新たな土地+家を購入する金額について
かりん(愛知県)
解決済み 2011年06月07日初めて質問させて頂きます。
宜しくお願いします。
2人とも40代の夫婦です。
夫は会社員(年収900万)、私は専業主婦です。
現在の貯蓄額は5千万くらいです。
(先日、家を売却した分を含め)
毎年の貯金は少ない年でも400万以上はしています。
ただ最近、主人の体調が悪い為、例えば3年以内に退職する事も視野に含めたライフプランを考えた方が良いように思えてきた為、相談させて頂きました。(一度も転職しておりませんので退職金は出ると考えて)
家については、買主さんの意向を尊重して早々に賃貸マンションに引越してきてしまった為、私は1年半以内には新たな土地を探してこだわりのマイホームを建てたいのですが、主人は冗談半分で2人だからここで充分と言ったりしています。
この様な状態の我が家ですが、今後、家を建てる前提で考えた時、土地+家でいくらまで使ってよいと考えるべきでしょうか?
主人が古い考えの人間でローンを大変嫌う為、キャッシュで支払える範囲でしかありえないというのもまた面倒なのですが・・・。
貯蓄が何億もあればそれ程迷う事もないのかもしれませんが、それ程もありませんので迷っているところです。
良きアドバイスを下さいます様、宜しくお願い致します。
No.511
回答 2件
かりん 様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
ご質問の件、気になったのが、ご主人さんの体調が悪く
例えば3年以内に退職する事も視野に入れているというくだりです。
退職後、他の職場を探される場合も、体調の回復を優先し、
年収は、下がることを想定しているものと拝察しました。
もし今、土地+家を購入されるのであれば、今の年収ベースで
考えない方が無難かもしれません。
現状として、不確定要素が多く、予算が組みにくいのは事実なので、
ご主人さんの賃貸マンションで暮らすというアイデアも
あながち冗談とはいえないと思いますよ。
もっとも、その場合も、こだわりのマイホームを永遠にあきらめましょう、
と言っているのではありません。
例えば、ひとつのアイデアですが、
イメージされているようなこだわりのマイホームを
ほぼ先の見通しがみえる15年後に購入するというシナリオはいかがでしょうか。
一生涯住めるようなお家です。
それだと、その間、家賃がもったいない、と思われるかもしれませんが、
金融資産で運用することを考えれば、カバーも可能です。
それに、日本の人口は、今、減少を始めていますので、理屈の上では、
15年後には、もっと地価が下がっている可能性もあります。
(但し、インフレは考慮せず)
例えば、5千万円を15年計画で運用、その間、年3.5%で複利運用をしたのと
同じ成果を得られたとした場合は、税金・手数料は考慮せず、
15年後に、8千万円を超える計算です。
もしこの成果が得られれば、老後資金3千万円、住宅資金5千万円といった
割り振りも可能で、さらに老後資金3千万円を運用していくことも可能です。
なお、購入、運用いずれにしても、リスクのある話ですから、
実際には、もう少しご相談の背景を伺いつつ、トータル的に打ち合わせられると
よいと思います。
ご参考になれば幸いです。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
ご質問の件、気になったのが、ご主人さんの体調が悪く
例えば3年以内に退職する事も視野に入れているというくだりです。
退職後、他の職場を探される場合も、体調の回復を優先し、
年収は、下がることを想定しているものと拝察しました。
もし今、土地+家を購入されるのであれば、今の年収ベースで
考えない方が無難かもしれません。
現状として、不確定要素が多く、予算が組みにくいのは事実なので、
ご主人さんの賃貸マンションで暮らすというアイデアも
あながち冗談とはいえないと思いますよ。
もっとも、その場合も、こだわりのマイホームを永遠にあきらめましょう、
と言っているのではありません。
例えば、ひとつのアイデアですが、
イメージされているようなこだわりのマイホームを
ほぼ先の見通しがみえる15年後に購入するというシナリオはいかがでしょうか。
一生涯住めるようなお家です。
それだと、その間、家賃がもったいない、と思われるかもしれませんが、
金融資産で運用することを考えれば、カバーも可能です。
それに、日本の人口は、今、減少を始めていますので、理屈の上では、
15年後には、もっと地価が下がっている可能性もあります。
(但し、インフレは考慮せず)
例えば、5千万円を15年計画で運用、その間、年3.5%で複利運用をしたのと
同じ成果を得られたとした場合は、税金・手数料は考慮せず、
15年後に、8千万円を超える計算です。
もしこの成果が得られれば、老後資金3千万円、住宅資金5千万円といった
割り振りも可能で、さらに老後資金3千万円を運用していくことも可能です。
なお、購入、運用いずれにしても、リスクのある話ですから、
実際には、もう少しご相談の背景を伺いつつ、トータル的に打ち合わせられると
よいと思います。
ご参考になれば幸いです。
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43歳で退職されたとします。
退職金が1千万として、43歳の貯蓄額が7千万とします。
65歳から年金受給とすると22年間無収入になった場合。
1年間で400万円生活費として必要と考えると、400万円×22年間=8800万円となります。
もうおわかりのように、43歳で退職して無収入になると、65歳までにお金が枯渇しまうでしょう。
退職後の収入について、どう予定するかにより購入できる住宅の金額がまったく異なります。
何歳で退職して、その後収入がどうなるかを想定してから、こだわりのマイホームを計画されることをおすすめします。
退職金が1千万として、43歳の貯蓄額が7千万とします。
65歳から年金受給とすると22年間無収入になった場合。
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もうおわかりのように、43歳で退職して無収入になると、65歳までにお金が枯渇しまうでしょう。
退職後の収入について、どう予定するかにより購入できる住宅の金額がまったく異なります。
何歳で退職して、その後収入がどうなるかを想定してから、こだわりのマイホームを計画されることをおすすめします。
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