繰り上げ返済前に要チェック!今後必要になるお金は足りるのか、借り換えとの比較をしてますか?
2018.12.01
こんにちは。
千葉のファイナンシャルプランナー海老原です。
冬ボーナスを原資に、年明けに住宅ローンの繰り上げ返済を考えている人がいます。
逆に、非正規雇用など今後の収入ダウンに備えて繰り上げ返済をためらう人もいるかもしれません。
繰り上げ返済は、早く実行するほど利息軽減効果が高いもの。
とはいえ、教育費や老後資金を考えると、むやみに預貯金は減らせませんよね!
「今だったら、いったいどれくらい手元のお金を減らしてよいか?」
漠然と考えているだけでは行動に移せません。
ちょっと手を動かして、我が家のリスクを見積もってみませんか?
たとえば・・・
- 今仕事がなくなってしまったら、再就職までにどれくらい生活費が必要か
- ボーナスや給与が来年減ってしまったらどうか
- 子どもが来年高校入学であれば、私立進学でいくらかかるのか
ざっくりした数字でいいので、具体的に<今後必要なお金を想定>しましょう。
- 必要な生活費は半年か?1年か?
- ボーナス額が変動しそうなら、ボーナスなしで生活が成り立つか?返済できるか?
- 私立入学初年度の費用に通学定期や体操服などの費用を計算!
- 病気やけが、臨時支出として給与何ヶ月分残そうか
こうしたことを踏まえて手元に残すお金を決めます。
その残りが、今回の<住宅ローン見直しに使えるお金>ということになります。
借り入れた年が5年10年前であれば意外な落とし穴も・・・
その資金で住宅ローンを借り換えしたほうが得かもしれません。
ぜひ借り換えも検討してくださいね。
繰り上げ返済より長い目で見てお得かもしれませんので・・・
住宅ローン借り換えメリットはいくら?
住宅ローンシミュレーターの使い方もお教えしています。
この記事を書いた専門家
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海老原 政子
エムプランニング(海老原 政子)
12 1 緑区おゆみ野南
- 得意分野
- 家計改善、生命保険の見直し、住宅購入前相談、住宅ローン借り換え相談