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FPの回答

  • 舘野光広(FP事務所ブレイン・トータル・プランナー)

    埼玉県

    2020.07.09

yu様

FP事務所ブレイン・トータル・プランナーの舘野です。

通院や入院の経験から、本当に医療従事者の方には、日ごろから頭が下がる想いです。

ご質問の「派遣社員さん」が住宅ローンが組めるかですが、現在のローン審査において働き方は問題ございません。

一言で申し上げれば、各金融機関の借入基準(返済条件)をクリアー出来るが重要になります。つまり、年収に対しての借入額・返済期間からの返済可能性をクリアーできるか否かです。

住宅ローンは20年~35年と長期に契約される方が主ですが、物価上昇を考えた場合には「固定金利」でローンを組まれることがライフプランから見た場合は安定します。

「固定金利」の代表的な住宅ローンは、住宅支援機構のフラット35ですが、年収が400万円未満であれば総返済負担率(年間合計返済額の割合)は30%以内となっています。
返済期間は完済時の年齢が80歳が上限となりますので、yuさんのご年齢から判断すれば30年間の返済期間とすることも可能です。

その他、物件の条件も関係します。

<借入可能額>
400万円×30%=120万円÷12 ➡ 10万円(毎月の返済額上限)
現在のフラット35の固定金利は1.35%だと思いますので(金利は申し込み時点で変化します)、2000万円を借り入れた場合には、元利均等返済(毎月の元金返済額が同一)で計算すると
固定金利を1.4%(計算上仮説)とした場合は、毎月返済額は30年間で68千円となります。

結果として、100千円<68千円となりますから、返済条件としてクリーします。
返済にはご家族の収入合算も可能ですが、合算するにも条件がありますのでその点は実行時に考慮して下さい。
但し、他に借財がある場合は、その返済金も総返済負担率に含まれますのでご注意願います。

最後に、現在の団体生命保険はフラット35の場合、返済額に団信保険の費用が含まれていますので、生命保険の掛け金を削ることも可能となります(現在加入の場合)。
*火災保険料は借入者負担となります。

長期の返済になりますので、人生100年計画として、一度ライフプランを作成されてから買い物を進めることが大切です(いろいろな災いを考慮)。

さまざまな観点からアドバイスができるFPをご選択いただき、ご相談をされることをお勧め致します。

良い一日をお過ごしください。

FP事務所ブレイン・トータル・プランナー
CFP・一級FP技能士・住宅ローンアドバイザー・宅建士
舘野光広
ご回答ありがとうございます

恥ずかしながら住宅ローンについての知識や用語、総返済負担率についてなどまだ学習不足のため、返済能力含め、ライフプランを家族で話し合いたいと思います

ありがとうございます。

2020.07.10


ご返信ありがとうございます。
専門的な知識は専門家に任せればよいと思いますが、学ぶことで得るものも大きいと思います。
大変な時期ですが、お仕事頑張ってください。
お困りのことがあればいつでもご相談をお待ちしております。

舘野光広

2020.07.10


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