介護費用について
退会済み(愛知県)
解決済み 2020年08月15日親の介護費用として1人500万円を見込んでいますが
自分の老後資金も考えると1千万円を親の介護費用に使わなければ
少し楽になります。年金が父は月に15万円程度、母は14万円程度です。
親の貯金額は分かりません。まだ元気なので貯金いくら?とは聞けません。
普段の生活は年金だけでやっていけていますが介護施設に入るとなると
年金だけで足りるかどうか分かりません。
親の介護費用は親のお金で賄うと聞きますが不足すれば
支援しないわけにはいきません。
インターネットを調べていたら介護費用に3年で720万円程度かかると
載っていたので、少し心配になってきました。
やはりそのくらい貯めておかないといけないでしょうか?
No.1352
質問者からのメッセージ
2020.08.21
回答ありがとうございました。
回答 2件
ベストアンサーに選ばれた回答です!
さくらさん
初めまして。
くらしのFP&あんしん相続クリニックの北山と申します。
介護問題は間違いなく、今後ますます社会問題化していくと思います。
ご質問の介護費用ですが、以下のようになります。
●在宅での介護
①介護の初期費用
まずは、介護に必要な設備や福祉用具の準備が必要です。
それには、平均で242万円の初期費用がかかるといわれています。
(参考元:生命保険文化センター「平成30年度 生命保険に関する全国実態調
査」)
・段差を解消するバリアフリーへのリフォーム
・ポータブルトイレや入浴用品など、福祉用具の購入 など
②毎月の介護費用
平均で約7~8万円といわれています(参考元:生命保険文化センター「平成30年
度 生命保険に関する全国実態調査」)
・介護サービス利用料
(デイケア・デイサービスやホームヘルパーの利用など)
・介護サービス以外の費用
(おむつ代や介護リフォーム代など)
介護生活がどのくらいの期間続くのかは、人によって異なりますが、
さくらさんの考えておられるように3年間の介護が続いた場合は、
7万円×12ヶ月×3年=252万円となります。
①と②の費用を合計すると、毎月かかる費用に加えて、住宅改造や介護用品の
購入などの初期費用がかかることも想定すると、在宅介護の場合、約494万円の
費用がかかるということになります。
しかし、ご両親お二人の介護となりますと、在宅での介護は困難かと思います。
そこで、以下の場合の費用をみてみましょう。
●有料老人ホーム
有料老人ホームには「介護付」「住宅型」「健康型」の3種類があります。
入居一時金は、約500万円といわれています。
月額料金は、家賃や食費を含めると、平均して10〜30万円ほどとなっています。
(参考元:生命保険文化センター「介護保障ガイド 2017年11月改訂」)
●特別養護老人ホーム
特別有料老人ホームは、入居には一定の条件(原則として「要介護3」以上)が
設けられ、待機待ちの人も多くいます。
入居一時金は必要なく、月額は7~15万円ほどのようです。
●サービス付き高齢者向け住宅
高齢者に向けてバリアフリーに対応している賃貸住宅が、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住=”さこじゅう”と読みます)です。
入居一時金は0〜数百万円と、施設によって大きく違います。
月額は、家賃や管理費を含めて15~20万円ほどです。
また、外部の介護サービスを利用することになるため、要介護度が上がると
対応できない場合もあります。
以上、介護費用について述べてきましたが、実態としての介護期間をみますと、
おおよそですが、4~10年未満が30%、10年以上が16%、3~4年未満が15%、
2~3年未満が14%、となっています。(参考元:生命保険文化センター「平成30年
度 生命保険に関する全国実態調査」)
以上、参考になりましたら幸いです。
初めまして。
くらしのFP&あんしん相続クリニックの北山と申します。
介護問題は間違いなく、今後ますます社会問題化していくと思います。
ご質問の介護費用ですが、以下のようになります。
●在宅での介護
①介護の初期費用
まずは、介護に必要な設備や福祉用具の準備が必要です。
それには、平均で242万円の初期費用がかかるといわれています。
(参考元:生命保険文化センター「平成30年度 生命保険に関する全国実態調
査」)
・段差を解消するバリアフリーへのリフォーム
・ポータブルトイレや入浴用品など、福祉用具の購入 など
②毎月の介護費用
平均で約7~8万円といわれています(参考元:生命保険文化センター「平成30年
度 生命保険に関する全国実態調査」)
・介護サービス利用料
(デイケア・デイサービスやホームヘルパーの利用など)
・介護サービス以外の費用
(おむつ代や介護リフォーム代など)
介護生活がどのくらいの期間続くのかは、人によって異なりますが、
さくらさんの考えておられるように3年間の介護が続いた場合は、
7万円×12ヶ月×3年=252万円となります。
①と②の費用を合計すると、毎月かかる費用に加えて、住宅改造や介護用品の
購入などの初期費用がかかることも想定すると、在宅介護の場合、約494万円の
費用がかかるということになります。
しかし、ご両親お二人の介護となりますと、在宅での介護は困難かと思います。
そこで、以下の場合の費用をみてみましょう。
●有料老人ホーム
有料老人ホームには「介護付」「住宅型」「健康型」の3種類があります。
入居一時金は、約500万円といわれています。
月額料金は、家賃や食費を含めると、平均して10〜30万円ほどとなっています。
(参考元:生命保険文化センター「介護保障ガイド 2017年11月改訂」)
●特別養護老人ホーム
特別有料老人ホームは、入居には一定の条件(原則として「要介護3」以上)が
設けられ、待機待ちの人も多くいます。
入居一時金は必要なく、月額は7~15万円ほどのようです。
●サービス付き高齢者向け住宅
高齢者に向けてバリアフリーに対応している賃貸住宅が、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住=”さこじゅう”と読みます)です。
入居一時金は0〜数百万円と、施設によって大きく違います。
月額は、家賃や管理費を含めて15~20万円ほどです。
また、外部の介護サービスを利用することになるため、要介護度が上がると
対応できない場合もあります。
以上、介護費用について述べてきましたが、実態としての介護期間をみますと、
おおよそですが、4~10年未満が30%、10年以上が16%、3~4年未満が15%、
2~3年未満が14%、となっています。(参考元:生命保険文化センター「平成30年
度 生命保険に関する全国実態調査」)
以上、参考になりましたら幸いです。
2020.08.16
+ 全文を見る
さくら様
他で回答しました、ブレイン・トータル・プランナーの舘野(CFP)です。
老人ホーム、介護施設には「介護付き有料老人ホーム」「特別養護老人ホーム」「サービス付き高齢者向け住宅」などさまざまな種類があります。
民間施設であれば入居一時金も高額な施設もあり、資金に合わせて検討することとなります。
年金だけで費用負担を抑えるのであれば、特別養護老人ホームの選択となるかも知れませんが、空き待ちの状態でありすぐに入居できるとは限りません。
従いまして、民間施設に入居することを想定してある程度の貯金は必要となります。
将来に向けて心配であれば、地元の役所の介護保険課でご質問なされれば、近況は把握できると思います。
備えあれば憂いなしですね。
他で回答しました、ブレイン・トータル・プランナーの舘野(CFP)です。
老人ホーム、介護施設には「介護付き有料老人ホーム」「特別養護老人ホーム」「サービス付き高齢者向け住宅」などさまざまな種類があります。
民間施設であれば入居一時金も高額な施設もあり、資金に合わせて検討することとなります。
年金だけで費用負担を抑えるのであれば、特別養護老人ホームの選択となるかも知れませんが、空き待ちの状態でありすぐに入居できるとは限りません。
従いまして、民間施設に入居することを想定してある程度の貯金は必要となります。
将来に向けて心配であれば、地元の役所の介護保険課でご質問なされれば、近況は把握できると思います。
備えあれば憂いなしですね。
+ 全文を見る
やはり在宅での介護は1人500万円くらいはかかるということですね。
特別養護老人ホームに入居できれば安く費用を抑えれますが
有料老人ホームだと費用が掛かりますね。
親はサービス付き高齢者向け住宅に入居することはないと思うのですが
ショートステイなどは利用するかもしれません。