日銀の政策について

池太郎(神奈川県)

解決済み 2013年04月06日
今、日銀は、銀行から国債を買って銀行にマネーを流入してますよね。今、ファイナンシャルプランナーの勉強をしているのですが、市場が潤って、金利が下がる(買いオペレーション)と習いました。しかし、今、住宅ローン金利が上がるのではないかとも言われています。あべこべの気がするのですが・・・。円安はガソリンが高くなり外国にお金が出ていき足りなくなり金利が上昇するともならいました。買いオペレーションをしているのに金利が上がり、しかも円安ってさっぱり意味がわからなくなりました。どう理解したらいいのでしょうか。わかりやすく教えて貰えませんか?宜しくお願い致します。

No.941

質問者からのメッセージ

2013.04.20

池太郎です。有り難う御座いました。

回答 1件

伊藤  誠 ファイナンシャルプランナー
所属:株式会社FP知恵の木

市場が潤って、金利が下がる
これは比較的短期的な話ですね。
銀行はお金をほしい時には、金利を高くして、我々からお金を集めようとします。
逆にお金がほしくない時には、預けてほしくないので、金利を下げます。
今回、日銀は、銀行から国債を買って銀行にマネーを流入してますので、銀行はお金がほしくない状況になり、金利が下がります。


次に、その後どうなるか
お金の行き場がなくなり、お金は株などの投資資金に回ったり、会社の設備投資に回ります。
正確に言うと、株などの投資資金に回ったり、会社の設備投資に回してもらいたいのです。
これにより、株価が上昇し、景気が良くなり、物価が上がります。
(現在のアベノミクスで狙っているシナリオ)
こうなると、今度は物価が上がりすぎないように金利を上げて、日銀が資金を集めようとします。
これが住宅ローン金利が上がるという中期的な話です。
が、住宅ローンの返済期間は長いので、今のうちに、金利上昇の準備をしましょう、という事です。

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