失業に伴う転居について

えちぜんたろう(福井県)

解決済み 2011年08月28日
はじめまして、えちぜんたろうと申します。

1点、ご相談したいことがございます。

実は私の元勤務先が昨年度末でなくなり、ただいま失業中の身です。
家族構成は、私(30代)・妻(20代)、子供なし、です。
現在の住居は、通勤の利便性を最重視して元勤務先のほぼ隣にあたりまして、
諸経費込みで月額6万円ほどになります。

会社都合による退職ですので、今年度末までは失業給付(月額16万円)が受
けられるとともに、障害基礎年金の2級(66000円)も受け取っているため、当
座はしのげております。

ただ、来年度以降のことを考えますと、地元ではいままでの専門を生かせる
求人が存在せず、仮に再就職できたとしても生計の維持が困難になりそうです。

そこで、就業機会があり、かつ妻の実家に比較的近い大阪に移住しようかと
考えております。

通常は、まずは賃貸物件を探すのが一般的かとは思うのですが、
(1)雇用保険切れの後は、収入が障害基礎年金のみとなる
(2)世帯向けの賃貸アパートは一般的に家賃が高い
(3)不景気のため再就職活動期間がどれくらい長期化するか不透明
(4)地元には仕事が何もないのでもう戻れない
ため、
預貯金を取り崩して、大阪近郊に長屋のような安価な中古物件を購入し、
再就職活動の拠点としたいと考えております。

かなり無茶かつ無謀な計画であるということは重々承知しておりますが、
なにかご助言いただけると幸いです。

No.586

質問者からのメッセージ

2011.08.31

アドバイスありがとうございました。 別途、ハローワークなどで調べたところ、広域での求職活動を 経済的に支援してくれる制度をみつけました。 無理に転居しなくとも求職活動を行うことは可能なようです。 大阪の長屋については現金一括での購入を前提に実際に物件 をいろいろみてみました。いろいろといい物件はござい ましたが、先に住居を買ってしまうと、そこからの通勤圏でしか 応募ができなくなるため、不利益が生じることに気付きました。 各種制度や親類縁者の力を借りつつ、まず再就職先を確保した 上で利便性の高い所に居をかまえることとしたいと思います。

回答 4件

ベストアンサーに選ばれた回答です!

森本  直人 ファイナンシャルプランナー
所属:(株)森本FP事務所

えちぜんたろう様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。

預貯金を取り崩して、大阪近郊に長屋のような安価な中古物件を購入し、
再就職活動の拠点としたいと考えておられるとのこと。

もし、住宅ローンを組まないで、一括資金で購入できるのであれば、
検討の余地はありますが、そうでなければ、賃貸を前提に考えておいた方が
よいのではないでしょうか。

基本的なこととして、失業中の身では、住宅ローンを組めない可能性が高いです。

再就職後も、3年以上の就業期間がないと、厳しいと考えておいた方が
よいかもしれません。

家賃がもったいないので、買ってしまった方が有利という発想は、
ありがちですが、さまざまな落とし穴があります。

マイホームは、賃貸とは異なり、固定資産税やメンテナンス費など、
すべて自分持ちになりますし、震災リスクなども、自らの負担となります。

また、失業などの不測の事態や、家族構成の変化などにも対応しづらいです。

特に頭金が少ない状態で、購入してしまうと、
家計が苦しくなっても、売却後のローンが残るカタチになり、
売るに売れず、苦しみ続けるケースがあります。

あとは、そもそも、日本は、人口減少社会に入っていますので、
今後、地価の上昇が期待できるのか、という話もあります。

ちなみに、個人的におすすめの考え方は、
今ある貯蓄は、長期的な視点で収益を生み出す投資に回すことです。

これは、必ずしも、株や投資信託などに限りません。
例えば、人脈を広げるための投資とか、何か技術を身につけるための投資とか、
ご自身の得意を活かせるような投資に回すという意味です。

とりとめのない書き方になってしまいましたが、
多少でも、何かのヒントになれば、幸いです。

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河村 富夫 ファイナンシャルプランナー
所属:FPオフィス武蔵野
エリア: 東京都 小平市

えちぜんたろう(福井)さん FPオフィス武蔵野 の河村です。

「失業中の身で、地元ではいままでの専門を生かせる
求人が存在せず、仮に再就職できたとしても生計の維持が困難になりそうです」
「就業機会があり、妻の実家に比較的近い大阪に、就活の為に、移住しようか」
と言うご相談と理解しました。

小生の見解と多少の助言は

1.今お住い(福井)の就活範囲を広げて、通勤時間1.5~6位を探して見る
 その時、専門を生かせる求人が無いとのお話ですが、可なりの専門性が有って
 も再就職が難しいのは、余り地域には依存しないと思います。

2.「生計の維持が困難」の件は、仮に大都会で再就職先が見つかって、少し給与
  が高くても、その分位の住居費も高いから大差ありません。

3.仮に「奥様の実家に比較的近い大阪で、就活をする」のでしたら、お1人で
  1回/月位、就活時「奥様の実家」に泊めて頂いてトライしてみて6カ月間位
  で、上手く行き再就職先が見つかれば幸い。そうでなくとも様子が分かる
  と思います。移住は再就職先が見った後の方が良いと思います。

4.失業給付や障害基礎年金はいざという言う時に使う為に、貯金しておくこと
  だと思います。
 
  もし、ご参考になれば幸いです。

アドバイスありがとうございます。

1)今住んでいる場所から半径80km以内では、まず応募したい
 求人自体が見つかりません。
 採用されたとしても、今の失業給付で受けられる金額を
 下回るため、応募する意欲が湧きません。

2)福井県に戻ってくるまで大阪に住んでおりまして、おおむね
 生活費の水準は把握しているつもりです。利便性の高い場
 所に戻ることで交通費の負担が軽くなり。月々の支出事態
 がだいぶ減ると想定しています。

3)ご指摘のとおり、移住は再就職先が確定次第行うこと
 としたいです。
 試に先日大阪で物件の下見をしましたが、現金一括
 で買うといっても困惑した顔をされてしまいました。汗
 赤の他人の業者ではなく、大阪の知人を通じて業者
 を紹介してもらうほうが手っ取り早そうですね。

4)失業給付については目いっぱい貯金するとともに
 再就職活動のための軍資金としてうまく活用したいと思います。

2011.09.01


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飯田 宗作 ファイナンシャルプランナー
所属:いのくち法律事務所(仙台市)
エリア: 宮城県 仙台市

えちぜんたろうさん

いのくち法律事務所のFPの飯田と申します。

簡単なご回答になりますが、以下回答させていただきます。

ご質問の内容を拝見する限りでは、将来を見据えれば、楽観視できない状況にあると思います。

安価な中古物件を検討されているということですが、安価とはいえ、不動産購入には、登記移転費用や不動産業者への仲介手数料、購入する物件の状態によっては、内装工事が必要になるケースもあり、思った以上に支出するお金があるものです。

それ以外に、引越業者への支払もあります。

一括支払でなければ、ローンを組むことになると思うのですが、金利も発生します。

不動産の購入には、様々な費用が発生することをご認識頂き、しっかりとした予算計画を立てることが、とても重要になってきます。

ご自身が、「かなり無茶かつ無謀な計画」というご認識があるならば、無理のない計画に練り直す必要があると思います。

具体的な金額を明示し、専門家のアドバイスを貰いながら、資金計画を再考してみるのも良いかもしれません。
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伊勢谷 ファイナンシャルプランナー
所属:株式会社 VLIP


えちぜんたろうさん、はじめまして。
さいたま新都心のFP、井上と申します。

職が見つかるまでどう耐え忍んでいくかがポイントのようですね。
胸中お察し申し上げます。

奥様の収入、今後のお子様の問題、両親の資産状況、金融資産の状況等、
種々のことを加味して解決策を見つけていきましょう。

そのためには信頼ができそうなFPに個別にご相談されるのが一番だと思います。
必ず解決策が見つかります。
ご要望があればいつでもご相談をお受けします。
メッセージボードなどで直接ご質問ください。
(受付担当スタッフ伊勢谷まで)
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