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FPの回答

  • 森本 直人((株)森本FP事務所)

    東京都

    2012.09.24

ぴの様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。

ご質問の変動か固定か、ですが、
私は、ケースバイケースで判断は異なると考えています。

例えば、
・ローン残高がそれほど大きくなく頑張れば10年以内に完済できる

・予想以上に金利が跳ね上がった時には、繰上げ返済できる資金がある
あるいは、ご両親からその資金を借り入れることができる

といったケースであれば、変動金利で借りても、
ある程度までリスクへの対処は、出来ているといえます。

また、
・10年程度、住んで、その後は、住み替えを考えている

といったケースであれば、そもそも全期間固定等で借りる意味がありません。

一方、
・20年~35年程度の長期で返済計画を立てており、
その間に、金利が大きく上昇すると、家計が耐えられない

・購入時の頭金が少なく、イザという時も
売却価額がローン残高を下回り、売却で逃げられない可能性が高い

といったケースで、変動金利だと、危険性は高いです。

あと私が、お尋ねしたいのは、お金が目的化していないか、という点です。

確かに、全額変動金利にすれば、市場環境が変化しない前提で、
計算上、金銭面は、お得になります。

ただ、その代わりに、不安な気持ちを引き受けることになります。

文面を拝見したところ、ぴのさんのケースは、大幅な金利上昇に対して、
リスクの管理ができていない可能性が高そうなので、ご主人さんに
不安な気持ちをはっきりと伝えた上で、余分に払う利息分は、節約や、
イザとなれば、パートに出る等の覚悟を伝えた上で、お金の損得ではなく、
お気持ちを優先に話し合ってみてはいかがでしょうか。

結果として、金利がどうなるかは、誰にも断定はできません。

以上、ご参考にしていただけると幸いです。
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