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FPの回答
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北山哲也(株式会社エフピー・ワン・コンサルティング)
東京都2020.07.08
yu さん
初めまして。
暮らしのFP/えがお相続 クリニックの北山と申します。
ご質問の件につき、頂戴している情報の範囲で、以下お答えいたします。
Q)派遣契約の切り替えが8月にあるのですが、やはり「派遣」となると住宅ローンは通らないでしょうか(父親は定年退職後のパート、姉もパート勤務の
ため、名義は私になると思います)
A)派遣社員だからローンが通らないということは、ありません
Q) 去年(2019年度)は海外にいたため収入はゼロです(2018年は派遣看護師として500万程度の収入がありました)2020年は3〜400万と予測しています
A) 正社員や公務員の場合、勤続年数がチェックポイントとなります。
審査基準は金融機関によって、さまざまで、1年以上の在籍が必要というところもあれば、3ヶ月や1ヶ月でも問題ないとする金融機関もあります。
派遣社員の場合は、この点で不利となることは否めないでしょう。事前に金融機関に問い合わせて確認すべきでしょう
Q) 住宅は地元で購入予定のため、現在住んでいる場所とは県が異なります。住宅ローンのために現住所を起点とした場所で約半年常勤で勤務するか、
派遣看護師として勤務するか悩んでいます(収入はおおよそ同額です)
A) 上記のように収入が同額であれば、今後の収入の安定性と継続性、つまり、返済の確実性が担保されることが重要です。
現住所を起点とした場所で約半年常勤で勤務後も継続して安定した収入(=勤続)が確実であることが重要です。
その点は、いかがでしょうか?
その他)
・現時点でのローンなどはありません → 住宅ローンを借りる際の審査に影響がありません
・貯蓄額は、合計すると800万程度あります → そのうち、いくらを頭金として使えるかも重要な要素です
・購入住宅はまだ検討中ですが2500万以下の物件で探しています
・派遣看護師でも住宅ローンが通るならば仕事を掛け持ちしたいです(総収入が高くなるので)
→ 収入に対する返済率が審査要件のひとつとなりますので、今年の年収が300万円と仮定しますと、
おおよその金額ですが、年間返済額が90万円程度までなら借入可能レベルでしょう(頭金の額によって変動しますが)
仕事のかけもちで収入が増加すうれば、当然、年間返済額(借入金額)も増やすことが可能になるでしょう
まとめますと、
住宅ローンの審査基準として最重要ポイントは以下の3点です。
1.安定した収入とその継続性
2.収入と借入金額のバランス=年収に対する年間偏在額の割合(返済負担率)に無理がないこと
これは、各金融機関によって計算の方法が違いますので、これも事前に各金融機関に確認・相談すべきです
3.個人信用情報
各種債務(自動車ローン、リボ払い状況、など)の返済情報です。
それらの長期延滞、債務整理の履歴がある場合(いわゆる〝ブラック” )は審査を通る(住宅ローンの借り入れ)は、
困難です。また、ブラックでなくても、直近1年以内に延滞が4回以上ある場合なども、審査通過は困難です。
この「個人信用情報」が原因で住宅ローン審査に落ちるケースが、特に多いようです。
「自分では大丈夫と思っていたけれど、実は問題ありだった」というケースが意外と多いからです。
できれば、住宅ローン審査を申し込む前に、自分の個人信用情報がどうなっているのかをチェックしたほうがいいでしょう。
個人信用情報はCIC、JICC、全国銀行個人信用情報センターの3つの機関で確認できます(情報開示には手数料が必要です)
以上、お役に立てましたら幸いです。
初めまして。
暮らしのFP/えがお相続 クリニックの北山と申します。
ご質問の件につき、頂戴している情報の範囲で、以下お答えいたします。
Q)派遣契約の切り替えが8月にあるのですが、やはり「派遣」となると住宅ローンは通らないでしょうか(父親は定年退職後のパート、姉もパート勤務の
ため、名義は私になると思います)
A)派遣社員だからローンが通らないということは、ありません
Q) 去年(2019年度)は海外にいたため収入はゼロです(2018年は派遣看護師として500万程度の収入がありました)2020年は3〜400万と予測しています
A) 正社員や公務員の場合、勤続年数がチェックポイントとなります。
審査基準は金融機関によって、さまざまで、1年以上の在籍が必要というところもあれば、3ヶ月や1ヶ月でも問題ないとする金融機関もあります。
派遣社員の場合は、この点で不利となることは否めないでしょう。事前に金融機関に問い合わせて確認すべきでしょう
Q) 住宅は地元で購入予定のため、現在住んでいる場所とは県が異なります。住宅ローンのために現住所を起点とした場所で約半年常勤で勤務するか、
派遣看護師として勤務するか悩んでいます(収入はおおよそ同額です)
A) 上記のように収入が同額であれば、今後の収入の安定性と継続性、つまり、返済の確実性が担保されることが重要です。
現住所を起点とした場所で約半年常勤で勤務後も継続して安定した収入(=勤続)が確実であることが重要です。
その点は、いかがでしょうか?
その他)
・現時点でのローンなどはありません → 住宅ローンを借りる際の審査に影響がありません
・貯蓄額は、合計すると800万程度あります → そのうち、いくらを頭金として使えるかも重要な要素です
・購入住宅はまだ検討中ですが2500万以下の物件で探しています
・派遣看護師でも住宅ローンが通るならば仕事を掛け持ちしたいです(総収入が高くなるので)
→ 収入に対する返済率が審査要件のひとつとなりますので、今年の年収が300万円と仮定しますと、
おおよその金額ですが、年間返済額が90万円程度までなら借入可能レベルでしょう(頭金の額によって変動しますが)
仕事のかけもちで収入が増加すうれば、当然、年間返済額(借入金額)も増やすことが可能になるでしょう
まとめますと、
住宅ローンの審査基準として最重要ポイントは以下の3点です。
1.安定した収入とその継続性
2.収入と借入金額のバランス=年収に対する年間偏在額の割合(返済負担率)に無理がないこと
これは、各金融機関によって計算の方法が違いますので、これも事前に各金融機関に確認・相談すべきです
3.個人信用情報
各種債務(自動車ローン、リボ払い状況、など)の返済情報です。
それらの長期延滞、債務整理の履歴がある場合(いわゆる〝ブラック” )は審査を通る(住宅ローンの借り入れ)は、
困難です。また、ブラックでなくても、直近1年以内に延滞が4回以上ある場合なども、審査通過は困難です。
この「個人信用情報」が原因で住宅ローン審査に落ちるケースが、特に多いようです。
「自分では大丈夫と思っていたけれど、実は問題ありだった」というケースが意外と多いからです。
できれば、住宅ローン審査を申し込む前に、自分の個人信用情報がどうなっているのかをチェックしたほうがいいでしょう。
個人信用情報はCIC、JICC、全国銀行個人信用情報センターの3つの機関で確認できます(情報開示には手数料が必要です)
以上、お役に立てましたら幸いです。
2020.07.10
yu さん
くらしのFP/えがお相続クリニックの北山です。
ご丁寧にご返信ありがとうございます。
yuさん以外にも、同じようなご相談は数多くございます。
私見といたしましては、一度だけでも、
例えば、フラット35(住宅ローンのひとつ。金融機関での取り扱いもあり)代理店や
東京スター銀行さんなどにご相談なさることをお勧めします。
良い結果が出る可能性もありますし、ご自身の学びにもなると
確信いたします。
いずれにせよ、些細な事であっても、いつでもお気軽にご相談くださいね。
お仕事、無理なさらず、くれぐれもご自愛くださいませ。
それでは、see you again !!
くらしのFP/えがお相続クリニックの北山です。
ご丁寧にご返信ありがとうございます。
yuさん以外にも、同じようなご相談は数多くございます。
私見といたしましては、一度だけでも、
例えば、フラット35(住宅ローンのひとつ。金融機関での取り扱いもあり)代理店や
東京スター銀行さんなどにご相談なさることをお勧めします。
良い結果が出る可能性もありますし、ご自身の学びにもなると
確信いたします。
いずれにせよ、些細な事であっても、いつでもお気軽にご相談くださいね。
お仕事、無理なさらず、くれぐれもご自愛くださいませ。
それでは、see you again !!
2020.07.10
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お礼や、追加の質問を書きましょう。
恥ずかしながら親は賃貸に1人で住んでおり年金とパートとわたしの仕送りでなんとか生計を立てています
姉はパートと養育費や母子手当などで生計を立てている状況のため、収入はあまりありません
安定した収入が望めるのは私だけのため、「安定」するまで働くかを含め、検討していきたいと思います
ありがとうございました