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FPの回答

  • 平井美穂(平井FP事務所)

    東京都

    2016.02.05

TY様 はじめまして、東京のファイナンシャルプランナー平井美穂と申します。以前、都市銀行およびフラットを取り扱うモーゲージバンクにて住宅ローン業務をしておりました。現在は住宅ローン専門の独立系FPとして、お客様それぞれのご事情に合わせ、最適な住宅ローンの商品や借り方をご提案しています。
さて、TY様は現在お借入中の住宅ローン(10年固定1.9%)からの借換メリットをだすために
金利差1%はないととお悩みでいらっしゃいます。
おっしゃる通り一般的に借換メリットは「金利差1%以上、残高1000万円以上」といわれていますが、お借入中のローンは11年目以降の金利が不確定であること、また現在のローン残高とリノベーションで新たに借り増しする金額との割合によっても単純に金利差1%というだけでは判断できないかと思われます。

銀行の住宅ローンとフラット35、それぞれメリットデメリットがありますが、マイナス金利導入の現在は金利が異常な低水準を維持しており、この時期に長期固定を選択するのがセオリーではあります。

とはいえ、変動金利や10年固定の低さも魅力的ですが、こうしたリスク商品を選択できるかどうかは、お客様の家計収支における住宅ローン返済負担の割合、今後のライフプラン、ご家族様の状況などによって、どれくらいリスクをとれるかどうかが異なります。

それ以前にご心配されている通り、団体信用生命保険の問題で民間銀行の選択肢はないかもしれないですが、奥様もお勤めとのこと。であれば借入の仕方はいろいろと選択肢がひろがってくるかもしれません。

フラット35と民間銀行のペアローンについては物理的には可能ですが、フラット35が第1位抵当権になるため、銀行が第2抵当権でも貸してくれるかどうかはその銀行での判断となります。(公庫時代は一般的だったのですが、最近は第2抵当権でフラット35の後順位での融資はいやがる銀行も多くなっています。)

長くなりましたが、ご夫婦で別々に借入するパターンや、フラットを利用した場合、あるいはその他有利な銀行で借入した場合、また団信に加入できない場合の対策など、総合的に当事務所ではご提案をさせていただいております。

もしよろしければ当事務所のホームページからお問い合わせください。宜しくお願い申し上げます。



お教え頂きありがとうございます。
ペアローンも考えていたのですが、抵当権という問題があるんですね。
なかなか簡単にはいかないものですね。

2016.02.06


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