お金と健康の意外な関係

2017.05.22

ファイナンシャルプランナーの下田幸彦です。  


突然ですが、あなたは家計簿をつけていますか?


家計簿をつけた事はあるけど長続きしなかった経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか?


結婚、出産育児、子供の進学資金、マイホーム、自分たちの老後など人生には大きな出費の山場が何度か出てきます。


そのためにも計画的な資産形成が重要になってきています。


あなたが毎月の収支をだいたい把握していても、思ったように貯蓄が増えないなら以下のことに気をつけてみてください。


イベント大国ニッポン!


日本は年間通してイベントが多い国です。お正月、バレンタインデー、ホワイトデー、ひな祭りなど、毎月のように楽しいイベントや行事があります。最近ではイースターのイベントまで出始めました。


毎月何かしらのイベントがあってお金を使う予定なら、毎月の支出の中にイベント費として予算を確保する必要があります。


 


家計管理4つのポイント


このような状況の中、計画的な貯蓄をするために、家計簿初心者でも気軽にできる家計管理のポイントを4つお伝えします。


1.毎月の支出を固定支出と変動支出にわける


毎月の支出には支払う金額が決まっている固定費と、使う分だけお金がかかる変動費があります。固定費の代表例は家賃、通信料、保険料など。変動費は食費や光熱費、交際費などが挙げられます。


2.まずは固定費の無駄をチェック


家計管理の第一歩は支出をカットしても精神的な負担が少ない項目からスリム化すること。これが秘訣です。


例えばスマホ料金を大手通信会社から格安SIMへ切り替える、住宅ローンを金利の安い銀行へ借り替える、保険を必要なものだけに絞るなどが固定費削減の方法です。


3.手帳やスマホを利用して日々の支出を賢く記録


固定費の無駄を見直したら、次は変動費をチェックしましょう。役に立つのがスマホの家計簿アプリ。面倒な記録や集計が電卓をたたかずとも手軽に行えます。最近では銀行口座との連携機能もあり、残高や取引履歴をいつでも確認することができます。


スマホ操作が苦手な方はいつも使う手帳に記録するだけでもOKです。何にいくら使ったかを書き込むだけ。


大切なのは記録を日々の習慣にすることなので、いつでも気軽に取り出せて記録できる方法が大切です。その場で記録ができない時は忘れずレシートをもらいましょう。


4.毎月の支出のほかにイベント支出、年に一度の支出、数年に一度の支出への備えも忘れずに


最初のほうでお伝えしたとおり、 日本はイベント大国です。思いつく限りの支出のほかにイベント費用として5000円~1万円くらいの予備費用を考えておきましょう。


毎月のイベント費だけでなく、自動車税などの年に一度の支出や、車検費用などの数年に一度の支出への備えも忘れずに。


まとめ


成功する家計管理のコツはストレスにならない範囲で無理せず自分のペースでコツコツ続けること。


こうして見るとお金の管理はダイエットや健康管理に似ていますね。

この記事を書いた専門家

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