親は元公務員で老齢基礎年金の受給は受けていましたが老齢厚生年金は受け取っていませんでした

原田(大分県)

解決済み 2022年08月09日
基礎年金を受け取っていたら老齢厚生年金は上乗せされる事を最近知ったんですが、厚生年金の手続きは基礎年金の手続きとは別に手続きしないと上乗せされないと思っていたのですが基礎年金に厚生年金を上乗せされるのは会社員と公務員と知りました。父は公務員だったので上乗せされるはずなんですが、基礎年金だけしかもらってなかったんです。基礎年金の手続きする時って年金機構から手続きの用紙?はがき?が届くんですよね?公務員は基礎年金と厚生年金の手続き用の用紙かはがきが届くんじゃないですか?手続きできていたのに上乗せされなかったっておかしいと思うんですけど。父が亡くなって年金停止手続きするために年金事務所に提出した時に厚生年金の何年分かは言わなかったのですが何年分か時効になってると言われてなぜ時効になったのかは何も言わなかったんですが、時効と言われたら受け入れるしかなくてすぐ調べたら年金の手続きしなかったら時効になると書いてあったので老齢基礎年金と厚生年金は別々に手続きしないといけないんだと思っていたのですが、上乗せされるということは基礎年金の手続と厚生年金の手続きは一緒にする?と疑問に思ったんですが。長くなりましたけど聞きたいのは基礎年金と厚生年金は別々に手続きしないと上乗せされないのかどうかを知りたいです。よろしくお願いします。

No.1413

回答 1件

舘野 光広 ファイナンシャルプランナー
所属:FP事務所ブレイン・トータル・プランナー
エリア: 埼玉県 本庄市

原田様

公認FPのFP事務所ブレイン・トータル・プランナーの舘野です。

ご質問ありがとうございます。
老齢年金を受け取る権利(受給権)ができた時でも、自動的に始まるものではありません。従いまして、老齢年金を受け取るためには、年金の請求手続きが必要です。
但し、お父様は老齢基礎年金は受給されていたとのことですから、年金の請求手続きは基礎年金だけ完了していると判断します。

以下の点がポイントですが、請求時の返送通知書には請求の選択がいくつかあり、一般的な基礎年金と厚生年金を同時に請求していないケースが考えられます。

つまり、厚生年金が受給出来ていなかったことを考えますと、請求時に厚生年金だけ「繰り下げ手続き」をしていることが考えられます。
繰り下げ手続き後も、支給開始時には厚生年金の請求手続きが必要となりますから、未請求のままでお亡くなりになってしまったかも知れません(断言は出来ません)。

続いて時効の件ですが、年金の請求をせず、年金を受けられるようになったときから5年を過ぎると、法律に基づき、5年を過ぎた分の年金については時効により受け取れなくなる場合がありますので、年金事務所は、本人でないこともあり「時効の援用」をしなかったのではないでしょうか。

詳細は、お父様に送達されている年金通知を確認されれば明らかになります。

他に疑問点があれば「メッセージボード」をお使いなられれば詳細に回答が可能になります。

良い一日をお過ごしください。

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