住宅ローンの条件変更画来月、変動にすべきか固定にすべきか
田中佐和子(大阪府)
解決済み 2014年01月10日こんにちは
住宅ローンの10年固定期間が来月おわり、条件の変更となります
当初4800万借り入れ、現在残高1200万と800万の二本のローンで 残期間は10年です
必死で繰り上げ返済をしてきたので 利息が締める割合はへりましたが
手持ちの貯金はへってしまい、今後のプランはより慎重になりたいとおもっています
消費税増税を控え、月の負担がふえてゆくなか、
残り10年を二本とも変動にするか 現在の条件は変動金利1.1%、5年固定1.7%にするか
その組み合わせなど 考え方をまよっています
銀行のかたは二本とも変動金利をすすめていますが、恐さもあり悩んでいます
よろしくおねがいします
No.1027
回答 3件
田中さん、こんにちは、おうちコンシェル 黒田です。
今後繰上返済しないのであれば、固定金利の方が安心じゃないですか?
2,000万円残り10年 1.1%と1.7%の利息差は65万円くらいです
固定費(保険、通信費など)の見直し、手持ち資金の運用を検討することで
カバーできるくらいの差額かと思います。
ちなみに変動1.1%、5年固定1.7%というのは現状の金利水準をみると
高めの金利かと思います、条件にもよりますが、借換えや、現状の借入先
への金利交渉もご検討なさってください。
今後繰上返済しないのであれば、固定金利の方が安心じゃないですか?
2,000万円残り10年 1.1%と1.7%の利息差は65万円くらいです
固定費(保険、通信費など)の見直し、手持ち資金の運用を検討することで
カバーできるくらいの差額かと思います。
ちなみに変動1.1%、5年固定1.7%というのは現状の金利水準をみると
高めの金利かと思います、条件にもよりますが、借換えや、現状の借入先
への金利交渉もご検討なさってください。
2014.01.11
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1 過去25年間の平均金利は、4~5%です。現在の超低金利は異常な状態と言えます。今後、金利がさらに下がることは考えにくいのですが、どのくらい上がるかは誰にも予測できません。
2 金利上昇リスクを覚悟の上で変動を選択して超低金利の恩恵を最大限に活用すべきか、あるいは多少金利は高くとも固定を選択してリスクを最小限にすべきかが、質問者の悩みの根源です。どちらを選択するかは、質問者の人生観と経済状況とによります。
3 リスクを最小限にしたいのであれば、5年と言わず全期間(10年)固定を選択すべきでしょう。それでも2%程度の金利であれば、過去の金利に比べて破格の低金利です。
4 2000万円のローーン全額の金利が5%に上昇しても耐えられる経済状況であれば、金利リスク覚悟の上で全額変動金利を選択して、現在の超低金利の恩恵を最大限に享受するのも有力な選択肢です。
5 リスク分散の折衷案として、一部を変動、残部を固定にするのも適切な選択肢です。この場合の変動・固定の按分は、変動分の金利は5%、固定分の金利は1.7%と仮定して、年間返済可能額から逆算して決めることになります。
6 なお、今後も繰り上げ返済ができるのであれば、リスクの大きい変動から返済すべきと考えます。
2 金利上昇リスクを覚悟の上で変動を選択して超低金利の恩恵を最大限に活用すべきか、あるいは多少金利は高くとも固定を選択してリスクを最小限にすべきかが、質問者の悩みの根源です。どちらを選択するかは、質問者の人生観と経済状況とによります。
3 リスクを最小限にしたいのであれば、5年と言わず全期間(10年)固定を選択すべきでしょう。それでも2%程度の金利であれば、過去の金利に比べて破格の低金利です。
4 2000万円のローーン全額の金利が5%に上昇しても耐えられる経済状況であれば、金利リスク覚悟の上で全額変動金利を選択して、現在の超低金利の恩恵を最大限に享受するのも有力な選択肢です。
5 リスク分散の折衷案として、一部を変動、残部を固定にするのも適切な選択肢です。この場合の変動・固定の按分は、変動分の金利は5%、固定分の金利は1.7%と仮定して、年間返済可能額から逆算して決めることになります。
6 なお、今後も繰り上げ返済ができるのであれば、リスクの大きい変動から返済すべきと考えます。
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金利は国の政策によって上がったり下がったりするもので、今後10年間を見通すことは難しいと言えますが、一応これまでの流れから今後の情勢を検討してみたいと思います。
我が国は約20年にわたる長い「デフレ円高」時代を過ごしてきました。そして2012年末の安倍内閣発足後は黒田日銀総裁との協力体制のもと、アベノミクス政策による「インフレ円安」へと動き出しました。このアベノミクス政策の狙いは我が国が抱える円建ての借金(1011兆円超)の解消にあると言われています。「物価上昇・増税・円安」→「円の価値の引き下げ」→「借金の目減り」→「日本の再生」がその構図です。
このまま借金が膨らんでいけば我が国は破綻してしまいます。それを避けるために黒田総裁も「金融緩和」の名のもとに、日銀が保有する円を各銀行へ大量に流しているのです。こうなると困るのは各銀行です。一気にお金が増えてもそれを借りてくれる相手がいなければ、その負担が自行にのしかかってきます。そこでなんとかして自分のところからお金を借りてもらおうと、銀行間の低金利合戦が繰り広げられるわけです。
本題に戻ります。
ローン返済で固定か変動かを悩まれるお気持ちはよく理解できます。予言する力が人に備わっていない以上、専門家でも必ず意見は分かれるところです。損得は結果が出てはじめて分かることで、事前に予測することは不可能です。「安心と計画的な支出」を最優先にするなら、間違いなく「固定(5年・10年に関わらず)」を選択なさってください。一方で、上述した現政権のインフレ政策による超低金利時代が今後も続くとお考えになるのなら、「変動」を選択なさってください。ちなみに私の見解は「変動」です。現政権が今後も借金解消に向けた政策を継続すると予測しているからです。
質問者様は「損得感情」と「リスク許容度」を天秤にかけていらっしゃいますが、本来この2者は別次元のもので比較対象になりません。しかし、「恐さもあり悩んでいます」というお言葉を述べていらっしゃいますので、リスクをとらない「固定」を選択された方が10年間という長丁場では精神的にもよろしいかと思います。毎月の負担増は生活費の見直しなどでカバーできるはずですよ。
長文失礼いたしました。
我が国は約20年にわたる長い「デフレ円高」時代を過ごしてきました。そして2012年末の安倍内閣発足後は黒田日銀総裁との協力体制のもと、アベノミクス政策による「インフレ円安」へと動き出しました。このアベノミクス政策の狙いは我が国が抱える円建ての借金(1011兆円超)の解消にあると言われています。「物価上昇・増税・円安」→「円の価値の引き下げ」→「借金の目減り」→「日本の再生」がその構図です。
このまま借金が膨らんでいけば我が国は破綻してしまいます。それを避けるために黒田総裁も「金融緩和」の名のもとに、日銀が保有する円を各銀行へ大量に流しているのです。こうなると困るのは各銀行です。一気にお金が増えてもそれを借りてくれる相手がいなければ、その負担が自行にのしかかってきます。そこでなんとかして自分のところからお金を借りてもらおうと、銀行間の低金利合戦が繰り広げられるわけです。
本題に戻ります。
ローン返済で固定か変動かを悩まれるお気持ちはよく理解できます。予言する力が人に備わっていない以上、専門家でも必ず意見は分かれるところです。損得は結果が出てはじめて分かることで、事前に予測することは不可能です。「安心と計画的な支出」を最優先にするなら、間違いなく「固定(5年・10年に関わらず)」を選択なさってください。一方で、上述した現政権のインフレ政策による超低金利時代が今後も続くとお考えになるのなら、「変動」を選択なさってください。ちなみに私の見解は「変動」です。現政権が今後も借金解消に向けた政策を継続すると予測しているからです。
質問者様は「損得感情」と「リスク許容度」を天秤にかけていらっしゃいますが、本来この2者は別次元のもので比較対象になりません。しかし、「恐さもあり悩んでいます」というお言葉を述べていらっしゃいますので、リスクをとらない「固定」を選択された方が10年間という長丁場では精神的にもよろしいかと思います。毎月の負担増は生活費の見直しなどでカバーできるはずですよ。
長文失礼いたしました。
すばらしいご回答をいただき 深く感謝します
お恥ずかしながら アベノミクスがなにかもその実よくわかっていなかったのだと
おもいしりました
一番感激したのは 本来比較するべきでないものを比較していますという
指摘をいただいたことです 専門家に相談するとはこういうことなのかと
おどろきました
消費税増税をまえに 住宅ローンのみならず 保険、そのほか
たくさんのことをみなおさなければいけないと
あせっています 今一度 ご回答を参考に 相談内容を検討したいと
おもいます ありがとうございました
お恥ずかしながら アベノミクスがなにかもその実よくわかっていなかったのだと
おもいしりました
一番感激したのは 本来比較するべきでないものを比較していますという
指摘をいただいたことです 専門家に相談するとはこういうことなのかと
おどろきました
消費税増税をまえに 住宅ローンのみならず 保険、そのほか
たくさんのことをみなおさなければいけないと
あせっています 今一度 ご回答を参考に 相談内容を検討したいと
おもいます ありがとうございました
2014.01.13
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とても参考になりました
いろいろなところの経費を見直して
少しでも毎月の負担をへらし ローンでは
安全面を重視しようとおもいます