生命保険をできるだけ掛けない工夫をしましょう

2018.03.10

FPサテライトの町田萌です。


日本人の保険加入率は9割近くに及び、多くの方が保険に加入しています。

しかし、生命保険に加入する必要がない人もたくさんいます。


公的社会保険



なぜ、民間の保険が必要ないのか


実は、万が一のとき、公的な社会保障で十分に賄われるケースが多いのです。


自営業の方などは国民年金、会社員の方は厚生年金に加入しています。

公的な年金は、老齢年金(老後の年金)しかないと思われがちですが、その他に
死亡保障に相当する遺族年金、
高度障害に相当する障害年金もあります。

また、医療保障は国民健康保険が充実しています。
国民健康保険の高額療養費制度を利用すれば、自己負担の医療費はかなり抑えられます。

これらの公的社会保障があることを加味した上で、保険を考えなければなりません。

結婚したから、
子どもができたから、
とりあえず民間の保険に加入しよう。

そう考える方も多いですが、もっとよく考えて判断する必要があります。

保険加入ありきで考えているのは日本くらいで、世界ではいかに保険を掛けないように工夫をするかという流れになっています。



実際に保険加入を考えたときはどうすればよいか


上記のように、日本には充実した公的社会保障がありますので、
まずは、今自分が加入している公的社会保障を確認しましょう。

そこで、公的社会保障で足りない部分だけ民間の保険で補うようにします。


会社員の方は社会保険料が給与天引きなので、公的社会保険の負担を感じにくいですが、既に十分な保険料を支払っています。
そこに民間の保険料も支払っているとなると、かなりの負担になります。

家庭のリスク管理は、ただ民間の保険を掛ければいいというわけではありません。
保険に入っていないのであれば、いかに保険に加入しないでリスクに備えるのかを考えればよいのです。

リスクに備えるものであるはずの保険が、家計費を圧迫してリスクを増大させてしまっては本末転倒です。

自分が万が一のときにどのような備えが必要であるのか、冷静に考えてみましょう。


 


FPサテライトの強み


ファイナンシャルプランナー事務所、FPサテライトは、保険の販売を行なわず、中立な立場でプランニングしています。
一人ひとりのリスクを冷静に分析し、必要な備えを中立的な立場からご提案します。


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