、目標利回りなどを定め、
選ぶ投資信託の過去のリスク(振れ幅)、リターンの傾向などを調べ、
組み合わせで運用していくといったやり方です。
ご自身で調べたり考えたりするのが難しい場合は、
専門のFPと相談しながら進めていくのもひとつの方法です。
それから毎月分配型の投資信託は、ご存知とは思いますが
運用がプラスの部分から分配金が支払われるとは限りません。
元本を取り崩して、支払われることもあります。
明細に特別分配金と書かれているものは、元本の払い戻しです。
打ちでの小づちのように錯覚する方もいるので、注意してください。
さてそこで、リフォーム資金を借りるべきかどうかです。
最近は、特に金利が低いですし、住宅ローン減税などの特典を
受けられることもありますので、審査が通るようであれば、
ある程度の額を組んでもよいと思います。
現在借金がなければ、リフォームローンではなく、
土地建物を担保にして、住宅ローンとして借りられる場合もあります。
いくつかの金融機関で相談してみてください。
あるいは、運用が好調な投資信託を売却して、リフォーム資金の
一部に充てる考え方もあります。
どちらを取るかは、今後の投資信託の運用計画も関係してきます。
住宅ローンの金利水準を上回る運用を目指すのなら投資信託は残し、
それが難しいと見るなら、売却してリフォーム資金に充てる
というのが基本的な考え方です。
いずれにしても、家計の収支見通しを具体的に試算し、
運用計画を改めて立て直した上で、判断した方がよいと思います。
あとは、価格変動の大きな投資信託で運用し、夜もぐっすり眠れない
ということでは困りますので、心安らかに過ごせるプランという視点も
忘れないようにしてください。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。
ご相談の件、まず第一に十分な理解のないまま、
ハイリスク・ハイリターンの投資信託に依存するのは、危険です。
特に、ブラジルレアルの為替リスクは、思いのほか高いです。
投資信託は、必ず計画の中で、きちんとリスクを管理しながら
利用することをおすすめします。
計画の中で利用するとは、例えば、運用期間、目標利回りなどを定め、
選ぶ投資信託の過去のリスク(振れ幅)、リターンの傾向などを調べ、
組み合わせで運用していくといったやり方です。
ご自身で調べたり考えたりするのが難しい場合は、
専門のFPと相談しながら進めていくのもひとつの方法です。
それから毎月分配型の投資信託は、ご存知とは思いますが
運用がプラスの部分から分配金が支払われるとは限りません。
元本を取り崩して、支払われることもあります。
明細に特別分配金と書かれているものは、元本の払い戻しです。
打ちでの小づちのように錯覚する方もいるので、注意してください。
さてそこで、リフォーム資金を借りるべきかどうかです。
最近は、特に金利が低いですし、住宅ローン減税などの特典を
受けられることもありますので、審査が通るようであれば、
ある程度の額を組んでもよいと思います。
現在借金がなければ、リフォームローンではなく、
土地建物を担保にして、住宅ローンとして借りられる場合もあります。
いくつかの金融機関で相談してみてください。
あるいは、運用が好調な投資信託を売却して、リフォーム資金の
一部に充てる考え方もあります。
どちらを取るかは、今後の投資信託の運用計画も関係してきます。
住宅ローンの金利水準を上回る運用を目指すのなら投資信託は残し、
それが難しいと見るなら、売却してリフォーム資金に充てる
というのが基本的な考え方です。
いずれにしても、家計の収支見通しを具体的に試算し、
運用計画を改めて立て直した上で、判断した方がよいと思います。
あとは、価格変動の大きな投資信託で運用し、夜もぐっすり眠れない
ということでは困りますので、心安らかに過ごせるプランという視点も
忘れないようにしてください。
+ 全文を見る
たまっころ様
はじめまして、COCO PLANの
藤井と申します。
この度は、リフォーム資金についてのご相談
ありがとうございます。
所有されている資産(現金)をすべてリフォーム代に
まわされるのは、今後の生活費・教育費のことを考えますと
たまっころ様と同様に私も不安に感じます。
リフォームはお母様と同居されるためとのことですが
玄関や廊下などバリアフリーにされますでしょうか?
その場合、住宅ローン減税の対象になりますので
その点も合わせてご検討頂ければと思います。
しかし、リフォーム代2500万というのは、かなり
大掛かりなものですが、何社か試算されたものでしょうか?
新築で建てる金額と言ってもおかしくない金額でしたので
お伺いしました。
お子様がこれから進学されますので、教育費と下宿費用も
かかります。(国立と私立では教育費にかなり差がありますので
ご留意ください)
減税効果のあるローンの借入ができるか、お近くの
金融機関でご確認いただき、極力、現金の資産は
お手元にある方が安心かと思います。
今後のご夫婦のライフプランに合わせてトータル的な
生活設計をたてられることをお勧めいたします。
<追記>
投資に関しましては詳しい商品内容が分かりません
でしたので回答を控えさせて頂きました。
はじめまして、COCO PLANの
藤井と申します。
この度は、リフォーム資金についてのご相談
ありがとうございます。
所有されている資産(現金)をすべてリフォーム代に
まわされるのは、今後の生活費・教育費のことを考えますと
たまっころ様と同様に私も不安に感じます。
リフォームはお母様と同居されるためとのことですが
玄関や廊下などバリアフリーにされますでしょうか?
その場合、住宅ローン減税の対象になりますので
その点も合わせてご検討頂ければと思います。
しかし、リフォーム代2500万というのは、かなり
大掛かりなものですが、何社か試算されたものでしょうか?
新築で建てる金額と言ってもおかしくない金額でしたので
お伺いしました。
お子様がこれから進学されますので、教育費と下宿費用も
かかります。(国立と私立では教育費にかなり差がありますので
ご留意ください)
減税効果のあるローンの借入ができるか、お近くの
金融機関でご確認いただき、極力、現金の資産は
お手元にある方が安心かと思います。
今後のご夫婦のライフプランに合わせてトータル的な
生活設計をたてられることをお勧めいたします。
<追記>
投資に関しましては詳しい商品内容が分かりません
でしたので回答を控えさせて頂きました。
2014.12.14
+ 全文を見る
はじめまして たまっころ様 ご質問の件につきまして私どもの意見です。
①生活費やイベント費用(海外旅行、車購入、御子息の結婚等)年金の種類等が不明ですので超概算となります。
現状の投資信託分配金収入が継続すれば、たまっころ様の考えておられる通りローン利用でもキャッシュでもどちらでも可能だと思います。
無難なところはローンとキャッシュ併用かと思いますが、キャッシュフロー表を作成して決めるべきかと存じます。
また。下記の項目にご注意ください。
②分配金の分配率が20%と非常に高く今後の変動リスクがある事を念頭に入れて検討されること また、元金は減額している商品がないか確認をお勧めします。
2008年リーマンショックと同様の異変は、必ず発生します。大暴落発生時には、原資の減額はもとより原資を減額して配当する商品もありますので、安全をみた水準で検討されることをお勧めします。
ローン金利<分配金比率 ならローンを組む意味はあると思います。
③2500万円を10年返却ローンと仮定した場合、年間返却額は300万円程度です。
この場合、貯蓄残高が目減りしないので、安心感はあると思います。
ローン金利 2% 280万円、 3% 290万円 、 4% 300万円
現金一括払いでは、リフォームにかかる総費用はトータルで300万円~500万円ほどの節減になりますが、教育費の負担がなくなるまで貯蓄残高が減ることになります。
①生活費やイベント費用(海外旅行、車購入、御子息の結婚等)年金の種類等が不明ですので超概算となります。
現状の投資信託分配金収入が継続すれば、たまっころ様の考えておられる通りローン利用でもキャッシュでもどちらでも可能だと思います。
無難なところはローンとキャッシュ併用かと思いますが、キャッシュフロー表を作成して決めるべきかと存じます。
また。下記の項目にご注意ください。
②分配金の分配率が20%と非常に高く今後の変動リスクがある事を念頭に入れて検討されること また、元金は減額している商品がないか確認をお勧めします。
2008年リーマンショックと同様の異変は、必ず発生します。大暴落発生時には、原資の減額はもとより原資を減額して配当する商品もありますので、安全をみた水準で検討されることをお勧めします。
ローン金利<分配金比率 ならローンを組む意味はあると思います。
③2500万円を10年返却ローンと仮定した場合、年間返却額は300万円程度です。
この場合、貯蓄残高が目減りしないので、安心感はあると思います。
ローン金利 2% 280万円、 3% 290万円 、 4% 300万円
現金一括払いでは、リフォームにかかる総費用はトータルで300万円~500万円ほどの節減になりますが、教育費の負担がなくなるまで貯蓄残高が減ることになります。
+ 全文を見る
ご返信ありがとうございます。
また、詳しい投資内容につきましてご記載いただき
ありがとうございます。
リフォームというよりはリノベーションに近い感じですね。
リフォームで2500万ではかなり高額だったもので
心配になりまして、失礼しました。
リノベーションでしたら、ほぼスケルトン状態にして
水回りの配管を変えたり、断熱材を一通り入れたりできるので
ご高齢のお母様との暮らしがより快適で安全なものに
なりそうですね。
では、リフォーム費用に関してですが、他のFPさんのご回答にも
あります通り、先ずはご家族のライフプラン(お子様の進学や
ご主人の定年なども含めて)に合わせて、いつ、どのぐらいの
お金が今後かかるのかを確認されることをお勧めいたします。
直近のリフォーム代のことだけで考えてしまいますと
今後の生活費を圧迫してしまうこともありますので全体像を
把握した上でご検討されると良いかと思います。
投資の分配金は今のところ安定してあるようですが、今後は
同じ金額とはわかりません。その点も含めて、ある程度は
リフォームローンを利用し、カバーできるように備えると
良いのではないでしょうか。
また、投資の個々の銘柄について良し悪しをいう事は
業法上できないのですが、一部銘柄に投資金額が集中している
のが少し気になります。
投資は分散投資が基本原則です。同じ値動きのものを多数(多額)
所有しますと、値崩れした場合のリスクが高いのでご注意ください。
全体を通じてですが、信頼できる専門家に相談されながら
お持ちの資産を守りつつ、上手に運用されると良いかと思います。
こちらの掲示板では概要での回答になり恐縮ですがご参考頂ければ幸いです。