サラリーマン妻 扶養を外してプラスになる働き方
jhon(東京都)
解決済み 2011年01月22日当方44歳のサラリーマンです。
妻38歳、娘4才で、現在妻は月6万円程のパート勤務です。
私の年収は1000万程で、私としては妻に現在のままでいてほしいのですが
妻に知人から契約社員の話が来ました。
時給ベースですが、手取りは25万程度。働きによっては2年後に正社員雇用
になる予定です。
そこで、妻が扶養を外れてこのペースで働いた場合と(年収300万になります)
現在のままでいる場合の差額をご教授いただきたく質問致しました。
素人考えですが、私としては扶養を外れて、税金や年金なども自分で収めて
働いてもあまり収支的にはプラスになる気はしないのですが…。
その収支によっては、もう一度妻と話し合う予定でおります。
お詳しい先生方のアドバイスを宜しくお願い致します。
No.370
質問者からのメッセージ
2011.01.25
3人のFPの皆様 様々な多角的な方向から、考える事が出来ました。 皆様のそれぞれのアドバイスに感謝して、最善の選択が 出来るよう、妻と話し合いたいと思っております。 ありがとうございました。
回答 2件
ベストアンサーに選ばれた回答です!
はじめまして。ジョインFPサポートです。
4歳の娘さんとの子育ての時間が減り、仕事に費やす時間が増えて、収入が増えるのですね。
その点も考慮の上で御考えであると思いますが、今回は、税金等のメリットという事なので、その点だけで、回答させていただきます。
年間72万円の給与収入が300万円になった場合には、所得税・住民税や社会保険の扶養が外れ、
ご自身で、社会保険の加入や年末調整での税金負担となります。
300万円と72万円の差額では、228万円の収入増加であれば、その本人の所得税や社会保険の増加がありますがそれは、収入増加で十分にカバーできます。
しかし、旦那さんの扶養控除が38万円減りますので、その分の所得税と住民税が増加しますね。
旦那さんの給与所得控除などがわかりませんので、税率もわからないので、会社の経理の方へ、「扶養が一人減った場合の所得税の計算」をお願いしてみたらわかると思います。
住民税は、一律10%なので計算しやすいのですが…
社会保険を加入という事は、雇用保険加入により、失業した場合の保障や老後の年金も増加しますので、税金以外は、払っても、見返りはあるのではないでしょうか?
後は、冒頭に触れました通り、奥様が、やりたい仕事なのか?
子育てに影響が出ないのかという問題だけですね。
ちなみに、来年度以降に、配偶者控除は、抜本的に見直す方向で検討するとの見解があります。
もしかしたら、配偶者の所得税及び住民税の控除が無くなるのかも知れませんね。
4歳の娘さんとの子育ての時間が減り、仕事に費やす時間が増えて、収入が増えるのですね。
その点も考慮の上で御考えであると思いますが、今回は、税金等のメリットという事なので、その点だけで、回答させていただきます。
年間72万円の給与収入が300万円になった場合には、所得税・住民税や社会保険の扶養が外れ、
ご自身で、社会保険の加入や年末調整での税金負担となります。
300万円と72万円の差額では、228万円の収入増加であれば、その本人の所得税や社会保険の増加がありますがそれは、収入増加で十分にカバーできます。
しかし、旦那さんの扶養控除が38万円減りますので、その分の所得税と住民税が増加しますね。
旦那さんの給与所得控除などがわかりませんので、税率もわからないので、会社の経理の方へ、「扶養が一人減った場合の所得税の計算」をお願いしてみたらわかると思います。
住民税は、一律10%なので計算しやすいのですが…
社会保険を加入という事は、雇用保険加入により、失業した場合の保障や老後の年金も増加しますので、税金以外は、払っても、見返りはあるのではないでしょうか?
後は、冒頭に触れました通り、奥様が、やりたい仕事なのか?
子育てに影響が出ないのかという問題だけですね。
ちなみに、来年度以降に、配偶者控除は、抜本的に見直す方向で検討するとの見解があります。
もしかしたら、配偶者の所得税及び住民税の控除が無くなるのかも知れませんね。
2011.01.25
+ 全文を見る
はじめまして、ファイナンシャルプランナーの岩橋と申します。
税金の負担が発生することを考えると、奥様のパート年収は103万円以下に抑えたくなるでしょう。しかし、別の考え方もあります。
原則として週30時間以上働くなどの条件を満たすと、健康保険や厚生年金にも加入出来ます。月給25万円(年収300万円)なら健康保険料は38歳であれば全国健康保険協会の被保険者の場合9.32%(平成22年4月現在)で約2.3万円、厚生年金の保険料率は、加入する厚生年金基金によって異なりますが仮に12%では、厚生年金保険料は、約3万円ですが、実際は半分を会社が支払ってくれるので、本人負担分は健康保険料と厚生年金保険料合わせて約2.65万円で済みます。現在の国民年金の保険料と約1.1万円の負担で年金のと健康保険の両方をカバーできます。
健康保険においては傷病手当金など、国民健康保険にはない給付があり、万が一の病気への備えとしても心強いです。
この程度の負担増なら手取り額アップを優先するという選択肢があってもいいのではないでしょうか。
以上ご参考になれば幸いです。
税金の負担が発生することを考えると、奥様のパート年収は103万円以下に抑えたくなるでしょう。しかし、別の考え方もあります。
原則として週30時間以上働くなどの条件を満たすと、健康保険や厚生年金にも加入出来ます。月給25万円(年収300万円)なら健康保険料は38歳であれば全国健康保険協会の被保険者の場合9.32%(平成22年4月現在)で約2.3万円、厚生年金の保険料率は、加入する厚生年金基金によって異なりますが仮に12%では、厚生年金保険料は、約3万円ですが、実際は半分を会社が支払ってくれるので、本人負担分は健康保険料と厚生年金保険料合わせて約2.65万円で済みます。現在の国民年金の保険料と約1.1万円の負担で年金のと健康保険の両方をカバーできます。
健康保険においては傷病手当金など、国民健康保険にはない給付があり、万が一の病気への備えとしても心強いです。
この程度の負担増なら手取り額アップを優先するという選択肢があってもいいのではないでしょうか。
以上ご参考になれば幸いです。
岩橋 様
具体的な数字をあげてのアドバイス、感謝致します。
保障としては負担額を上回るものがあるようですね。
確かに娘のこれからの教育費(私立受験考慮中)を考えても
手取り収入が上がるのは、プラス面が大きいかもしれません。
実用的な情報をありがとうございました。
具体的な数字をあげてのアドバイス、感謝致します。
保障としては負担額を上回るものがあるようですね。
確かに娘のこれからの教育費(私立受験考慮中)を考えても
手取り収入が上がるのは、プラス面が大きいかもしれません。
実用的な情報をありがとうございました。
2011.01.25
+ 全文を見る
大変わかりやすく詳しい説明をありがとうございました。
政策の動向や、老後まで考えると、前向きに考えられる要素も
ありそうですね。
職種は妻がもともと長年携わっていたものなので、本人は意欲的
です。
あとはご提案にもありました、娘のフォローをどうするか、この点に
つきましては妻ともう一度熟考する必要がありそうですね。
今後の方向性を決める上で非常に役立つアドバイスをありがとう
ございました。