住宅ローン(元利OR元本/「期間短縮型」と「返済額軽減型」)
にわ(東京都)
解決済み 2010年12月23日現在34歳会社役員
年収約900万
嫁、子供0歳1人。
5,340万の新築マンションを頭金2,340万、
住宅ローン3,000万で購入予定です。
フラット35S適応外の為、
変動金利(▲1.7%優遇/0.775%)で購入予定ですが、
変動金利の上昇リスクが怖いので、
毎年100万づつ元本返済するとして、
当初5年で毎年繰越返済を150万円。
+嫁の退職金から200万円を繰越し。
+親の援助金で500万円を繰越しで
計1,450万を繰越しすることで、
元本を当初5年で1,000万にしたく思います。
常に手元には余剰資金で500~700万を
確保しておく予定ですが、そこまで切り詰めて
繰上げ返済するのはライフプラン的に危険でしょうか?
またその場合、元利均等/元本均等のどちらが
得なのでしょうか?
繰上返済は「期間短縮型」と「返済額軽減型」の
どちらが得なのでしょうか?
(怖いのは将来の変動金利上昇です)。
大きなローンなのに、何分知識が乏しく、
心配なのでアドバイスいただけると助かります。
No.342
質問者からのメッセージ
2011.01.07
山田様/岩橋様、貴重なアドバイスありがとうございました。 大変参考になりました。今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
回答 2件
ベストアンサーに選ばれた回答です!
ファイナンシャルプランナーの山田と申します。
ご相談者が悩まれているように、繰上返済で注意すべき点は、
適正な手元資金と子供の教育資金の確保です。
住宅ローン返済中に、手元資金として500万~700万円が
常に確保されている状態であれば、無理な繰上返済とはいえないと思います。
手元資金についても、ただ普通預金に放置しておかず、
金利、流動性を考慮したうえで、効率的な貯蓄をされると良いでしょう。
後は、子供の教育資金について、今後の必要額、時期を概算で見積もり、
それに見合った貯蓄計画を立て、実行してください。
教育資金の必要額については、文部科学省のHPで調査結果が掲載されていますので、
その数字を参考にして計画を立てるとよいでしょう。
返済方式についてですが、元金均等返済は当初返済額が多いけれども、
元金の返済ペースが速く、その分利息も少なくて済むというものです。
そして、借入金額、金利、期間が同じであれば、
元利均等返済よりも元金均等返済の方が総返済額は少なくなります。
収入面で余裕があり利息を少なくしたい場合や、
将来的に収入の増加が見込めない等の理由で利用されます。
ただし、元金均等返済の当初返済額を継続して返済することに問題がなければ、
借入期間を短くして元利均等返済を選択するという方法もあります。
どちらが有利かは一概にはいえませんので、その特徴をつかみ、
自分に合っているタイプを選びましょう。
また、金融機関によっては、元金均等返済を扱っていないこともありますので注意してください。
繰上返済は、返済額軽減型よりも期間短縮型の方が利息軽減効果は高くなります。
返済額軽減型は、毎月の返済が負担となっているケースや、
期間短縮型を利用すると当初からの借入期間が10年以内となって
住宅ローン控除を考慮すると不利となってしまう場合などに利用されます。
最後に、親御さんからの援助ですが、
住宅取得資金の贈与の特例や相続時精算課税制度等の優遇税制を
把握しておかれることをお勧めいたします。
以上、わずかでも参考となれば幸いです。
山田FP事務所 http://www.yamadafp.com/
山田 聡
ご相談者が悩まれているように、繰上返済で注意すべき点は、
適正な手元資金と子供の教育資金の確保です。
住宅ローン返済中に、手元資金として500万~700万円が
常に確保されている状態であれば、無理な繰上返済とはいえないと思います。
手元資金についても、ただ普通預金に放置しておかず、
金利、流動性を考慮したうえで、効率的な貯蓄をされると良いでしょう。
後は、子供の教育資金について、今後の必要額、時期を概算で見積もり、
それに見合った貯蓄計画を立て、実行してください。
教育資金の必要額については、文部科学省のHPで調査結果が掲載されていますので、
その数字を参考にして計画を立てるとよいでしょう。
返済方式についてですが、元金均等返済は当初返済額が多いけれども、
元金の返済ペースが速く、その分利息も少なくて済むというものです。
そして、借入金額、金利、期間が同じであれば、
元利均等返済よりも元金均等返済の方が総返済額は少なくなります。
収入面で余裕があり利息を少なくしたい場合や、
将来的に収入の増加が見込めない等の理由で利用されます。
ただし、元金均等返済の当初返済額を継続して返済することに問題がなければ、
借入期間を短くして元利均等返済を選択するという方法もあります。
どちらが有利かは一概にはいえませんので、その特徴をつかみ、
自分に合っているタイプを選びましょう。
また、金融機関によっては、元金均等返済を扱っていないこともありますので注意してください。
繰上返済は、返済額軽減型よりも期間短縮型の方が利息軽減効果は高くなります。
返済額軽減型は、毎月の返済が負担となっているケースや、
期間短縮型を利用すると当初からの借入期間が10年以内となって
住宅ローン控除を考慮すると不利となってしまう場合などに利用されます。
最後に、親御さんからの援助ですが、
住宅取得資金の贈与の特例や相続時精算課税制度等の優遇税制を
把握しておかれることをお勧めいたします。
以上、わずかでも参考となれば幸いです。
山田FP事務所 http://www.yamadafp.com/
山田 聡
2010.12.25
+ 全文を見る
はじめまして、ファイナンシャルプランナーの岩橋と申します。
住宅購入は、人生の中で最大の買い物です。経済成長が期待できない現在、教育資金や老後資金とのバランスを考慮して住宅取得したいものです。
さて、ご質問の回答ですが、
常に手元には余剰資金で500~700万を
> 確保しておく予定ですが、そこまで切り詰めて
> 繰上げ返済するのはライフプラン的に危険でしょうか?
繰り上げ返済後も1年間は生活出来る程度のお金は手元に残しておきたいものです。
> またその場合、元利均等/元本均等のどちらが
> 得なのでしょうか?
元利均等ですと全期間にわたり返済額が一定なので生活設計が立てやすい一方、元金均等は、残高の減り方が早い為、全期間の支払い額が元利均等よりも少なくて済みます。
> 繰上返済は「期間短縮型」と「返済額軽減型」の
> どちらが得なのでしょうか?
>
一般的に繰り上げ返済と呼ばれているのは、「期間短縮型」です。住宅ローンを1年でも早く払い終えたい場合、定年退職前に払い終えたい場合、支払い利息を出来るだけ少なくしたい場合などに効果的です。返済額軽減型は、期間短縮型と比べれば利息軽減効果は小さくなります。
住宅購入する際は、支払い額を小さくしたくなりますが、今後のライフスタイルなども考え、無理なく返済出来る住宅ローンを組むことが重要ではないでしょうか。
また、資金援助をお考えのようですが、どうしても自分の預貯金だけでは自己資金が不足する場合は、「住宅取得等資金の贈与税の特例」を利用する方法もあります。利用出来るか調べてみてはいかがですか。
以上ご参考になれば幸いです。
住宅購入は、人生の中で最大の買い物です。経済成長が期待できない現在、教育資金や老後資金とのバランスを考慮して住宅取得したいものです。
さて、ご質問の回答ですが、
常に手元には余剰資金で500~700万を
> 確保しておく予定ですが、そこまで切り詰めて
> 繰上げ返済するのはライフプラン的に危険でしょうか?
繰り上げ返済後も1年間は生活出来る程度のお金は手元に残しておきたいものです。
> またその場合、元利均等/元本均等のどちらが
> 得なのでしょうか?
元利均等ですと全期間にわたり返済額が一定なので生活設計が立てやすい一方、元金均等は、残高の減り方が早い為、全期間の支払い額が元利均等よりも少なくて済みます。
> 繰上返済は「期間短縮型」と「返済額軽減型」の
> どちらが得なのでしょうか?
>
一般的に繰り上げ返済と呼ばれているのは、「期間短縮型」です。住宅ローンを1年でも早く払い終えたい場合、定年退職前に払い終えたい場合、支払い利息を出来るだけ少なくしたい場合などに効果的です。返済額軽減型は、期間短縮型と比べれば利息軽減効果は小さくなります。
住宅購入する際は、支払い額を小さくしたくなりますが、今後のライフスタイルなども考え、無理なく返済出来る住宅ローンを組むことが重要ではないでしょうか。
また、資金援助をお考えのようですが、どうしても自分の預貯金だけでは自己資金が不足する場合は、「住宅取得等資金の贈与税の特例」を利用する方法もあります。利用出来るか調べてみてはいかがですか。
以上ご参考になれば幸いです。
+ 全文を見る
繰上返済した後の残高、金利が同じならば、今後の借入期間の短い方が総返済額は少なくなります。
三大疾病保障付住宅ローンですが、死亡・高度障害時は団体信用生命保険で保証されるわけです。そうすると、三大疾病保障が有効となるのは、三大疾病になっても死なない場合となります。
このような確率や、不安に対する受け止め方は人それぞれです。
ご自身に合っている保証は何かを十分にご検討されてください。