10年程度で使う予定のお金を貯める方法

Me(山形県)

相談中 2025年06月04日
例えば車の購入など、10年に一度くらいの割合で支出のある大物の購入費用の貯め方のアドバイスをいただけたらなと思っています。

現在、長期用貯蓄として変額保険毎月10,000円(30年払込・老後資金の一部として)と終身保険毎月6,500円(20年払込・死亡時の始末代)の二つの保険に加入しています。
この二つは将来の必須最低限を確保するために強制力のある保険で貯めています。

その他につみたてNISA毎月30,000円と定期積金5,000円をしています。
車所有は必須なので、10年に一度を目安に買い替えを考えていますが、この購入費用はどれを使うといいでしょうか?つみたてNISAは長期運用が向いているので老後資金として貯めておき、NISAの投資枠て車の購入費用や住宅リフォーム、家電買い替え等を貯める…という方法も考えましたが、なかなか結論が出ません。
普通貯金や定期積金よりは、10年とかですとNISAの方がお得かなと思っているのですが、アドバイスお願いいたします。

No.1459

回答 1件

森本  直人 ファイナンシャルプランナー
所属:(株)森本FP事務所

ご質問内容、拝見しました。
ファイナンシャル・プランナーの森本直人と申します。

車の購入資金の貯め方などについて、
本来は、収入や資産、家族構成、心理的リスク許容度などを伺わないとアドバイスが難しいのですが、
一般的な考え方として、つみたてNISA(国内外の株式型投信)と銀行預金を組み合わせるのはよい方法です。

仮に10年後に車の購入が必要になるとして、
10年後につみたてNISAの運用がマイナスであれば、銀行預金のほうから資金を引き出す選択がとれます。

もちろん、つみたてNISAが10年後に大幅にプラスになっていれば、
そこから資金を引き出して、車の購入等に充てるのもありだと思います。

ちなみに、つみたてNISAと組み合わせるのは、
銀行預金に限らず、円建て元本確保型で流動性の高い金融資産であれば大丈夫です。

流動性が高いとは、現金化が容易という意味です。
例えば、証券会社で購入できるMRF(マネーリザーブファンド)なども該当します。

定期積金は、中途解約時の条件を考慮する必要があります。

一方、変額保険や終身保険は、契約者貸付制度はあるのですが、解約時の控除で現金化がしにくい場合もあります。

それぞれの金融資産の特性をよく理解した上で、最善の組合せを考えてみてはいかがでしょうか。

ご回答くださりありがとうございます!
私個人としてはリスク許容度は高い方かと思います。
つみたてNISAはオールカントリーのファンドにしています。
円建て元本確保型かつ流動性の高い資産、というと債券も含まれますか?できればNISA投資枠で債券のファンドで貯めた方が目標を達成しやすい(崩しにくい)のかな、なんて思ったりもしています。

2025.06.09


債券の選択ですが、一般的な国内債券は、価格変動があるのでご注意ください。
金利が上がると債券価格は下がり、金利が下がると債券価格は上がります。
債券のファンドも同じ原理が働きます。

もし債券を組み入れる場合は、金利変動リスクをよく理解して、
満期までの年数(短期か長期か)なども考慮しつつ選択してみてはいかがでしょうか。

2025.06.10


早々にご返答くださりありがとうございます!
つみたてNISAとMRFが良さそうかな、と固まってきました。この際、債券も調べてみようと思います。
アドバイスありがとうございました!

2025.06.10


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