新築マンション購入に関して

snow(大阪府)

解決済み 2011年08月19日
はじめまして。
新築マンション購入に関して、相談があります。

私(31才)と婚約者(26才)は来年4月に結婚予定です。
その際の新居を探しており、すでに4件ほどのマンションギャラリーを
見学にいきました。通勤、これから関わってくるであろう子育てなどを
考慮した結果、2人が真剣に購入を考えている物件で2700万します。

現在暮らしている賃貸マンションは今年の3月より住んでいますが、結婚を
機会にすぐに引っ越せるように、敷金礼金等を支払わず、その分毎月の家
賃に上乗せされるようにしました。その結果、駐車場代も込みで毎月10万
8千円支払っています。

正直なところ私たちにはほとんどの貯蓄がありません。今のところ2人で
貯めた金額が100万程です。正直私たちの力で購入は難しいので、この
物件の諸経費は160万しますが、これは両親に援助してもらう予定です。

さらに結婚式の費用、新婚旅行の費用、引っ越しや新居の家具代は両方の
親が出してくれるとのことですが、予算からはみ出た部分は私たちで支払う
予定です。最悪の場合、貯蓄が10~20万ぐらいに減ることも考えられます。

【収入】
私:年収350万(月収25万、ボーナス1月分×2回)
婚約者:年収400万(月収25万、ボーナス2月分×2回)

【その他のローン】
・妻名義の車のローン残高80万(月々2万、ボーナス月5万)
・私名義のクレジットの引き落としに間に合わなく、その後郵送の通知で
 支払ったことが5回ほどあります。

【懸念材料】
・私が転職したばかりで、勤続年数が1年満たない。これでローン審査がはね
られる可能性がある(実際大手銀行1行からは断りがあった)。

業者の方にシミュレーション(35年の変動金利1.175%で)してもらいました
が、支払いの月額が今よりは若干安くなる程度です。

前置きが長くなりましたが、このような状態でマンションを購入しても、金銭的に
無理のない生活が送れるでしょうか。

私自身、かなり無理があると思っていますが、現在の住宅購入に関する税制が
もうすぐなくなること、毎月の賃貸とローン返済額が変わらないこともあって、購
入に気持ちが傾いています。

プロの方からの視点でご意見お願いします。

No.579

回答 5件

森本  直人 ファイナンシャルプランナー
所属:(株)森本FP事務所

snow様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。

ご相談の新築マンションの件、
ご両親からの資金援助がポイントになりそうですね。

専門家の立場としては、頭金なしでの住宅購入は、おすすめできません。

特に新築マンションの場合、買った瞬間に、ざっくりと
2割程度は、価値が下がると言われています。

価値が下がる理由は、新築マンションの販売価格に事業者の利益や負担した広告宣伝費
などが上乗せされているからです。

例えば、購入後、まもない内に、事情が変化して、売却しなければならなくなった
時は、ローンだけが残るカタチになり、身動きがとれなくなってしまう可能性があります。

その意味でも、頭金は、物件価格の2~3割程度を用意しておきたいところです。

実際のところ、頭金なしでの住宅購入は、投資信託などの金融商品を買うよりも、
リスクが高いです。

背伸びをした住宅購入で家計が破たんする人は、多いですが、
投資信託による分散投資で、家計が破たんした人の話は、聞いたことがありません。

そもそも投資信託は、余裕資金で買うものだからだと思います。

マイホームの購入も余裕を持って考えてみてください。

日本は、これから人口減少社会に入りますので、まだ先にも購入のチャンスはあると思います。

以上、ご参考になれば幸いです。


snow さん、コメント拝見しました。

住宅購入の時期で悩まれる方は、非常に多いのですが、
個人的には、税制や金利だけを理由に、決めてしまわない方がよいと思っています。

万一その選択で家計が苦しくなってしまった時を考えてのことです。
実際、家計が苦しくなってからのご相談では、FPとして有効な対応策が打てないことが多いです。

不確実性の高い時代ですから、計画的にしっかりと頭金を貯めて、
家族構成が固まってからの購入の方が、手堅い選択かなとは思っています。

お二人で、想像力を働かせて、よく話し合ってみてください。ご参考です。

2011.08.19


+ 全文を見る

河村 富夫 ファイナンシャルプランナー
所属:FPオフィス武蔵野
エリア: 東京都 小平市

snow(大阪)さん こんにちは FPオフィス武蔵野 の河村です。

 来年4月に結婚予定とのこと、おめでとうございます。

 お問い合わせは、【懸念材料】に記されていますように

 「ローン審査がはねられる可能性があること」「購入しても、金銭的に無理のない生活が
  送れるでしょうか」

 「かなり無理があると思っていますが、現在の住宅購入に関する税制がもうすぐなくなること、
  毎月の賃貸とローン返済額が変わらないこともあって、購 入に気持ちが傾いています。」
  
  ですね。

 私の見解を述べさせていただきます。まず、はじめの方の「けやき多摩FP事務所」さんの回答
 を良く参考にして頂いた上ですが。

1.転職直後で「審査」の件は、当然購入契約の前に意中の銀行等審査を掛けて可能になって
  からでないとむりですね。

2.一般論からすると、頭金が非常に少ないですが、これを可能にするのはお二人のご両親の
  ご支援も有り、それにも増してお二人の強い意志だと思います。
  ですから、「金銭的に無理のある生活」でもやってゆくと言う、意志が要求されるます。
                   ~~~

3.今の家賃はお1人かお二人での支払いか不明ですが、多分お二人でしょうから「賃貸と
  ローン返済額が変わらない」と踏んでいると思います。
  そうすると、結婚後直ぐお子様の誕生を計画する代わりに、数年間の支払いを見て、奥様も
  お若いですから、それからご計画したほうが良いと思います。


 ですから、以上の様な前提でマンション購入に賛成です。
 お二人で頑張って幸せなご家庭を築いて下さい。
 それには 「クレジットの引き落としに間に合わなくなった」 様ななことを起こさないように
 頑張って下さい。



早速のご返答ありがとうございます。

確かに両親頼みという部分は否めませんが、もう1度
資金計画を練り直したいと思います。

2011.08.19


+ 全文を見る

佐藤 明人 ファイナンシャルプランナー
所属:佐藤保険コンサルティング
エリア: 千葉県 市原市

こんにちは佐藤保険コンサルティングの佐藤明人です。まず問題になるのはローン審査が通るかどうか?ですね。転職1年というのと、一番気がかりなのは「クレジットの支払いが5回遅れた」ところです。まず、CICなどで
個人の信用を調べてみて下さい。今はネットでも開示請求出来るはずです。もちろん、本人じゃないとおけません。それで何も問題無いようだったら金融機関での仮審査を受けて見て下さいね。せっかく大きい買い物をしようとする訳ですから「今の状態で借りれるかどうか?」だと思います。
+ 全文を見る

伊勢谷 ファイナンシャルプランナー
所属:株式会社 VLIP

さいたま新都心でFP事務所を開業しております株式会社VLIPの井上と申します。

お話をお聞きすると、奥様のおっしゃる通り無理があるように
思います。
一つ真剣に考えて頂きたいのは、お二人の収入がどこまで保証
されているかです。今後減っていくことも考えられるかもしれ
ません。

具体的な解決策がご希望であればメッセージボードへ・・・・
(受付担当スタッフ伊勢谷)

+ 全文を見る

小川  和哉 ファイナンシャルプランナー
所属:Mクリニック
エリア: 北海道 札幌市

はじめまして。
北海道の小川と申します。

マイホームのご検討ですね。
マイホームは選ぶ段階からワクワクして楽しいところだと思います。
ローンを組む際には今後長く家計の負担となっていきますので慎重にご検討してください。

マイホームをご購入された場合に月々のローン支払いの他に固定資産税や管理費がかかってきたり、途中で修繕費が上がってしまうこともあります。
できればそこまで考慮した上で予算を組まれたほうがよろしいかと思います。

ちなみにローンが通るかどうかですが、正直かなり厳しい状況かと思います。
ただ、過去に2社で断られて3社目で通ったという方もいらっしゃいますので、今後の返済に自信があれば諦めずにチャレンジしてみてください。
+ 全文を見る