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FPの回答

  • 森本 直人((株)森本FP事務所)

    東京都

    2011.08.19

snow様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。

ご相談の新築マンションの件、
ご両親からの資金援助がポイントになりそうですね。

専門家の立場としては、頭金なしでの住宅購入は、おすすめできません。

特に新築マンションの場合、買った瞬間に、ざっくりと
2割程度は、価値が下がると言われています。

価値が下がる理由は、新築マンションの販売価格に事業者の利益や負担した広告宣伝費
などが上乗せされているからです。

例えば、購入後、まもない内に、事情が変化して、売却しなければならなくなった
時は、ローンだけが残るカタチになり、身動きがとれなくなってしまう可能性があります。

その意味でも、頭金は、物件価格の2~3割程度を用意しておきたいところです。

実際のところ、頭金なしでの住宅購入は、投資信託などの金融商品を買うよりも、
リスクが高いです。

背伸びをした住宅購入で家計が破たんする人は、多いですが、
投資信託による分散投資で、家計が破たんした人の話は、聞いたことがありません。

そもそも投資信託は、余裕資金で買うものだからだと思います。

マイホームの購入も余裕を持って考えてみてください。

日本は、これから人口減少社会に入りますので、まだ先にも購入のチャンスはあると思います。

以上、ご参考になれば幸いです。

snow さん、コメント拝見しました。

住宅購入の時期で悩まれる方は、非常に多いのですが、
個人的には、税制や金利だけを理由に、決めてしまわない方がよいと思っています。

万一その選択で家計が苦しくなってしまった時を考えてのことです。
実際、家計が苦しくなってからのご相談では、FPとして有効な対応策が打てないことが多いです。

不確実性の高い時代ですから、計画的にしっかりと頭金を貯めて、
家族構成が固まってからの購入の方が、手堅い選択かなとは思っています。

お二人で、想像力を働かせて、よく話し合ってみてください。ご参考です。

2011.08.19


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