今後の住居について

yukisimo(埼玉県)

解決済み 2011年05月04日
現在64歳で後3ケ月で65歳になります。夫を半月前に亡くし、現在無職の独身女性です。夫は生命保険が嫌いで一切生命保険に加入なく、生命保険料は入ってきません。今後の資産と住居について悩んでいます。これからの年金額が先日決定し、月約10万円です。自分名義の預貯金約1500万円。現在は2LDKの賃貸住宅(月賃料92000円・管理費込み)に住んでいます。一人では広いし、住居費が大きいので引っ越しを検討しています。近隣で築35年以上なら中古マンションは900万位でもあります。、公団の高優賃の抽選に当たると優遇されて、家賃は月5万くらいで済むと思います。ただ、希望の場所には住めないと思いますし、当たる確率も低いと思います。年が年ですし、現在の求職情勢の関係で、職は見つからないと思います。又、マンションには監理費・修繕費・固定資産税等かかると思います。以上の関係で
①近隣で900万位の中古マンションを購入する。
月10万の年金と貯金の切り崩しで今後の15年(余生を15年はと思っています。)を生活する。15年生きると、購入後残約500万の貯金の切り崩しで使える金額は月3万強。一人暮らしなので色々な経費を差し引くと、13万では苦しいと思いますがなんとか暮らせるとは思います。が、それ以上生きたらどうしよう・・と  

②賃貸(公団含め)住宅に転居する。
月賃料6万位の賃貸住宅を借りる。2年毎に1ケ月から2月の更新料がかかる。月に貯金の切り崩しで使える金額は8万強。合計月18万。そこから住居費・生活費・医療保険等を払うことになります。

①も②も毎月の実際に使える生活費は中古マンション購入の方が大きいと思います。ただ、固定資産税等どのくらいかかるかわかりません。どうしたら良いのか。

夫はがんで亡くなりましたので、がんを含む医療保険に加入したいと思いますが、保険料も家計を圧迫しそうです。
色々考え、今後一人でどうしようと思ったら、不安で夜も熟睡できない状態です。お教えをよろしくお願いいたします。

No.485

質問者からのメッセージ

2011.05.08

本当に皆様に真剣にお考えいただきまして、ありがとうございます。この世の中に自分のことを思って下さる方がいると思うだけで、涙がわいてくるほどうれしかったです。自分の資産がある・ここにいつまでも住めるという思いはとても心強いと思います。そこを大事に、公団の高優賃も当りつつ、あまり焦らずじっくり考えます。まだ夫の四十九日も済んでいないのに子供もいない一人になった心細さから焦ってしまいました。今後は近隣・友人ら・公共機関に相談しつつ、ご回答を基本に考えます。まだこれから20年あります。豊かな老後を過ごせるよう頑張ります。 ありがとうございました。

回答 4件

ベストアンサーに選ばれた回答です!

森本  直人 ファイナンシャルプランナー
所属:(株)森本FP事務所

yukisimo様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。

ご相談の件、年金額が月約10万円だと、確かに心配ですね。

近隣で900万位の中古マンションを購入する、という案もあるようですが、
購入時の仲介手数料や、管理費、修繕積立金、固定資産税などの維持管理費、
あとは、室内や水回りのメンテナンスなどもすべて自分持ちになるため、
思いのほか、お金が出ていってしまうのではないかとみています。

であれば、私は、引っ越しで月賃料のコントロールができる賃貸の方が
無難なように思えてなりません。
そのうちに、公団の抽選に当たる可能性もありますよね。

中古マンションもある意味では、資産運用ですが、
流動性リスク(売りたい時に売れないリスク)がありますし、
他に、コントロールの仕様がない、震災リスクなども負うことになります。

その意味では、余裕資金の限定された範囲で、
投資信託などを活用していくのもひとつのやり方です。

投資信託は、流動性の高さに特長があります。

ただ、これまで価格変動を伴う資産運用を全く経験してこなかったのであれば、
このやり方も積極的には、お勧めしません。

もし取り組む場合は、資産運用の考え方から経済の読み方まで、
丁寧に説明してくれるFPにご相談された方がよいです。

それと、がんを含む医療保険については、今の年齢で加入すると、
保障に対する保険料も割高になってしまいますので、そこをどう考えるかです。

あとは、身近な人とのつながりを保っておくことも、すごく大事ですね。
匿名のインターネット相談だけではなく、リアルなつながりも広げるよう心掛けてみては
いかがでしょうか。

以上、ご参考になれば幸いです。

yukisimo さん

追加コメント拝見しました。
今回のご相談は、真剣にお考えの内容と思うので、
私も1時間ぐらい考えて、慎重に回答を書きましたが、これといった解決策には
ならなかったかもしれませんね。

中古マンション購入については、
650万位の予算で気にいった物件が出てきたようですが、
あまりに築年数の経過した物件だと、耐震性のほか、
管理費、修繕積立金が値上がりする可能性や
空き室が増えることによる、スラム化などにも注意してください。

あとは、かなり田舎の方に行けば、1000万の予算で、中古戸建てを買えるかもしれませんが、
もしそれなら、月4万ぐらいで一人で住める部屋を借りるという手もあります。

月4万なら「4万×12ヵ月×30年=1440万」ですから、更新料等を考慮しても、
1500万の予算でいける計算になります。
この場合、固定資産税やメンテナンス費用もすべて大家さん持ちですし、
建物が古くなったら住み替えることも容易です。

ちなみに、日本の人口は、今は、約1億2700万人ですが、
国の研究機関が公表している中位の推計で、35年後には、1億人を割ってしまうそうですよ。

それを考えると、家賃相場は、これからもっと下がるはずですし、
年齢を理由に入居を断られることも少なくなるのではないかとみています。

ただ、日本が今後インフレに向かう可能性も絶対にないとは言えませんので、
不動産を持つことにも意味はあります。

いずれにしても、インフレ対応型の資産運用については、
考えておく必要があるかもしれませんね。

ご参考です。

2011.05.07


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金森  徹也 ファイナンシャルプランナー
所属:アルカディアFP事務所
エリア: 北海道 札幌市

初めまして 住宅ローンアドバイザーをしております、金森FP事務所の金森と申します。

ご質問には二つの選択肢しかありませんが、
①近隣で900万位の中古マンションを購入する。
②賃貸(公団含め)住宅に転居する。
もっと選択肢があると思います。
例:近隣にこだわらなければ、物件の選択肢は広がります。
  自動車があれば地方でも行動範囲も広くなりますし、自動車がなかったとしても、郊外のスーパーの近く
  で割安な物件藻探せばでてくると思います。
  群馬県なら私は大学の時に住んでいたことがあります。
  また、温泉付きの物件も地方ではあります。
  生活費も年金の10万円で普段の生活が赤字にならないように見直してみてください。

>がんを含む医療保険に加入したいと思いますが、保険料も家計を圧迫しそうです。
がん保険だけでも良いと考えます。
高額療養費制度というのがあります。
私の母親は今、87歳ですい臓がんに罹ったと検査結果の数字がでてきたところです。

参考になれば幸いです。
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大泉  稔 ファイナンシャルプランナー
所属:株式会社fpANSWER
エリア: 東京都 渋谷区

yukisimo様

こんにちは。ご利用ありがとうございます。
「朗後資金設計」ですね。

ご質問から逸れますが。
ご主人様の遺族年金等が受給できるのではないでしょうか?

宜しければ、メッセージボードで
ご主人様の年金記録かお仕事の履歴を、簡単にお知らせください。

もし、遺族年金の可能性があるのなら、お手続き方法をレクチャーします。


yukisimo様

失礼しました。遺族厚生年金も含めた金額だったのですね。

私は「古い中古マンション」はおススメできません。
仮に、築35年の物件で、15年住んだら、築50年。貴女は80歳。
物件の状況にもよりますが、修繕積立金の不足と言う問題が生じるかも知れません。
何よりも地震ですよね…築35年では、今の耐震基準を満たしていないのでは無いでしょうか?

なので、
高優賃の方が、より現実的だと思っています。
http://www.saijk.or.jp/rental/sa03.shtml
↑のように、収入応じて、家賃の減額補助制度もありますし。
何より、目的が明確で、その目的にも一致している。

確かに、抽選がタイヘンかも知れませんが。


具体的な生活設計については、
より細かな家計の状況や資産の状況、それに具体的な商品情報の提供が含まれることになると思いますので、
こちらでは、差し控えますね。

2011.05.05


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真野 ファイナンシャルプランナー
所属:投資の学び舎

いろいろとご検討されたご様子が良くわかります。


   限られた情報からですが、当方の謂わば勝手な印象を記させていただきます。


   1.充分認識されていることとは思いますが、生活費はなるべく年金範囲内でされるのがよろしいとは思います。

   2.マンション購入により、一時的に手許資金は減じますが、定期的支出はより安定的に低位にできると思います。この選択の方が、気分的にはいいのではないかと思っています。当方、ご希望物件の希望立地、広さ、築年数につき理解していませんが、もう少し時間をかけられたら、割安物件をみつけられる可能性があるのではないかと思います。

   3.1歳女児の平均余命は、85歳程度ですが、印象として、65歳女性の平均余命は90~95歳です。

   4.余裕資金の限定された範囲での運用もあると思います。

   5.パートタイム的業務であれば、公的機関が関与する「シルバーセンター」経由での業務紹介もあるのではないかと思います。


   以上、大雑把に記しました。

   お問い合わせは、遠慮なくどうぞ。
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