住宅ローンの借り換え 変動か固定か
ぴの(愛知県)
解決済み 2012年09月24日夫と意見がわかれています。
夫34歳 会社員 年収1000万弱
私33歳 無職
子供2人 4歳 2歳 2年後くらいにもう1人希望
貯蓄130万
会社の株 約150万
学資保険 満額合計560万
他ローンなし
2年後300万ほどの車を買い換え希望
現在のローン(同銀行で2本)
①残高2500万 残年数32年8ヶ月 金利0.975
②残高1700万 残年数25年8ヶ月 金利1.95 (400万の繰り上げ返済済み)
検討中の銀行では①と②を合算し1本の金利が条件
・10年固定 金利1.5 固定期間終了後の優遇は-1.3
・変動 金利0.925 完済まで変更不可
繰り上げ返済はあと8年間は年100万可能の予定
私はこれからの教育資金の貯蓄などを考え10年でも固定されたほうが安心だし計画しやすいし、10年固定でもかなり低い金利だとうのです。
主人はまわりでFPに相談した人でも今は絶対変動だとすすめられているようで、借り換えするなら総支払額が大きく減るほうがいいんじゃないかと言います。
28年間今の金利のままなら当然変動のほうが総支払額も減りますが、10年間で考えると変動にした場合でも固定と比べて減るのは月5000円、ボーナス4万円、年15万円ほどでず。もちろんこれは変動にしても10年間金利が今のままという過程ですよね。
これから消費税増税もあるだろうし急上昇はないだろうというのですが、だからといって全額変動の借り換えするのは危険ではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
ご意見よろしくお願いいたします。
No.827
質問者からのメッセージ
2012.10.08
お礼が遅くなり大変申し訳ございません。 みなさんのアドバイスの結果、10年固定で借り換えをすることに夫と意見が一致しました。 私の質問文に不足がありまして、現在のローンの期間が①が変動、②が10年固定でした。 なので借り換えによるメリットはあると判断しました。 固定か変動かにつきましてみなさんのアドバイスから私たちの家計状態では変動は無理と考え、また8年間100万ずつの繰り上げ返済は車資金、教育資金にまわすことにしました。 月々の家計からも無駄はないか見直し、できるだけ貯金をするよう考え直しました。 今回こちらでアドバイスいただき、将来の資金繰りに対して認識が甘かったと痛感いたしました。 もう一度将来の計画を見直し具体的な資金繰りを考えていこうと思います。 ありがとうございました。
回答 4件
ベストアンサーに選ばれた回答です!
回答いたします。
固定か変動かについて、変動を積極的にお勧めするFPはあまり居ません。自身の仲介するローンで借り替えてもらうためにそういう事を言うFPのフリをしたローン仲介業者ならいるでしょうが。
FPでも金利が上がるときは景気が良くなって給料も上がっているから大丈夫、といい加減な事を言う人も居ますが、鵜呑みにしないで下さい。ヨーロッパの潰れそうな国は景気悪化と金利上昇が同時に起こっています。
今後20年30年も今の金利が続く可能性は極端に低く、実際には金利が上がるかどうか以前に、金利が上がったら破綻するような借り方自体が問題です。
現状では全額変動は論外でしょう。現状の借入額であれば全期間固定をお勧めします。
3人目のお子様も考えられているのであれば、車の買い替えもやめられたほうが安全です。
貯金が少ないので、繰り上げ返済も生活費の1~2年分が溜まるまでしばらくやめましょう。お子様が3人いらっしゃって貯金130万は少なすぎです。学資保険も使い勝手が悪いので、これ以上増やすのはやめましょう。
学資保険は自由に引き出せない使い勝手が異常に悪い定期預金、というものです。
金利が少し上がっただけで、利回りが多少良いという唯一のメリットも消えます。
現状ではお子様が三人に増えるのであれば、ある程度の昇給が見込めない限り大学に行った時点で家計が破綻しかねません。お子様が大学を卒業してローンを終える頃にはすでに定年退職の時期ですから老後資金も全くためられないでしょう。相当な節約とリスク管理が必要かと思います。
今お考えのプランで問題が無いか、将来の資金繰りをしっかり計算するキャッシュフロー表の作成をお勧めいたします。ご希望であれば、出張レッスンも可能です。よろしければご検討下さい。
シェアーズカフェ・店長 中嶋よしふみ
公式サイト http://sharescafe.com/
公式ブログ http://blog.livedoor.jp/sharescafe/
固定か変動かについて、変動を積極的にお勧めするFPはあまり居ません。自身の仲介するローンで借り替えてもらうためにそういう事を言うFPのフリをしたローン仲介業者ならいるでしょうが。
FPでも金利が上がるときは景気が良くなって給料も上がっているから大丈夫、といい加減な事を言う人も居ますが、鵜呑みにしないで下さい。ヨーロッパの潰れそうな国は景気悪化と金利上昇が同時に起こっています。
今後20年30年も今の金利が続く可能性は極端に低く、実際には金利が上がるかどうか以前に、金利が上がったら破綻するような借り方自体が問題です。
現状では全額変動は論外でしょう。現状の借入額であれば全期間固定をお勧めします。
3人目のお子様も考えられているのであれば、車の買い替えもやめられたほうが安全です。
貯金が少ないので、繰り上げ返済も生活費の1~2年分が溜まるまでしばらくやめましょう。お子様が3人いらっしゃって貯金130万は少なすぎです。学資保険も使い勝手が悪いので、これ以上増やすのはやめましょう。
学資保険は自由に引き出せない使い勝手が異常に悪い定期預金、というものです。
金利が少し上がっただけで、利回りが多少良いという唯一のメリットも消えます。
現状ではお子様が三人に増えるのであれば、ある程度の昇給が見込めない限り大学に行った時点で家計が破綻しかねません。お子様が大学を卒業してローンを終える頃にはすでに定年退職の時期ですから老後資金も全くためられないでしょう。相当な節約とリスク管理が必要かと思います。
今お考えのプランで問題が無いか、将来の資金繰りをしっかり計算するキャッシュフロー表の作成をお勧めいたします。ご希望であれば、出張レッスンも可能です。よろしければご検討下さい。
シェアーズカフェ・店長 中嶋よしふみ
公式サイト http://sharescafe.com/
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2012.09.24
+ 全文を見る
主人はまわりでFPに相談したとありますが、独立のFPではなく、銀行等どこかの会社に勤めているFPではないでしょうか。
残り32年間ある住宅ローンに対しね変動を推薦する独立系FPは少ないと思います。
・10年固定 金利1.5 固定期間終了後の優遇は-1.3
とありますが、これも私はおすすめできません。
10年後の金利に左右されてしまうからです。
現在のローン(同銀行で2本)
?残高2500万 残年数32年8ヶ月 金利0.975
?残高1700万 残年数25年8ヶ月 金利1.95 (400万の繰り上げ返済済み)
繰り上げ返済はあと8年間は年100万可能の予定とありますので、
借り換えの手数料も考えると、現在のまま継続するのが良いのではないでしょうか。
残り32年間ある住宅ローンに対しね変動を推薦する独立系FPは少ないと思います。
・10年固定 金利1.5 固定期間終了後の優遇は-1.3
とありますが、これも私はおすすめできません。
10年後の金利に左右されてしまうからです。
現在のローン(同銀行で2本)
?残高2500万 残年数32年8ヶ月 金利0.975
?残高1700万 残年数25年8ヶ月 金利1.95 (400万の繰り上げ返済済み)
繰り上げ返済はあと8年間は年100万可能の予定とありますので、
借り換えの手数料も考えると、現在のまま継続するのが良いのではないでしょうか。
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佐賀でFP・行政書士をしています上野です。ご質問にお答えします。
変動金利か固定金利かの問題において、どちらがいいかというご質問であると思います。
現在の低金利状況で言えば、変動をお考えになることもご主人が言われている通りだと思いますが、変動金利の場合の問題点は、長期間の返済期間で金利が上昇する可能性があることと返済額の変動でライフプラン上、返済計画が見通せないことだと思います。
また、現在の固定金利の問題は、返済額は一定ですが、現在の変動金利よりも金利が高く、かつ経済状況がすぐによくならない限り、金利上昇の可能性が少ないことだと思います。
非常に判断が難しいところがありますが、今回の条件を見ますと10年固定、固定終了後、変動、返済完済まで変更不可になっております。
これの問題点は、現在、低金利である変動ではなく金利が高い固定を10年選択すること、そして、事後完済まで変動金利から変更できず、将来の金利上昇の場合に変更ができないことだと思います。
今回、どこの金融機関かわかりませんが、この条件には、問題があると思われます。現状の借り方に最適な状況ではないと判断します。将来高金利状況になった場合に高い返済額を支払うことになる可能性があります。(経済成長率が2%程度の現在の経済状況では、金利上昇事態が、非常に考えにくいですが・・・)
現状において、お勧めするのは、当初変動で金利の上昇により短期固定(2年、3年、5年、10年等)を選択することが一番の借り換え方法だと思います。当然、固定金利が上昇しなければ、そのまま変動を続けていくことになります。また、変動金利は、半年間、金利の変更はありませんし、いつでも短期固定に変更できます。短期固定が終了するときは、また変動金利か短期固定かは、選択できます。
金利の状況に合わせて、判断しつつ変更できますし、変更時は、インタ-ネットからの変更であれば手数料等が、かかりません。また、違うメリットもありますので検討の余地はあると思います。
以上でありますが、当事務所は、独立系FP、行政書士として住宅、ライフプラン、遺言・相続等の相談をお受けします。特定の金融機関との関係はありませんので中立の立場でご相談をお受けします。いつでもメ-ル等でご相談ください。
変動金利か固定金利かの問題において、どちらがいいかというご質問であると思います。
現在の低金利状況で言えば、変動をお考えになることもご主人が言われている通りだと思いますが、変動金利の場合の問題点は、長期間の返済期間で金利が上昇する可能性があることと返済額の変動でライフプラン上、返済計画が見通せないことだと思います。
また、現在の固定金利の問題は、返済額は一定ですが、現在の変動金利よりも金利が高く、かつ経済状況がすぐによくならない限り、金利上昇の可能性が少ないことだと思います。
非常に判断が難しいところがありますが、今回の条件を見ますと10年固定、固定終了後、変動、返済完済まで変更不可になっております。
これの問題点は、現在、低金利である変動ではなく金利が高い固定を10年選択すること、そして、事後完済まで変動金利から変更できず、将来の金利上昇の場合に変更ができないことだと思います。
今回、どこの金融機関かわかりませんが、この条件には、問題があると思われます。現状の借り方に最適な状況ではないと判断します。将来高金利状況になった場合に高い返済額を支払うことになる可能性があります。(経済成長率が2%程度の現在の経済状況では、金利上昇事態が、非常に考えにくいですが・・・)
現状において、お勧めするのは、当初変動で金利の上昇により短期固定(2年、3年、5年、10年等)を選択することが一番の借り換え方法だと思います。当然、固定金利が上昇しなければ、そのまま変動を続けていくことになります。また、変動金利は、半年間、金利の変更はありませんし、いつでも短期固定に変更できます。短期固定が終了するときは、また変動金利か短期固定かは、選択できます。
金利の状況に合わせて、判断しつつ変更できますし、変更時は、インタ-ネットからの変更であれば手数料等が、かかりません。また、違うメリットもありますので検討の余地はあると思います。
以上でありますが、当事務所は、独立系FP、行政書士として住宅、ライフプラン、遺言・相続等の相談をお受けします。特定の金融機関との関係はありませんので中立の立場でご相談をお受けします。いつでもメ-ル等でご相談ください。
+ 全文を見る
ぴの様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
ご質問の変動か固定か、ですが、
私は、ケースバイケースで判断は異なると考えています。
例えば、
・ローン残高がそれほど大きくなく頑張れば10年以内に完済できる
・予想以上に金利が跳ね上がった時には、繰上げ返済できる資金がある
あるいは、ご両親からその資金を借り入れることができる
といったケースであれば、変動金利で借りても、
ある程度までリスクへの対処は、出来ているといえます。
また、
・10年程度、住んで、その後は、住み替えを考えている
といったケースであれば、そもそも全期間固定等で借りる意味がありません。
一方、
・20年~35年程度の長期で返済計画を立てており、
その間に、金利が大きく上昇すると、家計が耐えられない
・購入時の頭金が少なく、イザという時も
売却価額がローン残高を下回り、売却で逃げられない可能性が高い
といったケースで、変動金利だと、危険性は高いです。
あと私が、お尋ねしたいのは、お金が目的化していないか、という点です。
確かに、全額変動金利にすれば、市場環境が変化しない前提で、
計算上、金銭面は、お得になります。
ただ、その代わりに、不安な気持ちを引き受けることになります。
文面を拝見したところ、ぴのさんのケースは、大幅な金利上昇に対して、
リスクの管理ができていない可能性が高そうなので、ご主人さんに
不安な気持ちをはっきりと伝えた上で、余分に払う利息分は、節約や、
イザとなれば、パートに出る等の覚悟を伝えた上で、お金の損得ではなく、
お気持ちを優先に話し合ってみてはいかがでしょうか。
結果として、金利がどうなるかは、誰にも断定はできません。
以上、ご参考にしていただけると幸いです。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
ご質問の変動か固定か、ですが、
私は、ケースバイケースで判断は異なると考えています。
例えば、
・ローン残高がそれほど大きくなく頑張れば10年以内に完済できる
・予想以上に金利が跳ね上がった時には、繰上げ返済できる資金がある
あるいは、ご両親からその資金を借り入れることができる
といったケースであれば、変動金利で借りても、
ある程度までリスクへの対処は、出来ているといえます。
また、
・10年程度、住んで、その後は、住み替えを考えている
といったケースであれば、そもそも全期間固定等で借りる意味がありません。
一方、
・20年~35年程度の長期で返済計画を立てており、
その間に、金利が大きく上昇すると、家計が耐えられない
・購入時の頭金が少なく、イザという時も
売却価額がローン残高を下回り、売却で逃げられない可能性が高い
といったケースで、変動金利だと、危険性は高いです。
あと私が、お尋ねしたいのは、お金が目的化していないか、という点です。
確かに、全額変動金利にすれば、市場環境が変化しない前提で、
計算上、金銭面は、お得になります。
ただ、その代わりに、不安な気持ちを引き受けることになります。
文面を拝見したところ、ぴのさんのケースは、大幅な金利上昇に対して、
リスクの管理ができていない可能性が高そうなので、ご主人さんに
不安な気持ちをはっきりと伝えた上で、余分に払う利息分は、節約や、
イザとなれば、パートに出る等の覚悟を伝えた上で、お金の損得ではなく、
お気持ちを優先に話し合ってみてはいかがでしょうか。
結果として、金利がどうなるかは、誰にも断定はできません。
以上、ご参考にしていただけると幸いです。
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●繰り上げ返済は本当にお得なのか? 前編
http://blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/12855940.html
●繰り上げ返済は本当にお得なのか? 後編
http://blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/12856253.html